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異世界における理由付け

目が覚める、なにやら心地よく深く眠っていたようなそんな気持ちだった。

とても長く深く 少しずつ意識がはっきりしてくるが頭が働いている気はしない不調というわけではなく単純に深く思考をするのが難しいといった感じだ、しかしどうやら助かったようだ、死なずにすんだのか、ここはどこだろう、病院だと思うがわからない。

目を開けてはいるのだが白黒だしよく見えない、もしかすると後遺症で目がダメになったのだろうか?

なんなら体も動かしにくいときてる。回復には時間がかかりそうだ、私の仕事はどうなるだろうか?いったいどれぐらい昏睡状態だったのだろうか?私を刺してきたのは誰だったのだろう?いくつか考えを巡らせたが、どうにも疲れる・・だめだ眠い・・・




再び目が覚める

「あぁ!めがさめましたよぉ!奥様~奥様~!」

あぁ誰か人がいるようだ、とてつもなく安心する・・良かった本当に助かったんださっきのは夢ではなかった、でも体の方は本当にダメなようだ視力も落ちてるようだし色彩もわからない、体も先ほどと同じであまり動かない頭が重いそしてさっきの人がなんて言っていたかわからなった、聴力も落ちてるみたいだ。


「あぁ生まれた時よりだいぶ落ち着いてかわいくなったわねぇ」

「えぇ奥様こうゆうものですよ」


だめだ、本気で何を言ってるのかがわからない、女性の声色と音はわかるのだがどうも聴力以外にも何を言っているのかわからない要因があるようだ。どうも聞きなれない言葉だ英語は多少わかるので違う、となるといったいここは本当にどこなのだろう?私の治療に国を越えなければならなかったのだろうか?

なんてことを考えていると正直予想もしていないことが起こった。


体に手を回され浮遊感がある、抱きかかえられたようだ

私は巨大な女性に抱っこされてるのだろうか・・・?

画ずらを想像して少し面白くなるが、違う違うそうじゃない


色々な想像をしてみるが可能性の中に私が赤ん坊なのではないのか?というのがありそれが、ある程度の状況的説得力をもっていることが分かった時、疲れてまた眠った。


その事実がはっきりとわかるにはそこまで時間がかからなかった、いや途中まで私の体が不自由になり異国で巨大な女性に介抱されているという可能性もだいぶ捨てられなかったのだが

私の視力がよくなり始めて自分の体を確認できるようになり、確信に至った。


と言うことは私は前世の記憶があるらしい、すごいことだ!いや、まてよここが死後の世界ということも考えられなくはないな・・・前世の記憶という方向で思考してみよう

ここが日本または英語圏ではないようだまだ色がはっきりしないし、そこまで視力もあがっていないので周りの人の人種もわからない確率で言ったら中国語圏かスペイン語圏になるだろう私の待遇をみるにこの家は裕福そうに感じる、先進国である可能性も高そうだ。

少し考え方を考えてみるか・・・別の惑星という可能性、それもあるにはある気がする可能性の話だが否定することはできない、地球以外にも人が存在し文明を築いていることだったあるだろう。

この思考の答えは私が2歳の時に明確に判明する



言葉が1年あればほとんどわかるのだと分かった時はなにやら興奮をおぼえたし、自分の体の成長が著しいこともとても面白かった第一次成長期を肌身で知れるいい経験だ。

そうではなく、0歳の時から読んでくれていた絵本の意味がしっかりと分かり始めた時、絵本に登場した魔物の登場にびっくりしたなにかの比喩かと半年ぐらい思っていたのだがどうも違う私の父が魔物にやられたとケガをして帰ってきた時にその存在を知った。

何ですか魔物って・・・? 危険な動物だと思えばいいですか?

ここの言葉だと発音が難しいけど日本語発音すると こぷぐーめ というとこだろうか

初めて聞いた時コップとグミを想像した

ちなみにここの言語はそれなりにゆっくりめの発音することが多い

私は誰かに説明するような思考をすることが多い教師だからだろうか



それからわたしは一つの思考にとらわれるようになるこの世界を地球と接触させるべきではないのか?別文明が存在することを証明していくべきなのではないか?そのために私の前世の記憶を説明して、理解を得ていくべきではないのだろうか?そんなことをずっと考え説明のしかたや実行に移すための立場、ここが惑星のどこであるかなどを調べた結果、私の思考がこれを行うことを諦めることとなる。宇宙の存在は明らかになっていたが未だこの星から出た人物はいなかったということである。

そしてその技術についての研究が明らかに止まっていたことも私の思考を止めるきっかけとなった、私はこの分野を楽しいとは思えない人間だった、土台があるならば情報を提供しようと考えていたが研究して一からやっていくのはどこかで心がおれることになることが想像出来た、楽しいは続けるうえでとても重要なんだ。


その後はこの思考の否定にいくつかの時を使った。

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