馬車での移動と公爵家。
更新が大分遅く(1ヶ月)なりました。
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バタバタと3日が過ぎ、領地から旅立ちました。
私ー、アーリフレイト・サートレイは、侍女と侍従を連れて馬車に乗った。
「屋敷がもう見えないわ」
「それはそうですよ、お嬢様」
「もう3日も経っているんですから」
周りにいる馬に乗った護衛が話しかける。
「そうでしたわ」
レオネアがアーリフレイトにストールを掛ける。
「ありがとうございます、レオネア」
「いえ、とんでもありません」
椅子に座って綺麗にお辞儀をするレオネア。
「レオネア様ばっかりずるい!」
「ベッキーったら」
さぞかし羨ましそうにレオネアを見るので、ふふっ、と思わず笑ってしまった。
「アーリフレイトお嬢様!」
非難の眼差しを向けられる。笑ったから。
ベッキーがアーリフレイトとレオネアを様呼びするのには理由がある。
今のところ、サートレイ侯爵家の令嬢である主人と、主人と血縁のレオネア。これである。
一応、馬車の中は、話しかけても良いし、楽しく談笑していただいても構わないと言ったのに。
「これでも諜報員ですから」
主人の命令は絶対。
破ったら、私に凍らされる。魔法で。
解く方法もあるにはあるけど、これはアーリフレイトだけの秘密だ。
「でも、今は私の侍女よ? そこのところ、よろしくて?」
「勿論です。万全を期しておりますから」
「そこは大丈夫なのを知っているわ」
私が笑顔でそう言うと、はめられた、と言った顔をするベッキー。
「でもアーリフレイトお嬢様、諜報員を女にする必要は? わざわざ侍女にする必要は?」
1人の護衛が話しかける。
「答えましょう。まず一つ目。女にしか出来ない事があるからですよ。二つ目、侍女兼、護衛兼、諜報員として、信頼しているから」
これである。
「女にしか出来ない事とは?」
「答える必要はありません」
この世界では、女は尊重されるべきと言った風潮が有る。
それさえわかれば、大体分かる。
「ありがとうございました」
その護衛は下がっていきました。
そのまた1ヶ月後。
「着きましたね」
アーリフレイト一行は、レオニード公爵家に到着した。
「アーリフレイト」
「アーリフレイト、おかえりなさい!」
「お父様、お姉様、お兄様方、ただいま戻りました」
馬車から降りて、淑女の礼をとる。
「アーリフレイトっ」
「ぴぎゃあ」
お姉様が抱きついてきた。
このお姉様は二番目のお姉様。
名前はアルベンヌ。
「アルベンヌお姉様、苦しいです」
「あら、ごめんなさい」
やっと離して貰えた。苦しかった。
「アルベンヌ、アーリフレイトを絞めては駄目だよ」
「ハーマニアお兄様。分かってますわ。ただ、嬉しくって」
え?嬉しかったら絞められるの? アーリフレイト。
「おかえり。アーリフレイト。皆、中へ入らないと、レオネアと、アーリフレイト達が冷えてしまうよ」
「お父様。ただいま帰りました」
「お父様。お久しぶりです」
ちなみに、レオネアはアルベンヌお姉様の事が苦手らしい。
ここに来たら毎回使わせてもらっている部屋に通して貰い、2人と荷物を解く。
全部解いたら、レオネアを従えて、お父様のところへ向かった。
「失礼します、アーリフレイトとレオネアです」
ノックを3回して、扉が開くのを待つ。
「どうぞ」
執事の方に通して頂いて、進んだ。
この決断を、今、伝えよう。
展開をどうしようか悩ましいところ・・・・・・。
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