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この声が

 ピンポーン。


 耳障りな音を、純夏は無視した。


 がつがつがつ。


 目の前の肉を喰らう方がずっとダイジ。

 いクら食べてもこの大きくなッた体は満足を知らナイ。暗イ部屋の隅に置かれた鏡ガ映す彼女の姿は、ヒトのそレデはなイ。

 ダが、よカッタと思フ事もアル。

 目が良くナッタ。眼鏡はどコニ行くにモ必須だったのニ、今ハ暗闇ノ中だってヨく見えるし、チャント獲物を殺スタメの鋭い爪も生えタ。

 

 ピンポーン。


 純夏はそれを無視した。


 今は力ヲ溜めナきゃイケナイ。

 スぐにあノ陰陽師カブれノ親友を殺すために戦ワナきゃダメだカラ。

 キットあいつハ抵抗スル。我ラを悪鬼ト呼び、倒すタメの力を使ウ。

 ソレに耐え、アノ忌まワシき敵ヲ確実ニシトめル。


 ピンポーン。


 無視した。

 

 アイツはイツモイツモ私ノ邪魔ばカりシテ……ダカラ、私は力を得タ。ソウ、アイツヲ殺スタメノ。


 ドアが開く。


 ナンダ?誰カイルノカ?

ご精読ありがとうございました。

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