にー
「きゃああああああああああ!!みてよノノ!!!!」
「何でしょうかお嬢様。」
「このげーむのヒーローが、ララっていうんだけどさあ、すごくいいの!!!」
「...…………。私には、よくわかりません…。」
「?なんか言った、ノノ。」
「いいえ。それよりもお嬢様、侯爵家ともあろう方こんな風にベットに横たわってはなりません。また言葉遣いも気を付けたらどうですか。」
「いいのいいの!だって私には、ララがいるもん…。」
「そんなにいいのですか。」
「うん!!あー…。」
ララに逢いたい…。
「のの。何でそれを今言うの?」
「……。」
「もしかして、記憶喪失って嘘?」
「……。」
「なんか答えてよー。」
なんだ、のの気づいてたんだ。
そっかあ。
あの日、雪が降っていて、道はつるつるしてて危なかった。
そんなところをわざわざ車で行ったののの家族。
ののの妹のももに、言ったんだ。
もものお姉ちゃんのお友達の誕生日だから、車で早くいったほうがいいかもねって。
ももはキラキラした目でうんって言った。
ももはののが大好きだったし、僕のことも大好きだったからすぐに言うことを聞いた。
単純。
計画は思いのほかうまくいった。
13歳が考えた計画にしてはうまくいったのだ。
しかしイレギュラーがあった。
ののが、生きていたこと。
幸いののは記憶喪失だったのもあって何も残らずに済んだと思っていたのに…。
「…。あーその顔良い…。」
「……。え?」
「きゃーその不機嫌そーな顔もいいいいいい!!!!!!!好き!!!!結婚して!!!!!」
「の、のの…?」
「声よし!全部よし!声優さんマジで神ってるよおおお!!!顔面偏差値ちょー高すぎー!!!!」
「顔面偏差値…?」
「うきゃあああああもう喋んなくてもいいってくらい耳の癒しもらっちゃったああああああああああ!!!!!!」
「え…………?」
「こまってたらそっと手を差し伸べたくなっちゃうような美男子!!!サイコーかよ!!!!」
「誰…。」
「こんな短時間で正体見抜けちゃうとか何-⁉探偵ですか!?江戸川コ〇ンですかあああ!!!!かっこよ!!かっこよ!!!!大好き大好き推しですファンサしてー!!!!!!」
「うるさ…。」
「その顔もいいいいいい!!!」
「てかほんとに、君誰。」
「…え?私に話してます?」
「お前以外誰がいんだよ!!」
「え、嘘私もしかして…。転生してる、、、????」
いやマジ天性ってなんだ…?




