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あの日見た雪の景色  作者: 鶴
5/8

馬車での移動と公爵家。


 更新が大分遅く(1ヶ月)なりました。

 よければブックマークなどよろしくお願いします!



 バタバタと3日が過ぎ、領地から旅立ちました。

 私ー、アーリフレイト・サートレイは、侍女と侍従を連れて馬車に乗った。

「屋敷がもう見えないわ」

「それはそうですよ、お嬢様」

「もう3日も経っているんですから」

 周りにいる馬に乗った護衛が話しかける。

「そうでしたわ」

 レオネアがアーリフレイトにストールを掛ける。

「ありがとうございます、レオネア」

「いえ、とんでもありません」

 椅子に座って綺麗にお辞儀をするレオネア。

「レオネア様ばっかりずるい!」

「ベッキーったら」

 さぞかし羨ましそうにレオネアを見るので、ふふっ、と思わず笑ってしまった。

「アーリフレイトお嬢様!」

 非難の眼差しを向けられる。笑ったから。

 ベッキーがアーリフレイトとレオネアを様呼びするのには理由がある。

 今のところ、サートレイ侯爵家の令嬢である主人と、主人と血縁のレオネア。これである。

 一応、馬車の中は、話しかけても良いし、楽しく談笑していただいても構わないと言ったのに。

「これでも諜報員ですから」

 主人の命令は絶対。

 破ったら、私に凍らされる。魔法で。

 解く方法もあるにはあるけど、これはアーリフレイトだけの秘密だ。

「でも、今は私の侍女よ? そこのところ、よろしくて?」

「勿論です。万全を期しておりますから」

「そこは大丈夫なのを知っているわ」

 私が笑顔でそう言うと、はめられた、と言った顔をするベッキー。

「でもアーリフレイトお嬢様、諜報員を女にする必要は? わざわざ侍女にする必要は?」

 1人の護衛が話しかける。

「答えましょう。まず一つ目。女にしか出来ない事があるからですよ。二つ目、侍女兼、護衛兼、諜報員として、信頼しているから」

 これである。

「女にしか出来ない事とは?」

「答える必要はありません」

 この世界では、女は尊重されるべきと言った風潮が有る。

 それさえわかれば、大体分かる。

「ありがとうございました」

 その護衛は下がっていきました。





 そのまた1ヶ月後。

「着きましたね」

 アーリフレイト一行は、レオニード公爵家に到着した。

「アーリフレイト」

「アーリフレイト、おかえりなさい!」

「お父様、お姉様、お兄様方、ただいま戻りました」

 馬車から降りて、淑女の礼(カーテシー)をとる。

「アーリフレイトっ」

「ぴぎゃあ」

 お姉様が抱きついてきた。

 このお姉様は二番目のお姉様。

 名前はアルベンヌ。

「アルベンヌお姉様、苦しいです」

「あら、ごめんなさい」

 やっと離して貰えた。苦しかった。

「アルベンヌ、アーリフレイトを絞めては駄目だよ」

「ハーマニアお兄様。分かってますわ。ただ、嬉しくって」

 え?嬉しかったら絞められるの? アーリフレイト。

「おかえり。アーリフレイト。皆、中へ入らないと、レオネアと、アーリフレイト達が冷えてしまうよ」

「お父様。ただいま帰りました」

「お父様。お久しぶりです」

 ちなみに、レオネアはアルベンヌお姉様の事が苦手らしい。


 ここに来たら毎回使わせてもらっている部屋に通して貰い、2人と荷物を解く。

 全部解いたら、レオネアを従えて、お父様のところへ向かった。

「失礼します、アーリフレイトとレオネアです」

 ノックを3回して、扉が開くのを待つ。

「どうぞ」

 執事の方に通して頂いて、進んだ。

 この決断を、今、伝えよう。


 展開をどうしようか悩ましいところ・・・・・・。

 よければブックマークなどよろしくお願いします!

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