89日目 リリーの戦果
●89日目(グリウス歴863年8月1日)
今日の目覚めはこの世界へ来てから一番のいい目覚めだった。
「おはよう、リリー。」
リリーは珍しく俺と同じタイミングで目覚めた。
いつもなら、ダラダラと惰眠を貪っているのだが
よく眠れたらしく、バッチリと目覚めていた。
「おはよー、あるすー。なんか、きょーはちょーし、いいよ。」
「良いベッドで眠れたお陰かな。」
いつものように着替えると、部屋をノックする音が聞こえた。
「はい。どなたですか。」
「アルス様、起きてらっしゃいますか。よろしければ朝食をお持ちしますが、いかがなさいますか。」
「ああ、お願いします。」
「かしこまりました。」
高級宿って至れり尽くせりなんだな。
暫くすると朝食が運ばれて来た。
夜に比べれば質素な感じだが、それでも十分すぎるくらい種類も量もあった。
一人分にしてはやや多めなので、リリーと分け合って朝食を取る。
食事を終えてのんびりしていると、窓の外でコツコツと音がした。
窓の方を見ると、1羽の鳩が窓を突いていた。
「へー、この世界にも鳩っているんだ。」
窓の方へ寄っていく。
鳩は不思議と逃げもせず、こちらが近づくのを待っているようにも見えた。
窓を開けると、鳩は部屋の中に入ってきてテーブルの上にとまった。
「アルス様、私です。ユミコです。この鳩は魔法の使いで、メッセージを送っています。今、ジュノー王国にいると伺いまして可能であれば、こちらに寄って頂けないでしょうか。ご相談したい事もございますし、お返事はこの鳥に向かって答えて頂ければと思います。」
へー、そんな魔法もあるのか。
ユミコの使っている魔法は俺もそうだけど、
この世界の魔法とは毛色が違うんだよな。
おっと、そんな事を考えている場合じゃないな。
魔法の効果時間も分からないし。
「わかった。一度、そちらに寄らせてもらうよ。」
鳩に向かって、話しかけると、鳩はそのまま、
部屋を飛んで出て行ってしまった。
その後、食事を下げに来た宿の人にロビーでお連れ様がお待ちですと
伝言を受けたので、早速、ロビーに向かった。
テーブルとソファーの置かれた一画でアンジェとマリアは座って待っていた。
「おはよう、アーくん。」
「おはよう、待たせちゃったかな。」
「わたし達もさっき来たところだから、そんなに待ってないわ。」
挨拶しながら一度、俺もソファーに座った。
「今日はどんな予定で行くのかしら?」
マリアが訊ねてきた。
「本当はすぐに砦に戻る予定だったけど、寄る場所ができたんだ。行き先はフォーテルムーン法国のユミコの所だ。さっき魔法の伝言でユミコに来て欲しいと言われたから、寄ると答えておいた。」
「そう。アーくんなら別に大して回り道にもならないし、良いんじゃないかしら。」
「すぐに出るの?」
アンジェが訊いてきた。
「アンジェはどこか寄る所とかあった?」
「そうじゃなくって、・・・ううん、何でもない。」
「ん?、そう?これから出れば今日中にフォーテルムーン法国のユミコの所に着けると思う。それじゃあ出発しよう。」
ゲートについてはゲートの出現先が不明瞭なため、出すことができなかった。その為、今回はテレポートを駆使して進むことにする。
街の外に出て、人目に付かない場所まで移動した。
「それじゃあ、しっかり掴まっててくれる。」
「ダブルマジック・フォーリングコントロール!」
アンジェとマリアに落下制御の魔法をかける。
「フライ!」
自分には飛行の魔法をかけておく。
「テレポート!」
テレポートの出現先は上空だ。
そして、連続でテレポートの魔法をかけていく。
方角は南東方面だ。距離を稼ぐために、砦には向かわず、
直接フォーテルムーン法国の首都を目指す。
フォーリングコントロールの魔法の持続時間は10分少々とかなり短い。
その為、魔法の効果が切れる前に一度、着地して魔法をかけ直す必要がある。
それでも真っ直ぐ目的地に向かえば今日中に着けるはずだ。
2時間もしない内にジュノー王国とフォーテルムーン法国の境にある
河まで到着した。
フォーテルムーン法国側の川辺に降り立ち、
ここで一度休息をとることにした。
「2人とも気分は大丈夫?」
転移に慣れていないと目まぐるしく景色が変わる事により
気分が悪くなることがあるようだ。
後から聞いた話で、はじめの頃は2人とも我慢していたようだ。
「もうだいぶ慣れましたわ。」
「わたしはまだちょっと・・・。」
どうやらアンジェの方がまだ慣れていなかったようだ。
「これ、さっぱりするから。」
そう言って、異空間収納から果物を取り出して渡す。
この果物は、甘すぎず、さっぱりした味がする。
前世で言うと仄かにミントのような清涼感と、
梨のようなみずみずしさのある果物だ。
「ありがとう。」
アンジェがお礼を言ってひとかじりする。
「マリアとリリーもどうぞ。」
マリアとリリーにも渡して、自分用のも取り出してかじりついた。
「口の中がスーッとして爽快だわ。」
