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異世界転移

持っている能力は、最近ありがちの能力です


「…と言うわけじゃ。わかったかの?」

「いやいや、今の話を一瞬で理解しろって無理があるよな?」

「やれやれ。ではもう一度説明するかの」


今、俺は神様に今後について聞いている。…まあ、神様と会っているなんて言っても、お前頭大丈夫か?という反応になるのは当然だ


でも、さっきまでの俺の状況を考えてほしい。謎の魔法のような理不尽な技、そして俺は既に死んでしまった。今の俺は死後なのだ。死後の世界なら神に出会うのも不思議ではない…筈


あ、ついでに言っておくと、女神ではなく爺さんだぞ。…別に残念じゃないからな


「今一度お主の状況を確認するぞ。まず、世界は1つではなく、複数あるのじゃ。並行世界のようなものと考えれば良いの」


まあ、別の世界の有無については、可能性はあると思っていたのでまだ理解できる


「先程の2人の男…あれは他世界、異世界の住人なのじゃ」

「異世界の住人って全員が全員あんなにヤバい奴らなのか?単数で兵器並みの戦力だったんだが…」


あんなのがうじゃうじゃいる人外魔境なのか?異世界って


「そんなわけないじゃろう。あれは魔王の配下、それも幹部級の強さの者じゃ。」


魔王ってゲームとかによく出てくるあの?魔物とか、魔族の王っていう設定が多いけど…


「あっておるのじゃ。その、異世界の人類の敵が、何故かお主がいた最上位世界に飛ばされてあったのじゃ」

「ん?最上位世界?」

「幾つもある世界にも、ランク付けがあっての。中でも、お主達の世界は格別じゃ」

「俺たちの世界には、あんな強さを持つ化け物なんていないんだけど?」

「それは才能が開花しておらぬだけじゃ。本来の力がでれば、魔族如きには遅れを取らぬ筈じゃ」


へぇ…俺たちの世界がそんなに凄いとは思ってなかった。まあ、死んだんだったら意味無いんだけどな


「そんな事はないぞ。お主には、異世界転移と言うものをしてもらうからの」

「…何を考えている?そんな事しても神達に得はないだろ?」


普通なら喜ぶかもしれないが、そんな事しても得はないはずだから、碌でもない事だろうが…


「そう警戒せんでよい。実は、異世界と関わると、その影響で輪廻転生を正常に行えなくなるのじゃ。だから、その世界に行く事で収まるようにするのじゃ」

「まあ、理由はわかった。でも、そのまま行っても簡単に死ぬ事ぐらいわかってるぞ?」


あの男が異常な強さだとしても、さっきのワード的に、魔物とかいるらしいからな


「勿論、特典を付けて転移させるぞい。但し、本人の才能の枠を埋めるだけだから、強くなるから自分次第じゃがのう」


安心した。特典でもないと生きていける気がしないからな…面白くなってきた


「よし、そうと決まったら速く転移させてくれ」

「そう焦るでない…特典を決めるから、欲しいものを想像するのじゃ。可能なら付けてやろう」


えー…魔法がある世界なら、魔法適性を高くするとか?他にも経験値2倍とか…あ、いっそこの特典習得欄ごと貰えないかな


《スキル管理 異世界人版を習得いたしました》


思ったより簡単にできた


「なんじゃ!?勝手に特典を習得しよった…しかもスキル管理とは…規格外かの?」


いえいえ、そんな事はないですよ。ついでにスキル管理を試してみる


現在のSPスキルポイント30


どうやらこのSPと言うものを消費して能力を得る事が出来るようだ。スキル管理を取得してから残り30って結構あるよね?俺才能あるよね?…馬鹿なことしてないで、俺に合いそうな能力を探そうか


1番上に、オススメ!と強調している1つのスキルを見つけた


???SP30

???に、今ならなんと鑑定、従魔魔法が付いてくる!〜お一人様限定!〜


…買うっきゃないっしょ!鑑定って物の効果見たり出来るあれだよね?従魔魔法ってドラ◯エでいうス◯ウトみたいなやつでしょ?肝心の1つはなんだ?


《強奪付加》LV1

・能力やステータスを奪う事が出来る。

・LV1現在は、生きているものを、触れている場合のみ少しずつ奪える

・スキル、ステータスを付加する事が出来る


あー…チートなやつだ。しかも、最近のラノベこういう系のやつ多いような…


称号『強奪者』


不名誉だな…まだ何もしてないぞ?


「神〜。SPって普通ならどれぐらいあるんだ?」

「本来なら2〜3じゃ。勇者というものが10〜15稀に持っているくらいじゃな」


え、2〜3?差があり過ぎじゃないか?自分の才能の面でも驚いたが、勇者の強さの所以のスキルを遥かに凌駕するコストを持つ『強奪者』は、どれだけの可能性を秘めているのだろうか…


「能力は入手できたようじゃな、それじゃあ転移するぞい」

「なるべく安全な所に転移させてくれよ?」


最初は、スキルの使い方に戸惑うだろうし、奪う前から強い訳がない。

「頑張ってみるが…ランダムなんじゃがのぅ…」

「え?」

「それでは、異世界 アスグランデに一名様入るぞーい」


急に下に穴ができて、あたらめて目の前に立っている人が神だということを実感した。……落ちながら


「落とすのかよーーー!」


…あ、また死んだかも




如何でしたでしょうか?強奪付加に関しては、最近の小説にありがちなので、ある程度かぶるかもしれません。また、物語の方針についても殆ど決めてないので、コメントいただけると嬉しいです。では、次回から本格的な異世界生活になるので、是非見てください!

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