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  作者: レイナ
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IPS細胞

私は救急車でここに運ばれた。自分が過呼吸になり119番したのだ。原因は父親が私に「110番しろ!お前は入院だ!」とどなり、私が110番のダイヤルをしようとした時に、何か、多分、10年前には頭を殴られているから、殴ろうとしたのだと思う。私は怯えて二階の自分の部屋に逃げ込みカギをかけ、結局トイレで発狂しかける。「発狂したくない。発狂したくない。会いたい人がいるから発狂したくないと、ハンガー2本と御守りを握りしめ発狂は防ぐことが出来た。あの時発狂していたかと思うとゾッとする。アーとかウーとしかいえず紙オムツ姿だったろう。母親は冷たい人で社交ダンスを20年習っているがそれが自慢で私の叫び声を聞いても様子を見にきてくれなかった。翌朝、昨夜の光景がフラッシュバックしたのだろう。私は119番しても、加害者の父親と冷たい母親にかわることが

出来ずに電話のコードを思い切りひっぱりながら、私のIPS細胞で私のコピーがいれば電話を代わることが出来るのにと思っていた。

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