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Wing Fighter Ν  作者: 屋久堂義尊
episode13 苦戦
39/69

第三幕

 勝沼は走った。感じるのだ、プレデターが現れるという事が。それは、首から下げているエメラルドグリーンの菱形のネックレスが、心臓の鼓動のように波打っている事からも分かった。勝沼は、山の開けた所に出ると、首から下げたそのアクセサリーを握り締めた。

「変身!」

 勝沼の叫びと共に、エメラルドグリーンの光が一気に溢れ出し、彼を囲った。勝沼は光の粒子に分解されて、分厚い雲の向こう側に上昇して行ったのだった。


「また深夜の出撃か」

 藤木が憂鬱そうにプロテクターをはめた。

「だけれども、今度の出撃は少しおかしい」

 五藤が述べた。

「俺もそう感じる」

 宮本が同意した。

 何がおかしいか戸ヶ崎は分かっていた。今までのメサイアの出撃は、プレデターを捉えてからの出撃だった。だが今回は、プレデターはまだ検出されていない。戸ヶ崎が最初それを聞いた時、訓練の一環ではないかとすら感じた程だ。だが、出撃体勢が整ったブリーフィングルームに駆けて来た本郷の言葉は嘘のようで嘘では無かった。

「今回は、先手を打った」

 本郷が述べたのはその一言だった。

「プレデターの出現を遂にメサイアは感知する事が出来るようになったのですか?」

 木元が聞く。他の隊員達もそれを聞いた本郷が、どのように返して来るかを期待して待っていた。本郷は咳払いを一つすると、簡単に話した。

「まだ機密事項だが、メサイアはやがてプレデターの出現を完全に把握出来るようになるであろう。今回はそのテスト段階だと思え。木元隊員はクロウ1、宮本副隊長、藤木隊員はクロウ2、五藤隊員、戸ヶ崎隊員はクロウ3で出撃。目標を市街地から遠ざけて、殲滅せよ」

「了解!」

 戸ヶ崎達は、イグニヴォマをそれぞれ抱え、ハンガーへ走った。

「戸ヶ崎隊員」

「何ですか、五藤隊員?」

「今回は私がガンナーをやるわ」

「え? でも……」

「たまには気分転換も必要よ。分かったわね?」

「はい」

 戸ヶ崎は走りながら思った。メサイアはあの金澤みのりを利用したのではないか? 彼女はもうメサイアに取り込まれてしまって、メサイアの一戦力になっているのではないか?

 そう思うと、少し遣る瀬無い気持ちになった。

「クロウ1、オールクリア!」

 クロウ1が垂直離陸した。

「クロウ3、オールグリーン!」

 戸ヶ崎が号令を出し、ハリアーMK9は空へと浮かび上がった。

「クロウ2、宮本秀二、藤木武、出撃します!」

 三機のハリアーは東へ向けて速度を上げるのだった。


 西湖の人々は湖から何か巨大な影が飛び出した事に気が付く事は殆ど無かった。だがそれが着地し、周囲に振動を伝わらせると、一気に自分達の身に危機が訪れた事を感じた。ねばねばの粘液が電線に重く垂れて圧し掛かり、家々を押し潰していた。そのプレデターは、どう見てもFANKRAだった。

 FANKRAは、何度も何度もジャンプして、鳴沢へ侵入した。車を触手で掴むと、中で先程まで愛の掛け合いをしていたカップルを、手始めに捕食した。肉の引き千切られる音と骨の砕かれる音がして、スクラップになった車が吐き出された。

 そこに、青白い光が通過して、プレデターの頭部を直撃した。火花が飛び散る。

「目標捕捉! 本当にいた!」

 先頭を進む木元が叫んだ。

「あれはどう見てもFANKRAです」

 藤木が本郷に報告する。

「二体目が現れたという事なのか?」

 宮本が問う。

「いえ、以前の物と全く同じパルスパターンです。同一の個体でしょう」

「じゃあ、奴がまだ生きていたという訳か?」

「恐らく爆撃の瞬間時空位相を移動したのだと考えられます」

 藤木が冷静に解説をする。

「だったらまた爆撃してやりましょう」

 木元の鼻息は荒い。

「その作戦で行く。ミサイルはジャベリンを除いて使うな。エネルギー爆弾で粉砕する」

「了解、副隊長!」

 戸ヶ崎は機体の速度を落とすと、FANKRAの背後に周った。五藤がトリガーを引く。ジャベリンが両脇のミサイルポッドから放たれて、FANKRAの頭を胴体を直撃し、貫通して民家へ落ちた。

"WOOOOOOOOOOOOOOO!!"

