懲り懲りです
誤字脱字など読みにくいこともあると思いますが、よろしくお願いします。
誤字報告とても助かっています。ありがとうございます。
救助には紅蓮の剣の皆も参加してくれていたらしい。
「ソフィアちゃん、無事で良かった」
あとからきたリジーさんが私を抱きしめる。
お父さんに促されて外に出ると、すっかり夜になっていた。
「皆無事で良かったです。ここにいた犯人は皆捕まえたので、これから取り調べを行います。ご協力感謝します」
「はいよろしくお願いします」
父と警備隊の人が話している中、わたしはクロエ様に抱きしめられた。
「ソフィア!みんなを助けてくれてありがとう」
「お互い様だよ。クロエ様がいたから私も助かったんだよ」
「私からも礼を言おう。ソフィア、クロエを助けてくれてありがとう」
おお、こちらがクロエ様のお兄様。
想像以上のイケメンだ。
「こちらこそ、クロエ様には助けていただきました」
クロエ様兄は私を撫でて、
「モントン家は受けた恩は忘れない。何か困ったことがあればいつでも頼ってくれ」
と言ってくれた。
「また必ず会いましょう、ソフィア!」
「うん、必ず。元気でね、クロエ」
他の皆も親が迎えにきたようで感動の再会を果たしたあと、それぞれに帰って行った。
そして…さすがに疲れた。
父は滞在を1日伸ばしてくれたので、明日1日は休んで体力を回復しよう。
「ソフィア、こっちにおいで」
父が呼ぶ方に行くと、プラチナブロンドの少年とその父らしい男性が立っていた。
「こちらは冒険者のシドさんと、息子のシエル君だ。今回こんなに早くソフィアを見つけられたのは、シエル君が攫われたソフィアを目撃して、探知魔法をつけてくれたからだ」
あの背中の光か。
そんな一瞬で探知魔法を付けられたとは。
グッジョブ、シエル君。
「シエル君、助けてくれてありがとう」
シエル君は真っ赤になった。
「うん、良かった」
かわいい。
「シエル、真っ赤だぞ」
シエル君のお父さんがからかう。
「うるせえ!オヤジ!」
なんにせよ、今回の誘拐も無事怪我もなく助かって良かった。
しかしさすがにもう誘拐は懲り懲りだ。
その頃…。
女神フォンテーヌは一つの決意を固めていた。
「上位天使の皆さん、集まってください」
何事が始まるのかとゾロゾロと集まった上位天使達に向かって女神は告げた。
「皆、我らが愛子ソフィアのことは知っていますね。そのソフィアが3回目の誘拐にあいました」
天使達からざわめきがおこる。
「ソフィアはスキルも持っていない人間です。もしも可愛いソフィアに何かあったらと思うと心配で耐えられません」
うんうんと天使たちも頷く。
「そこで、上級天使の中から1人だけ、人間のふりをしてソフィアのそばでソフィアを守ってもらいたいのです」
天使たちはざわめいた。
「誰かソフィアのそばに行ってくれる人はいますか?」
その問いにほぼ全員と言える人数が手を挙げた。
「私にお任せください」
「いや、私の方がソフィア様を守れる」
それを見た女神フォンテーヌは、
「では手を挙げたものの中で1番強い者に頼みましょう。ガブリエル」
「はい、女神フォンティーヌ様」
1人の天使が前に出る。
「命じます。目立たないように人間のふりをしながらソフィアを守りなさい。決してソフィアのやりたいことを邪魔せずに」
「おお、ソフィア様の側に行く事ができるとは、なんたる幸せ」
ガブリエルは恍惚の表情を浮かべた。
「ソフィアの言うことをちゃんと聞くのですよ。ソフィアや家族に嫌われないように」
「かしこまりました。命に変えてもソフィア様をお守りします」
そして上級天使の中でも飛び抜けて強い数人の大天使の1人、ガブリエルは地上を目指した。
読んでいただきましてありがとうございました。
感想のお返事返せないことが多いですが、必ず読んでます。
引き続き次回もお読みいただけると嬉しいです。
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