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レヴィンロス

作者: テストステ

 ファンの音がやたらとうるさく感じる中、綺麗に出来上がった列を乱すことなく人々は虚ろな面持ちでただただ歩み続ける。一糸乱れぬ歩調は人々の左足に付けられた足枷が自然とそうさせたことなのか、最早事務的に歩るき続ける機械でしかない。ただ、そんな惰性で続く日々の中でいつもとは違う光景があった。当然人々はそれに気づいていたがそれに目を呉れる余裕はなかった。当然である、それに目を合わせてしまった時の恐怖や自分たちに与えられた役目を全う出来なくなった後に訪れる不安が勝ってのことだ。なによりも普段いない物がいるというのは異常すぎるものである。

沈黙の中なるべく悟られないように声を落としながら人々は不安を和らげるためにも話始める。

「おいアレって…」

「目を合わせるなよ。分かっちゃいるが目を合わせないようにしてるんだ」

「でもアレってよ、ドールスーツだよな? ここに居て実物なんざ初めて見たが、なんだってあんなものがここにある?」

「警備にしたってこんなとこに着てくるなんざろくでもねぇことだよ。戦争兵器なんざ着込んできやがって、ここを戦場なんかにしたらわしらは宇宙に投げされて死ぬ、ふざけおって」

 ドールスーツ、それは太古の昔より存在していたとされるスーツ。いったいつからあったのかは分からないが、少なくとも生命が誕生したころからあったのではないかとされている。ドールスーツとは1人の人間を覆いつくし、人の数倍の身体能力の向上から探求や作業といった幅広い分野での活躍を見せている。当然便利すぎるがゆえに戦争の兵器としても使われた。その見た目はドールという名が付いたような着ぐるみの見た目をしており、触った感じはぬいぐるみのような柔らかさをしている。その柔らかさがあらゆる衝撃を緩和したり銃弾を通さなかったりしたため、兵器として見る者は少なくない。ドールスーツには未知数な機能もあるが、研究開発は進み、人類がこのドールスーツを量産できるようになった今日までは先に説明した通りの身体能力の向上とその柔らかい装甲を活かした利用以外は未だになかった。


試験的に投稿していきます。頭の中にある文字を文として書き起こすのに時間がかかるので、更新には期待しないでください。一応ここからだらだらと続けていく予定ですし、どこかしらの瞬間に頭の中にあるストーリーに満足してしまうかもしれません。

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