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余ったカレンダーの使い道

作者: きつねあるき

 毎年12月になると、来年のカレンダーを手に入れないとな、と考えると思います。


 (こだわ)りのカレンダーは、ご自身で購入される方も多い事でしょう。


 私の職場では、取引先からのカレンダーが沢山届きます。


 それを、クリスマスが過ぎた頃に、職場の人達で分けるのですが、毎年かなりの数のカレンダーが余るのです。


 それらは、翌年の1月中旬にはゴミとして出されてしまうのですが、私はそのタイミングで大量にカレンダーを(もら)ってくるのです。


 えっ、そんなに貰って何をするかって?


 それは、DIYで使うんですよ。


 カレンダーは、家の内壁を塗装するのに重宝するんですよ。


 実際に、どうするのかというと、まずはカレンダーを全部(めく)ります。


 そして、部屋の隅から一枚一枚テープで張り合わせるのです。


 それを、内壁の下部に養生テープで固定していきます。


 これが、チラシだとすごく時間が掛かります。


 余ったカレンダーは、2枚重ねにして張っていきます。


 その上に、布コロナマスカーを2重に張っていけば、簡易的な床養生の完成です。


 これを行えば、例え絨毯(じゅうたん)の上に敷いたとしても、塗料が染み込む事はありません。


 あとは、入念に内壁塗装をやっていけばいいのです。


 えっ、そんなの養生シートでやればいいじゃないかって?


 それもそうなんですが、カレンダーだと〇月は3連休が2回あるとか、ちょっとした気晴らしが出来るんですよ。


 それと、床面に風景写真が広がっているのも乙なもんなんですよ。


 カレンダーの紙質は、チラシよりも耐久性があるので、踏んだ時に安心感があります。


 それでも、床養生が塗料で汚れてくると、その醍醐味(だいごみ)は薄れてしまうんですけどね。


 内壁塗装が終わった後に、布コロナマスカーとカレンダーを一気に引っぺがして、力業(ちからわざ)で圧縮していきます。


 それを、家庭用のゴミ袋に詰め込めば、一気に元通りの空間に早変わりします。


 DIYでは、その瞬間が一番面白いなって思っています。


 但し、乾いた塗料クズも大量に()き散らしてしまうので、作業後の掃除機掛けは必須になります。


 ちなみに、カレンダーに関しては、今年の物でなくても何の支障もありません。


 フィルムカレンダーも、構わず床養生に使いましょう。


 床養生は、頻繁(ひんぱん)に通行する部分には、カレンダーを厚目に張るのがコツになります。


 ご自宅に、余ったカレンダーがありましたら、是非ともDIYでお役立て下さい。


 但し、来年お使いになる分のカレンダーは、確実に確保しておいて下さいね。

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