カマキリ達の夜
はい、というわけで今回のお題は擬人化したカマキリです。
…オチはだいたい見えてますね!
それなりに残酷表現がありますので、ご注意ください。
深い森の奥、月明かりが木々の葉を銀色に染める夜。
メスのカマキリ、リラは豊満な身体をくねらせ、フェロモンを空気に散らしていた。
彼女の上半身は柔らかく膨らんだ乳房状の器官が優しく揺れ、緑の外皮に覆われている。
リラの複眼が輝き、捕食と生殖の本能が渦巻く。
羽は半透明に広がり、わずかな風で震え、彼女の興奮を表すように微かに光を反射する。
主腕の鎌は格納されたまま、細い指先が自らの身体を撫で回し、脇腹の補助腕がそっと腹部を支えていた。
彼女の性器は腹部下部の蓋が少し開き、湿った内部が期待に震えている。
「来なさい… 私を満たすことができるかしら…?」
リラの声が甘く、しかし鋭く響く。
最初に現れたのはオスのカマキリ、ニールだ。
羽が力強く広がって短い滑空で近づく。
リラのフェロモンに誘われ、心理は恐怖と欲情の狭間で揺れる。
「リラ… お前の身体が呼んでいる。」
ニールの声が低く、震えを帯びて呟く。
リラの背後に回り込み、主腕で彼女の腰を抱き寄せる。
補助腕がリラの乳房状器官を優しく揉みしだき、柔らかな感触に指が沈む。
リラの羽が震え、彼女の主腕がニールの肩を掴む。
「ふふ、いいわ… もっと強く触りなさい。」
交尾の本能が二人を駆り立て、ニールの性器がリラの蓋を押し開ける。
蓋がゆっくりと開き、湿った内部が露わになる。
ニールの性器が滑り込み、刺激を始める。
補助腕は互いの腹部を撫でながらリラを優しく押さえ、挿入を深くする。
交尾が深まる中、リラの捕食本能が目覚める。
彼女の顎がニールの頭部に近づき、鋭い歯が首筋を狙う。
「ふふ、もう我慢できないわ… あなたの頭、美味しそう…」
リラの声が漏れ、捕食本能がむき出しになる。
ついに彼女の顎がニールの頭を捉え、一口で丸ごと食いちぎる。
悲鳴を上げる間もなく絶命したニールの頭部がリラの口内で砕け散る。
ニールの身体は独立した神経系でわずかに痙攣するが、すぐに硬直し、力尽きる。
頭部を失った身体から体液が噴き出し、主腕の力が緩み、リラの身体から滑り落ち、羽は力なく垂れ下がり、性器が抜け落ちる。
ニールの身体全体がぐらりと傾き、地面に崩れ落ちる音が森に木霊する。
体液の池が広がり、身体は冷たく硬くなり、ただの抜け殻として横たわる。
リラは頭部を咀嚼しながら、満足げに身体を震わせる。
「ふふ、美味しかったわ、ニール… でも、まだ満たされないわね。もっと、来なさいよ。」
彼女のフェロモンが再び濃く噴出され、森に広がる。
リラの心理は飢えと欲情が混じり、ニールの身体を放置したまま、再び身体をくねらせる。
ただようフェロンモンに誘われ、さらなるオス、ザンが飛来する。
羽が力強く広がって短い滑空で近づく。
主腕の鎌は警戒しながらも格納され、脇腹の補助腕が緊張で震えていた。
彼の性器はすでに漂うリラのフェロモンの影響で臨戦態勢だ。
地面の朽ちたニールを見て、ザンの心理は恐怖と決意の狭間で揺れる。
「リラ… お前の身体はまだ満足していまい。前の奴のようにはならないよ。」
ザンの声が低く、決意を込めて呟く。
ザンはリラに近付き、主腕でニールの体液にまみれたリラの腰を抱き寄せる。
「ふふ、いいわ… 前の奴より根性ありそうね。もっと強く触りなさい。」
ザンの性器がリラの蓋を押し開け、性器が滑り込み、優しく、しかし確実に刺激を始める。
「ああ… ザン、感じるわ…あなたが私を抉るの…」
リラの複眼が細くなり、顎が微かに開く。
ザンの性器が内部をマッサージするように動き、神経を甘く抉る。
彼女の乳房状器官が熱く膨張し、フェロモンがさらに濃く噴出する。
「もっと、もっと突きなさい! 私を満たして!」
リラの声が喘ぎ混じりになる。
主腕同士が絡み合い、二人の身体が密着する。
鎌がわずかに展開して互いの外皮を軽く引っ掻く。
補助腕がリラの身体を抱き寄せ挿入を深くする。
再びリラの捕食本能が目覚める。
彼女の顎がザンの頭部に近づき、鋭い歯が首筋を狙う。
「あなたの頭も、美味しそうね…」
