猪が出没する地方都市、狩猟女子と自給自足シェアハウス
最近、家の庭にも深夜になると、猪が出没するようになった。
ほんの数ヶ月前だと思うが、今まで山と住宅街を区切っていた暗黙の境界線が破られた。
猪も流石に人間を避けて暮らしていたのだが、山で暮らせる個体数を超過し、飽和状態になったのだろう。
僕の住んでる岡山県南部のT市でも、猪を毎年600頭は捕獲している。
それでも全く追いつかない数に増えてるのだろう。
ホームセンターダイキEXの猪対策パンフレットには岡山県で15000頭のイノシシと、4000頭のシカがいると書いてある。
どの県でもそれぐらいはいるらしく、猪を狩って暮らすような縄文時代のような生活は間近に迫っている。
僕も以前、書いたかもしれないが、ワナ猟の免許を猟友会に取りに行くのももうすぐかもしれない。
アラサー狩猟女子が始めた自給自足のリアル『テラスハウス』生活
(小説家になろうの規約により外部リンク削除、題名で検索するか、カクヨム版参照して下さい)
実際、狩猟女子Xシェアハウスで米や畑も作って自給自足してる人が現れはじめた。
うちの奥さんは畑でタイのレモングラスやとうがらし栽培してるし、イノシシが食べないかもしれない玉ねぎなども栽培している。
僕はらっきょうだが、この種の癖の強い野菜類はあまり食べられない。
果実担当の僕的にはみかんは毎年200個ぐらい成るのでいいのだが、実の成らないバナナはしぶとく生き残り、キウイはオスが枯れてしまい、また購入して来ないといけない。
キウイ栽培はなかなか難しいというか、花が咲き始めるまで大変だと思い知らされている。
メスが咲いてるのに、オスが咲かなかったり、なかなかタイミングが難しい。
バナナは丈夫なので、実の成るバナナを接ぎ木してもいいし、そんなことよりスペースがないので、どこか畑を探したい所だ。