 FANKRAがおぞましい悲鳴を上げる。そこを木元のクロウ1がメーザーバルカンで攻撃。FANKRAの身体が細かく沸騰して爆発した。

「良いぞ、効いている」

 五藤が更にジャベリンを放つ。だが今度の二発は、FANKRAの目からの黒色光線で弾き返された。

「戸ヶ崎隊員、背後を取って!」

「了解です」

 戸ヶ崎は機体側面のバーニアを吹かして、FANKRAと一定の距離を保ちながら移動した。

「良し、この一撃で更にダメージを与えてやる!」

 五藤がトリガーを引いた瞬間、紫色の光弾がジャベリンを撃墜した。

「ちい!」

「長峰か?」

 戸ヶ崎と五藤は同時に自分達の機体の上に紫色の光が集まるのを見た。Ξが翼を広げて、舞い降りて来た。

「副隊長、Ξ検出!」

「戸ヶ崎、逃げ切れ!」

「了解!」

 Ξは手から光弾を連続発射して、クロウ3を追撃し出した。クロウ3は、軽快に飛び回ると、何とか攻撃を避け続けた。しかし、落とされるのは時間の問題だ。

「止むを得ない。戸ヶ崎隊員、一旦作戦ポイントから離脱、回避行動に専念せよ」

「了解です、五藤隊員」

 戸ヶ崎は、機体のアフターバーナーをフルスロットルで入れて、雲海の上へと逃げた。月が煌めくその大空で、戸ヶ崎は見た。こちら側に猛スピードで接近するエメラルドグリーンの光の粒子を。それは徐々に人の形を取って、雲の下へ降下した。

「勝沼さん……」

 戸ヶ崎は、機体を宙返りさせると、そのまま一気に作戦ポイントに復帰しようと試みた。

 地上では、Νが軟着陸して、翅を格納。Ξの方を向いた。

「良し、巨人同士は巨人同士でやらせて置け。我々はFANKRAを処理する」

 宮本が命じる。

 ΝとΞは、お互いに掴み合った。先に仕掛けたのはΞだった。ΞはΝの身体を掴んだまま、自分の身体に紫色の電流を流した。それはΝの身体に伝わり、Νは悶え苦しんだ。ΝはΞとの距離を取る為、Ξの胸元に右足を持って来ると、思い切り蹴り飛ばした。Ξはよろめき、後ろへ下がる。その間にΞの身体から溢れた電撃が大地を焦がした。Ξは、Νの前へと瞬間移動して、Νの鳩尾へ右ストレートを炸裂させた。インパクトの瞬間、Νの腹部から火花が散った。Νは倒れてしまう。Ξは、そのΝの右足を掴むと、そのままΝを持ち上げて、地面に叩き付けた。Νは、苦しみもがいた。ΞはそのΝの身体を踏みつけた。しかし次はΝの番だった。ΝはΞの脚を払い除けた。倒れるΞ。Νは連続して手から赤い光弾を放ち、Ξを撃った。Ξは光弾の当たった箇所を押さえて立ち上がった。

「戦うって良いね、竜ちゃん」

 Ξの眼が真っ赤に染まる。

「深雪ちゃんでもやって良い事と悪い事が有る!」

「お説教は、死んでからのお楽しみにしてね」

 Ξが両腕を空高く掲げた。ダークネスレイを放とうというのだ。Νも負けずに、両腕を思い切り広げて掌と掌の間に紅いエネルギー光球を作り出した。クァンタムバーストだ。同時に放たれる両者の最強必殺技は互いに相殺し、大きな爆発を引き起こした。爆風は、FANKRAの身体を焼き、クロウ1、クロウ2の両機を吹き飛ばした。