その台詞を聞いたザンが最期にみた光景は、リラの顎が己に食らいつくところであった。
ザンもまた、悲鳴を上げる間もなく一口で食いちぎられる。
リラの顎がザンの頭を飲み込み、ゆっくりと齧り始める。
体液が口元を汚し、彼女はそれを舐めながら興奮を高める。
リラの心理は捕食の喜びに満ち、快楽が倍増する。
頭部を失った身体から体液が噴水のように飛び散り、リラの顔と乳房を濡らす。
「もっと、もっと食べてあげる… 」
しかし、ここで異変が起こる
ニールと異なり、ザンの身体は頭を完全に失っても、独立した神経系で動き続けたのである。
頭部を失ったはずの身体が、まるで機械のようにリズムを保つ。
主腕がリラの身体を強く抱きしめ、補助腕が彼女の乳房状器官を強く握りしめる。
性器が最大限に展開し、内部を激しく掻き回す。
リラの身体が弓なりに反り、快楽の叫びが森に響く。
「あぁっ! まだ動けるの?」
リラの声が驚きと恍惚に変わる。
ザンの身体は頭なしでなおも突き動き、残った力でリラを抱き留める。
リラの主腕がザンの身体を掻き毟り、鎌が外皮を深く切り裂き、体液が飛び散る。
神経の反射でザンの身体が震えるが、それはさらにリラの興奮を煽った。
補助腕が互いに密着を深め、結合部から熱い液体が溢れ出し、地面を濡らす。
頭のないザンの身体は、本能のみで駆動していた。
ついに、ザンの器官が射精し、精子がリラの内部に注ぎ込まれ、リラの身体が絶頂に達する。
「い、いくわ… あなたの命と一緒に…!」
頭部の残りを咀嚼しながら、リラの顎から体液が滴り落ちる。
食欲と性欲が同時に満たされる感触にリラの羽が痙攣し、乳房状器官が熱く波打つ。
ザンの身体は射精の余韻で一瞬硬直するが、役目を果たしたとばかりについに力尽きる。
頭部を失った身体から体液が噴き出し続け、主腕の力が徐々に緩み、リラの身体から滑り落ちるように離れる。
補助腕は痙攣し、指先が震えてリラの乳房状器官を最後に一掻きし、ぴくりとも動かなくなる。
羽は力なく垂れ下がり、月光に透けて惨めな影を落とす。
使命を果たした性器が抜け落ち、結合部から体液が滴り落ちる。
ザンの身体全体がぐらりと傾き、地面に崩れ落ちる音が響く。
体液の池が広がり、ザンの身体はゆっくりと収縮し、生命の最後の息吹を吐き出すように微かに震える。
身体は冷たく硬くなり、ただの抜け殻として横たわる。
リラは息を荒げ、食べかけの頭部を完全に飲み込みながら、満足げに身体を撫でる。
「ふふ、よくやったわね… あなたの子種、確かに受け取ったわ」
彼女の性器の蓋が閉じ、内部で精子が保存される。
「でも、まだ終わらないわ… あなたの身体、全部いただくの。私たちの子に捧げるわ」
リラの声が甘く残酷に響き、リラの複眼がザンの抜け殻に注がれる。
ゆっくりと身体を起こし、主腕の鎌を展開してザンの身体に近づく。
リラの顎が残った身体に食らいつき、体液をすすり上げる。
液体が口から溢れ、彼女の乳房状器官を伝って滴り落ちる。
彼女の補助腕がザンの主腕を掴み、鋭い歯で引きちぎる。
噛み砕く音が湿った森に響き、体液が飛び散って彼女の身体をさらに汚す。
「んっ… 力強かったあなたの腕もこうなっては形無しね」
リラの喘ぎのような声が漏れ、心理は捕食の快楽に浸る。
彼女の羽が興奮で震え、乳房状器官が膨張するように熱くなる。
体液が混じった肉片が口内で溶け、彼女の身体に栄養として吸収される感覚が快楽を呼び起こす。
「ふふふ…あなたの残した肉体が、私の力になるわ。」
補助腕がザンの羽をむしり取り、膜を噛み千切る。破れた羽の破片が月光に舞い、彼女の口元に付着する。
ザンの身体は徐々に小さくなり、最後の一片までリラの口に収まる。
「全部、いただいたわ… あなたの命、私たちの子に継がれるのよ。」
彼女の腹部が膨らみ、満足の吐息を漏らす。
ふと、最初のオスのニールの抜け殻として地面に残っていることに気付く
「あら、そういえばあなたもいたわね…せっかくだから、残りもいただくわ。」
リラはニールの身体も同様に貪食し始める。
リラの心理は充足感に満ち、羽を広げて森の闇に溶け込む。
その体内では新たな命の芽が静かに息づき、生命のサイクルを紡ぎ続けるのだった。