欲しいのは生きている人間の体です
ちょっと前、途中でやめてしまった?けど…ぃゃ、まぁ…多すぎて、何を何から話せばいいのかわからなくて…まぁ、ぁと、途中でテンションが下がってしまって、やめてしまったのだけど…
この3週間で気付いたこと
⑦?にする?①にする?どっちがいいのかな?前回あのままやめなければよかった…ごめんなさい…ごめん…
えぇ…ぇっと…
①私達も眠れる
私達も眠れます。最初眠りに就けてどれほど安心したことか…
生きていた頃に寝ていたような時間に眠くなって、いつも起きていた時間に起きる。夢も見る。楽しい。はっきり言って寝ている時間が一番楽しい。だから起きてもまた眠り、20時間くらいずっと寝てる。死んだ私は概ね寝ている。だって夢の中の私は生きていて、物に触れられて、家族と話せて、友達と話せて、字を書けて、絵を描けて、何かを創れて…食べれて飲んでトイレに行けて…涙を流せて……
起きた瞬間に死んでいたことを思い出す。
これからの時間をどうしようかと考えて絶望する。
やりたいことがなくて、やれることもなくて、時が経つのを起きているのに寝ているふりをしながら、また眠れるのではないかと力なく考えて、妄想して妄想してふと我に返って落胆して、誰の家かもわからない濃い赤の屋根の上でずっと、一日を過ごしている。真っ青の空を綺麗と思うこともなく。
②他の幽霊は誰かに憑いて時間を潰している。
人間は生きている時間の中を、何かの目的を持つことで、手っ取り早く時間を浪費している。
それは仕事であったり、学校であったり、趣味であったり、ショッピングであったり、スマホであったり、新たな学びであったり、その他、諸、々たくさんあるが、私達にはそれらが非常に少ない。
学びを実行できないし、好きであった物には触れられない、買い物というよりも…もぅ、何もほしくなぃ。「欲しいのは生きている人間の体です。」などと、生きている人間が変な悲鳴をあげてしまうような事を言ってみたり。
「……」
だから、幽霊たちは一人の人間に憑いていると、生きている人間のように時間を浪費できる。働いている人間を見ていると自分も働いているような気分になる。それ以外の人間にも憑いているから、そこでのコミュニケーションも生まれる。学校もそう。家庭もそう。その人間に愛着もわくし、愛着がわくとその人間の事を考える、考えるとまた時間が経過している。だから手っ取り早く時間を浪費できる。
でも、見ていると、一人に付き一人憑いてるとかではなく、一人に大勢憑いている人間がいたり、2~3人くらいだったり、1人だったり、誰も憑いていなかったり、と人それぞれである。
あと、見ていて驚いたのが、一人の人間に決まった人間が付きっきりで憑いている場合もあるが、毎日違う人間が憑いている人間もいる。
なんか見ていると、一人で何人かに憑いていて、昨日はこの人だったけど今日はこの人にしようとか、明日は他の人にしようとか…なんて言うんだろう自分のフォローしている人たちに会いに行くような感じで憑いている者もいる。
「というよりも…」
こっちの方が主流な気がする。
「でも…」
少し古い考え、のような人達は、一人の人間にずっと…という方が多い気がする。
「なんか死んでからも古い考えとか、新しい解釈とかあるんだなって思った」
まぁ…今の私には関係ないけど。
「だって…」
憑いている人たちって概ね透明な人たちなんだもん。
「たまに」
灰色とか
「時には」
黒い人も見るけど、憑かれてる人間はなんだか弱気になっていたり、内気になっていたり、
「なんだか」
いじめられっ子を見ているようで、なんだかつらかった。
私も憑いたら、憑かれた人間はああなるんだと、
「そう思ったら」
嫌になった。
「皆の目からも」
かわいそうだってなるんだろうなって思うと
「迷惑を掛けることなくこの屋根の上で眠りに就いていればいいやと」
心から思った。
心から思ったが
「なんだか」
もう
「限界かもしれない・・・・」




