日経平均は本格的な回復基調か?
世界の株価(株価チャートをクリックすると1ヶ月~長期の株価も切り替えて見れます)
http://sekai-kabuka.com/
日経平均が回復基調である。
2015年8月下旬に中国の株価暴落に引きづられて、世界経済は株価が暴落してしばらく低迷していました。
SBI証券のチャート分析では、転換点が9/29の16,901円だったようで、僕も10/16ぐらいから買いポジションにそろそろ移行しています。
11/9は19,684円で2,700円ぐらいは上昇してきています。
これは結果論で転換点がどこだったか?はその時点では分からない訳です。
ただ、日々、含み益か、含み損なのか、それが増えるのか減るのかだけが指標なんでしょうね。
ひとつの未来指標としては、アメリカのダウ平均株価に日経平均が連動してるということと、寄り付き前の外国証券売買動向(外国人の売買)が参考になります。
外資系動向
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/foreign_funding/foreign_funding.asp
アメリカのダウ平均株価が上がれば、日経平均は上がるということで、ダウ平均株価は日経平均より先に回復基調に入ってました。
今後はアメリカの利上げに入っていく方向で、お金はアメリカに集まっていくでしょうね。
中国はしばらく低迷ですが、ヨーロッパもVWのディーゼル不正で難しい感じだし、世界の資金の行き場としては日本、アメリカの株価が無理やり上がるように思います。
米国の利上げで壮大な「経済実験」が始まる ズバリ聞く!中原圭介の2016年経済予測
http://toyokeizai.net/articles/-/89388
OECD、16年の世界成長率を3.3%に下方修正 日本は1.0%
>日本については、15年は0.6%との見通しを据え置いたものの、16年は0.2ポイント引き下げ、1.0%とした。日本は「アジア諸国の更なる減速に対し脆弱で、輸出と鉱工業生産が下振れる恐れがある」と指摘。「持続的な経済成長のためには、物価上昇、賃金上昇、企業収益の好循環が必要」と提唱している。
http://jp.reuters.com/article/2015/11/09/oecd-growth-revise-idJPKCN0SY11720151109
2016年 世界経済見通し:経済レポート一覧(25本)
http://search.keizaireport.com/search.php/-/keyword=2016%E5%B9%B4+%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%B5%8C%E6%B8%88%E8%A6%8B%E9%80%9A%E3%81%97/#.VkKUR7fhCUk
アベノミクス「新3本の矢」に見る真相(大前研一)
http://www.ohmae.ac.jp/ex/asset/column/backnumber/20150930-2/
新3本の矢の評価 実現手段の明示なし(大前研一)
http://www.ohmae.ac.jp/ex/asset/column/backnumber/20151028-2/
主要30新興国への投資 前年比5割減(大前研一)
>今年に限ってみると、ブラジルやインドなどはBRICsの一員ですが、まだ資金は流入中です。トルコもいろいろとトラブルはあるもののおそらく前半は流入が続いていたと思われます。インドネシアも同様です。
流出は、タイ、マレーシア、ロシア、韓国、サウジアラビアと続きます。サウジアラビアは原油価格が下がったためサウジの人がお金を外へ持って行っているのです。そして、流出額が大きいのが中国です。50兆円近い金が流出しています。企業と富裕層が資金を海外に持って行ってしまっています。外から入る分も減っていますが、それ以上に内部の人たちが持ち出しているのです。
http://www.ohmae.ac.jp/ex/asset/column/backnumber/20151104-2/
世界的に金融緩和が進んで、落ち着きを取り戻してきた世界経済は2016年のアメリカの利上げに伴って、ゆるやかに拡大しつつも、どこかで減速する懸念があります。
新興国は通貨安を利上げで切り抜けようとするし、アメリカも企業の売上が海外依存なので、ドル高になると業績悪化となります。
2015年の中国経済の減速を株価に織り込んだということで、2016年は景気は緩やかに拡大基調のようです。
日本経済については、アベノミクスの実行手段が明示されないし、企業の内部留保は増える一方で、その分、日本の賃金は非正規雇用などで下落していってます。
これは完全に補完構造になっていて、給与所得は増えない傾向になってます。
資産を増やそうと思えば、株式、債券、不動産市場か、本の出版などの事業も含めて起業的なもので収益を上げていくしかないでしょうね。
企業の内部留保は配当金や株主優待、株価上昇などの方向で放出されます。
そちらの世界で勝負するしかない。
少子化については、フランスのようにGDPの3%ぐらい(約16兆円)を教育費、生活費の補助をすれば出生率は1.4→1.8ぐらいに回復するようです。
子供を産むと、数百~数千万儲かる仕組みが必要です。
そういう成功例がでちゃってるし。
たぶん、今、仕込んでいたら、来年の3月に向けて徐々に株価は上がっていくシナリオが考えられますね。予断は許さないけど。
とはいえ、投資は自己責任ですし、株価が下落したら、信用売り、ベアファンドなどのリスクヘッジ、つなぎ売りなどができる手段を持っておかないといけませんね。
上昇トレンドなら買い、下落トレンドなら売りができれば、資産は自然に増えていきます。
このサイトを参考にしてみてね。
翁の相場道
http://blogs.yahoo.co.jp/ohtoro_daisuki
正直、9月ぐらいまで売りポジションで稼ごうとしてたんですが、上げ下げが激しくて、ちょっと様子見していました。
チャートの結果論的には、9/29が転換点でリバウンド相場が形成されてきています。
僕が買いポジションにそろそろ転換したのが10/16です。
まあ、リアルタイムでトレンドを感じ取るのは不可能なので、試し玉的に戻りを狙って、そろりそろりと玉を重ねています。
上昇トレンドの中では、株価が下がる「戻り」を買う。
下降トレンドでは、株価が上がる「戻り」を売る。
普通の人とは逆の発想で、相場師には基本技術なんでしょうが、そうすると平均値が有利になっていくし、例えば月~水曜日は高値になる傾向があるので、金曜日に株価が下がる「戻り」で買い増しするとかがいいのかなと思ってます。
これは家計に例えると、スーパーの特売日に商品を買う節約の技術で、本当に大事なことはトレンドの見極めなんでしょうね。
あと、資金管理などリスクヘッジの技術で、暴落した時に損きりできるか、もしくは、つなぎ売りで利益を確保できるか、資金を減らして市場を退場しにようにするのが最も大事なように思います。
生き残ってれば、次、勝てる時も来るからね。