「すーすーするー。」
「ええ、少し気分がよくなったみたい。」
「そういえば、ユミコさんの相談ってなんでしょうね。」
「なんだろうね、魔法の伝言では内容まで伝えてこなかったから、分からないな。」
ふと索敵を発動させるとすぐ近くに敵性反応があった。
敵はオークのようだ。数は5体。
「オークが5体。こっちに近づいてくる。」
1分もしない内に遭遇する距離だ。
「オーク5体ならわたし達に任せて。」
アンジェが剣を構えながら言った。
「えっ?でも・・・。」
「わたし達も多少は役に立つところをお見せするわ。」
マリアもシールドにメイスを構えて言った。
「アーくんは休んでてちょうだい。」
「わかったよ。でも危なそうなら手を出すから。」
「大丈夫よ。」
「わたしもやるー。」
リリーが腕をブンブン振り回しながら言った。
「いや、リリーは辞めとけ。相手はオークだぞ。」
「やるのー」
駄々っ子みたいに言うリリーにマジかと思ったが、
引き下がりそうもないのでアンジェとマリアの邪魔だけはしないように
注意だけした。
川沿いの木々の間から武装したオークが5体現れて、
ギャーギャー騒ぎながらこちらを攻撃する気満々な態度を示した。
そして、オークは槍を構えて突撃してくる。
「ファイアボルト!」
「ライトビュレット!」
2人の魔法が先頭を走っていたオークに直撃する。
そのまま後方に仰け反り倒れ込んだ。
アンジェはそのまま、剣を構えて突撃する。
マリアもその後ろに着いて行く形で一緒に前進する。
1体のオークが付きだした槍をあっさりと弾く。
2体目のオークがその後に槍を突き出したがそれは回避した。
そして回避しながらもカウンターで2体目のオークに切りつける。
切りつけた傷は浅かったものの、腕に切りつけた事で
2体目のオークは槍を落としそうになる。
3体目のオークは走り込んでいる途中でマリアのライトビュレットで
足を貫かれて転んでいた。
4体目はそれを見てターゲットをマリアに向けた。
1体目のオークが再びアンジェに突きを入れる。
しかし、アンジェは再び槍を切り払い避ける。
2体目のオークは片手で槍を持ち直そうとしていた。
そこへ先程切り払った勢いのまま態勢を崩しているオークに2撃目を加えた。
今度はきっちりオークの頭にクリーンヒットさせた。
2体目のオークはその場で崩れ落ちた。
4体目のオークは執拗にマリアに突き攻撃を仕掛ける。
しかしマリアも盾とメイスを使ってその攻撃を悉く捌いていく。
ふと見るとマリアにライトビュレットで足を貫かれたオークは
水の塊を頭部に覆われて呼吸ができずに藻掻いていた。
見るとリリーが魔法を使っているようだ。
ちょっとリリーさんいつからそんな魔法が使えるようになったんですか?
リリーを鑑定してみると魔法欄に精霊魔法Lv3とあった。
なんでしょうね、これは。あとでリリーに聞いてみよう。
既に半数以上が戦闘不能な状態ではオークに勝てる要素もなく、
1体はアンジェが袈裟斬りでオークを屠り、
マリアはオークの槍をメイスで破砕して、
戦意喪失したオークが逃げようとして後ろを向いた時に、
後頭部めがけてメイスを直撃させた。
その頃には最後のオークも溺死していた。
「いえーい。」
3人はハイタッチで勝利宣言をした。
すると、倒した順に魔石に変わっていった。
「こいつら、帝国のオークだったみたいね。」
アンジェが魔石を拾いながら言った。
「まだこんな所に潜伏していたのか。それよりも、リリー。いつからそんな魔法が使えるようになったんだい?」
「えーとねー、まえから。」
リリーは腕を両腰に当ててエヘンといった具合で答えた。
「前ってどのくらい前さ。」
「んー、わかんない。」
判んないのにドヤ顔されてもなあ。まあ、いっか。
「2人とも怪我はない?」
「わたしは大丈夫。」
「私も大丈夫ですわ。」
「それじゃあ、今度は俺が頑張る番だね。」
先程と同じように、2人に魔法をかけて、自分にもかけ直す。
「テレポート!」
午後になると、ようやく薄らとフォーテルムーン法国の首都が
見え始めてきた。
ここまで来ると、森もきれて、疎らに木々が生えているような
場所になっていた。
「丁度いい。ここで遅くなったけど、昼食にしよう。」
低木も少なく、開けた場所があったので、そこに降り立つ。
最近は、食事の準備をアンジェとマリアでしてくれるようになった。
言われた食材を出して渡す。
俺はと言うと、2人が食事の準備をしている間に、
座れそうな場所を確保して、索敵で近くに危険がないか見るだけであった。
「2人とも料理が上手いね。いつも美味しいよ。」
「ホント。嬉しいな、ねっマリア。」
「アンジェは砦でも食事係の人にレシピを教わっていたものね。フフッ。」
「もうマリアだって同じでしょ。」
「私はアンジェに付き合ってただけよ。」
「その割には、2人でいた時は焦げ肉とかよく出されてたよね。」
「それは、食べさせるのがアンジェだけだったからよ。本気を出せばこのくらいは出来るんだから。」