「計器にトラブル発生、一時戦線より離脱します!」

 木元のクロウ1が、一気に低空飛行で戦場から離れて行った。

「こちらクロウ2、エネルギー爆弾の発射源がやられました。これより攻撃を、プロメテウスカノンに切り替えます」

 クロウ2から宮本が報告した。クロウ2は機体下部の装甲が剥がれている。

「ちい、奴を逃がすな!」

「了解です。突貫します!」

 雲海を突き抜けたクロウ3が、メーザーバルカンを放った。それは半身を焼かれたFANKRAに更に打撃を与えた。

「戦力不足です!」

 その時、樹海からレーザーライフルの一撃が、FANKRAの右眼を潰した。

「え?」

 思わずそちらを見てしまう戸ヶ崎。パワードスーツの群青色が二つ見えた。

「こちら本郷だ。援護に来た」

「隊長!」

 木元の声が機体内に響く。

「候補生も手伝ってくれる。プロメテウスカノンの用意を」

「候補生?」

 戸ヶ崎は、それを聞いて確信した。そうだ、絶対に金澤みのりだ。彼女が預言したんだ。

 レーザーライフルの光が二筋、FANKRAを焼く。FANKRAは悲鳴を上げて、ゴロゴロと転がり出した。

「戸ヶ崎隊員、もっと引き付けて!」

「了解です」

 戸ヶ崎達は、眼の前のFANKRAを如何に民家から遠ざけるかで頭がいっぱいだった。FANKRAは先程の熱風で弱り、動きが散漫になって来ている。眼からの黒い光線が地面に向けて闇雲に放たれた。それはガソリンスタンドを直撃し、大爆発を起こした。

 一方、お互いの必殺技の爆風で両者吹き飛ばされていたΝとΞは、今度は高速で走って互いの拳をぶつけ合った。Νの拳はΞの顔面に、Ξの拳はΝの腹部に、それぞれ炸裂した。鈍い音がして、両者地面に突っ伏す。先に起き上がったのはΞだった。ΞはΝの背後に周り、首を腕で締め上げた。

「竜ちゃん、もう終わり?」

 戦うΝの頭に、その声が直接入って来た。Ν――勝沼はそれを聞き、長峰の口から出たとは信じられない気分でいた。

「深雪ちゃん、どうしてこんな事を……!?」

 勝沼はΞに向けてテレパシーを発した。それを受け取ったか、長峰の答えが返って来た。

「私を目茶目茶にしたこの世界を、私が許せると思って?」

 そうだった。長峰が何で死ななくてはならなかったか。それは勿論、勝沼が最後の砦として機能しなかったからという一面も有る。しかし根本は違う。元々長峰は苛められていたのだ。それも両親の理解も無いまま、ずっと耐え続けて来ていた。彼女はこの世界を恨んでいる。そう知った時、勝沼は長峰に思わず同情してしまった。

「この世界を守ろうなんて、竜ちゃん良い度胸しているわよ。私の事は、救わなかったくせに!」

 Νの首を絞めるΞの腕に、力が更に入った。Νが呻く。そしてΞは身体中に電撃を纏った。紫色の稲妻が、Νに伝わり火花を散らす。Νはそれを受け続けるのだった。

「どうしたの? 何で反撃しないの?」

 勝沼は、返す言葉が無かった。

「もう降参? 案外骨が無いのね」

 Νの眼の光が、ちかちかと点滅し出した。エネルギーが尽き掛けているのだろう。それとは対照的に、Ξの眼は真っ赤になっていた。電撃は更に威力を増し、Νは頭の先からつま先まで、紫のスパークに包まれていた。

 その頃、FANKRAを誘導していた戸ヶ崎は、山間部のゴルフ場に目標を動かそうとしていた。FANKRAは、身体の半分が焼けただれ、もうすぐに死んでしまうであろう。だがそれでも、黒い光弾を放ってクロウ3を撃墜しようと試みた。ゴルフ場には、本郷と金澤の二人と思われる群青の人間が立っていた。彼女達もイグニヴォマを使って攻撃を続けていた。

