夢と考え。
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夢を見た。
サートレイ領の雪が降るのが止む夢。
人々は喜んだ。
——これで、農作業ができると。
だが、元々サートレイ領は雨が少なかった。
水が足りない地域も出てきた。
侯爵家は、領民が苦しんでいることを疑問に思わず、水をたくさん使った。
使用人は、その水を皿洗いなどに使った。
が、汚いから、と、その水は捨てられた。
その繰り返しをする侯爵家。
色々な村で餓死者が出たり、死人が出たりした。
何もしない侯爵家に、人々は怒りの声を上げる。
領民によって、アーリフレイトは戻された——。
※※※
「うわぁ」
アーリフレイトは令嬢としてあり得ない声を上げる。
それほどまでに、少々きついものだった。
「お嬢様!?」
隣に居たらしいレオネアが、心配の声を上げる。
「大丈夫よ。ただ、少し心配なだけ」
「心配、とは?」
アーリフレイトは考えていたことを話す。
「あのね、確かの話だけど、それでも良いかしら」
「良いですよ、お嬢様」
一応レオネアは兄である。一応。
「サートレイ領では、雪、で水を賄っていた場所が多いの。理由は、元々の降水量が少ないから。雪の影響で、農作業が出来ないと、領民は思っていると、私は考えているの。だから、雪を降らせないでと、騒いでいるのだと思うわ。でも、もしそれがなくなったら?」
「サートレイ領はもう終わりでしょうね」
「そう。立て直しのために、私は戻されると思うわ。意味のない死者。意味のないお金。意味のわからない領主」
まるで馬鹿みたい。そう、アーリフレイトは思う。
でも、私はやるしかない。
アーリフレイトの、自由のために。
アーリフレイトの、意志のために。
アーリフレイトは、自分の心のままに動くことを、とっくの昔に決意していた。
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今のところ、新しい物語を考えていて、すでに2話ぐらいまで作ってあるんです。もうしばらくしたら、多分投稿すると思います。その時までお待ちください。
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