番外編2 過去〜レオネア視点〜
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レオネア・レオニード公爵令息がアーリフレイト・サートレイ侯爵令嬢に出会ったのは、レオネアが7歳の時だった。
※※※
出会う1週間ほど前、レオネアは家を飛び出した。ボロボロの姿で。その時、レオネアは沢山の復讐心に駆られていた。
彼は、自分をいじめた姉を、満足に食事をくれなかった使用人を、そのことに見向きもしなかった父親もレオニード公爵家の全てが嫌いだった。
「こんな家なんて、出ていってやる」
レオネアは次男だった。長男の方が重視される中、レオネアは邪魔者扱いだった。
歩いていること4日。食料も底がついた時、魔法が使えることを知った。
「これでなんか出せるのか?」
魔法の詠唱なんて知らなかった。だからイメージしたらできるのでは?と思い、水を想像。
手のひらに水が出てきた。これで大丈夫かも、そう思い魔法で2日を凌いだ。
だけど、明かりがついたところまであと少しというところで目眩がした。
「なんで、こんな……ところで」
レオネアは倒れた。
気がつくと、ふかふかのベッドの上で、目の前には黒髪、碧眼の少女がいた。
「はじめまして、私はアーリフレイト・サートレイというの」
自己紹介をした少女は淑女の礼をした。
「えっと、僕はレオネア、レオネア・レオニードと言います。訳あって家出してきました」
アーリフレイトはこちらへきた。
「訳ありならうちで働いてくれない? そろそろ執事をつけようと思っていたの」
彼女はそういった。レオネアは少し考えた。衣食住が揃いそうだし、など色々でてきたが、最大の理由は、アーリフレイト様が、可愛すぎるのですが!? であった。
「わかりました、よろしくお願いします」
頭を下げた。
まあ、なんやかんやありまして、執事として働くことになりました。
※※※
「くしゅん」
レオネアは昔のことを思い返した。
お嬢様に噂されていると思い、早足でアーリフレイトの部屋に戻るのであった。
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