「目標をポイントG5σに誘導完了」

 五藤がメーザーバルカンを撃ちつつ報告をした。

「こちら宮本だ。今よりプロメテウスカノンを発射する」

 クロウ3から見て三時の方向に、宮本の操縦するクロウ2が待ち構えていた。

「プロメテウスカノン、チャージ!」

 藤木が照準を合わせる。

 だがその時、FANKRAに身体が七色に輝き出した。

「何だ?」

 五藤がそれを見る。

「空間に歪みが発生! 奴が逃げます!」

 藤木の鬼気迫る声が聞こえた。逃走を図るつもりなのだ。

「させない!」

 五藤がメーザーバルカンを放った。しかしFANKRAは、左眼からの黒い光線でそれを相殺した。

「撃て、藤木!」

「しかし、チャージが終わっていない状態で放てば、オーバーヒートしてしまいます」

「構わん! 奴に逃げられるよりましだ!」

「了解です。プロメテウスカノン、ファイア!」

 深紅の光線が、クロウ2の機体上部に取り付けられた発射口から放たれた。だが、その瞬間、クロウ2のその発射口が爆発した。

「副隊長!」

 五藤が思わず叫ぶ。

 放たれた僅かな深紅の光線は、FANKRAの触手を薙ぎ払った。何本有るか分からない触手が、一気に本体から切断された。

 FANKRAは、呻き、地面に身体を擦り付けた。しかし虹色の光は治まらない。FANKRAは、一回フラッシュしたかと思うと、作戦エリアから姿を消すのだった。

「逃げられた!」

 悔しがる戸ヶ崎の眼の前で、機体に傷を負ったクロウ2がどんどんと高度を下げて行くのが見えた。ゴルフ場に緊急着陸したクロウ2。機体からは煙が上がっている。

「畜生」

 五藤が悔し気に呟く。

「こちら本郷、クロウ3はΞを攻撃せよ」

「了解」

 ΞはΝの首を絞め上げつつ、放電を続けていた。

「よくも邪魔をしてくれたわね。戸ヶ崎隊員、Ξの背後に付いて」

「しかし、ΞはΝに任せるのでは?」

「勝沼はそう望んでいる。だから、トドメは彼にさせましょう。どの道、今のΝは不利だわ。彼に勝機を見出させるには、一旦Ξを攻撃して、気を逸らすのが効果的よ」

「分かりました」

 戸ヶ崎は操縦桿を握ると、Ξの背後に付いた。

「振動ミサイル、ファイア!」

 五藤が叫び、ミサイルを撃つ。それは真っ直ぐにΝの首を絞めるΞの背中で命中して爆発した。

 Ξが全身の電撃を止める。そこに、長峰の声で、戸ヶ崎と五藤にテレパシーが送られて来た。

「私達の邪魔はしない約束では無いのですか?」

「気が変わったのよ」

 五藤は呟くと、ジャベリンを放った。Ξは、Νを絞める手を離すと、紫の光弾でジャベリンミサイルを撃ち落とした。

「勝沼さん、今だ!」

 戸ヶ崎が叫び、機体をΞから離す。

 Νが立ち上がり、抜刀する形で光線を放った。それは、背中を向けたΞに直撃した。Ξは爆発を起こし、倒れ込んだ。

「やったか?」

 五藤が聞く。

 Ξは、眼を真っ赤にすると、両腕を伸ばし、Νとクロウ3と、二つの的を目掛けて紫色の光弾を放った。Νはそれを胸に浴びて吹き飛んだ。クロウ3も翼を破壊されて、一気に降下してしまった。

「奴は不死身か?」

 五藤が思わず漏らす。

「緊急着陸します。掴まっていて下さい」

 戸ヶ崎は出来るだけ機体を安定させて、森の開けた空き地にクロウ3を滑らせるのだった。

 Νはバック転をしながら、Ξと一旦距離を取った。Ξはゴルフ場で、Νへ向き直る。Νのホーリーフラッシュの一撃を受けた部分を、Ξは多少なりとも気にしているようだった。

 Ξは、腕をVの字に振ると、深紅の切断光線を放った。Νはシールドを張り、それを食い止めるのだった。

「また圧される」

 着陸したクロウ3から脱出した戸ヶ崎が舌打ちをする。イグニヴォマにシュツルムファウストを取り付ける戸ヶ崎。その時、上空を深紅の光線が通過した。それはΞの背中にぶつかって大爆発を起こした。

「何?」

 五藤が思わず空を見る。そこには、クロウ1の姿が見えた。

「プロメテウスカノンの威力はどうよ?」

 Ξは立膝を突くと、肩で息をし出した。

「良いぞ、木元隊員!」

 戸ヶ崎が叫ぶ。

 木元機は、ミサイルポッドの全ミサイルを、Ξにぶつけた。爆発が起こり、煙が上がった。

 全ての攻撃が終了した後、その爆心地を見ると、紫色の光の粒となったΞが、天へと逃げて行くのが分かった。Νがそれを見届け、拳を作ったのが戸ヶ崎に見えた。また逃げられたか……。勝沼は複雑な思いであろう。自分で長峰と決着を着けたいと主張していたからだ。

 Νは、エメラルドの光になって、散って行った。

 FANKRAを逃がし、Ξにも逃げられた。ハリアーも二機落とした。良い所無しだ。

「本郷隊長」

 旧作戦ポイントE6δで戸ヶ崎と五藤は本郷と合流した。その横には金澤の姿が有った。

「矢張りそうだったのですね」

 戸ヶ崎が複雑な顔で述べた。

「ええ、紹介するわ。新入隊員候補の金澤みのりさんよ。まだ正式な隊員では無いので、未定なのだけれど、一応メサイアの一員ね。本部へ戻ったらちゃんと紹介するわ」

 本郷はそう言うと、引き上げの指令を出した。戸ヶ崎と五藤は、遅れて合流して来た藤木と宮本と共に、δポイントへ向かうのだった。

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