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おみくじ小説

作者: ツナ川雨雪


           お正月 御礼


おみくじ 小説 


おみくじの結果のしょうせつを、お読みください


1大吉


2中吉


3小吉


4凶


(大大吉、大凶 などは ありません。お好きなのを一つ)


おみくじを神社 などで引かれない かた は 下記をもとに


小説がすきな方 1


そうでもない方 2


とりあえず急ぎの方 3


気分がすぐれない方 (無理をせずにたいせつに) 4


(それいがいのしょうせつは、げんそくとして・・・よまないでください)









万年。幕下の力士がいた。正月。いつもの詣でに、でかける。ちょっとした山にある。お寺。山の中腹辺りで、まよった。引き返そうと、焦る。土俵がある。縁起がいいのか?そうでもないのか?あたりに、煙幕のような、霧がおおう。力士は土俵の真ん中へ。いきをととのえる。とつぜん。ものすごい力で、胸を押される。ふんばる。力はどんどんつよくなる。たえること百回。つかれて横になる。力士は泣いた。霧ははれ、お寺で。今年の無事を祈る。山を下りてから、力士は怪力無双。生涯。相撲で負けることは、ただの一度もなかった。後世にも名をのこす。すがすがしい。力士だった。





父には、二人の男の子がいた。男ばかりで少々にぎやかすぎる。思うこともあり。女の子がひとり。いれば。翌年、女の子が生まれた。女の子は、生まれつきなのか。ものすごく人、自分の、美醜にこだわった。それは高校生になっても続いた。父と母は、取り立てて自分たちが美しくはないことを知っていた。わびるような気持でいた。娘はある時。生きていく自信がないと言い始めた。父は絶世の美女と言われた。祖母の鏡をその娘にやった、ばあちゃんは「美人なんておらんよ。おるのは、みにくい自分を鏡にうつして、うつくしいと思う。そんな、自分にあやつられるばっかりのあたまのわるい人間よ。わしだって、そうだから。あたま良くしようとおもっておる。」考えん事、それがいちばん。賢い。の言葉と。




それで娘は。わたしはかわいい。見方によってはね。




元気になったのはいいが?まちがいが・・・。




まあよし。いいな。3人でわらった。





ある男の子がいた。めがわるくて。ともたちが。そばに、よってくれても。だれか、わからない。そんな子がいた。学校のかえりみち。ずでーんと転んだ。男の子は、わけもわからず。ないてしまった。傷だらけの手で、身をおこし。家にかえった。家にかえり。「手術は一週間後よ」と言われた。男の子はなきながら、ふとんでねむった。お医者さんだった。「君は眼が悪いんだねえ。さっき、ころんだよ。いたいね。せんせいは、とんぼになって、見ていたよ。目をさわるよ。うーん。うーん。もう、おわったからね。一週間、誰に言われても、目をつむったまま。いるんだよ」男の子は、一週間、目を閉じたままいた。手術の日、家で、目を開けると。窓の外が見えた。遠くで、とんぼがたくさん飛んでいた。


男の子は、おとうさんとおかあさんに、だきしめてもらった。




「とんぼ」ともだちが、つかまえようとした。




男の子は、それをとめた。




とんぼは、高い高い、そらのところまで。


飛んでいった。







 四人で海岸に来ていた。菊治と美紅はボートで沖、近くまで。タケと俺は、潜水服で当たり前のように、潜りながら彼らを追った。あたまには、シャークの背びれ。「えいがのようだな」タケとわらった?このへんで、ロイ・シャイダーあたりが出で来るんだよな。潜っているから、聞こえない。ボートの方を見る。美紅がキャーキャー言っている。俺は、もっと攻めることにした。美紅が、ボートから落ちそうなって狂乱。なんか、へん?




気づくと海のうえに、浮かんでいた。眠たくなった。




ふたたび、気づくと豪華な料亭旅館で寝ていた。




「気づいたかね」旅館オーナーらしい。麻酔銃で撃ったらしい。


ああ右足のここね。大丈夫だろう。医者に言わせると、鉄のように固いらしい。俺の唯一の自慢。


「三人は超豪華な、食事しているのは、なぜ」




「ああ。おまえ大丈夫そうだったし、二泊タダで泊っていっていいってさ。」




「あのー」俺。


「そうそう、菊治と美紅の結婚祝い、何もしてなかっただろ。いい機会だな」




「いい機会って・・・」俺。




夜は無情にも、どんどん、更けていく・・・








本年もよろしくお願いいたします。




 ツナ川 雨雪(サメユキ)




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