「はいはい、マリアは負けず嫌いなんだから。フフフ。」
「リリーもこんどりょーりするー。」
「リリーはもっとおおきくなったらな。フライパンとか持てないだろ。」
「ぶー」
「片付けたら、出発しようか。もう目と鼻の先だし、野宿にならなくてよかったよ。」
実際の所、ここまでうまく来れたのも、着地する度に、
コンパスで方角を確認していたからだ。
こんな所でも役に立つなんて、買っておいて良かったとしみじみ思う。
ようやく、首都の外縁部に到着した。ここからは歩いて進んでいく。
目指すは中央にある庁舎の方角だ。
街の様子は、まだ建物の修繕がそこら中で行われていたり、
路上で食品や小物と言ったものを売っていたりして
ようやく経済が回り始めているような感じがした。
街中では2人組で巡回している兵士も見られたが
数はそれ程でもないように見える。
大通りでは馬車がひっきりなしに通過していた。
その中をひたすら歩いて行く。
人々の顔もそれほど暗くはない。いい傾向のようだ。
庁舎に到着した先に2人の兵士に声を掛けられた。
「アルス殿でいらっしゃいますか。」
2人の兵士とは面識がない。
「そうですが、よくお分かりになりましたね。」
「聖女様から風貌を聞かされておりましたし、このくらいの時間にいらっしゃることも聞かされておりましたので。」
「ふーん。なるほど。じゃあ、案内してくれる?」
「こちらにどうぞ。」
2人の兵士に案内されて、奥まった部屋に通された。
「私達はここで失礼します。」
2人の兵士はそのまま立ち去った。
すると間髪入れずに奥の扉からユミコとシスターポーリンが出てきた。
「アルス様、ようこそお越しくださいました。どうぞ、座って寛いでください。」
ソファーに腰かけるよう促されてソファーに座る。
「よく来るタイミングが分かりましたね。」
「ええ、私の能力で『啓示』というのですが、神様からの言葉を頂けるのです。そこで未来の出来事を知る事ができます。」
「へー、それじゃあ、この先の未来も見えてるの?」
「いえ、見えるのは細かい事象のみだけですから、なんでも見える訳じゃないんです。」
「そうなんだ。それで、相談したい事って?」
「実はですね。隠し宝物庫が見つかったのですが、魔法で合言葉を唱えないと開かない仕組みのようで、魔法使いの方に魔法を解除してもらう事も考えましたが、今後の為にも極秘にする必要があり無闇と依頼できません。そこで、アルス様なら開ける事も、新たに合言葉を設定する事もできるんじゃないかと思い、お願いしようとなりました。」
「まあ、多分、開けられるし、開ければ新たに合言葉を設定できますけど、俺なんかでいいんですか?国の重要機密事項なんじゃないですか?」
「アルス様になら問題ありません。この国はアルス様を支援する為の国ですから。」
「わかったよ。すぐに始めるから案内してくれる?」
「はい。ですが申し訳ないんですが、アンジェ様とマリア様とリリー様はここでお待ちください。」
「じゃあ、3人ともここで待ってて。すぐに終わらせてくるから。」
3人は頷いて了解してくれた。
シスターポーリンは残った3人をもてなすために、
小間使いの者に飲み物や食べ物を運ぶように指示していた。
「アルス様、こちらです。」
そういって、ユミコ達が出てきた扉の方へ向かった。
俺はその後を付いて行く。
扉を潜るとそこも部屋となっていた。
何かの執務室のような部屋だが、ユミコがとある壁に手を当てると、
ガコンと音がして壁の一部がズレて、スライドして開く。
「さあ、こちらです。」
促されるまま入ると、後方で扉が閉まる音が聞こえた。
少し暗い、所々に光源があり、薄らと周囲を照らしていた。
通路になっていてその奥にもまた扉がある。
一見普通のドアに見える。
「この扉です。魔法が掛かっているので、壊そうにも壊れません。」
「試したのか?」
「いいえ、ここの場所を記した資料にそう書かれていました。このように鍵もかかっていますし、明らかに普通のドアではありません。」
そう言って、握りこぶしを作って扉を叩く。見た目は木の扉のようだが音は金属を叩いているような音がした。
「合言葉は乗っていなかったのか?」
「残念ながら。」
「わかった。ちょっと下がっててくれ。」
「ディテクトマジック!」
扉がほんのりと光った。
それほど強い魔法が掛かっているわけではなさそうだ。
「ディテクトトラップ!」
罠はない。
「グレートディスペルマジック!」
パシュッと何かが弾けるような音がした。
ディテクトマジックの効果で
掛けられた魔法の効果は消滅したようだ。
「開いたよ。開けてみてもいいかな。」
「はい、お願いします。ここには魔法の武具が置かれているとありました。まだ残っているといいのですが。」
扉を開けると、そこには様々な道具が置かれていた。
中でも目を引いたのは一番奥の中央に飾られたコートのような服だった。
ディテクトマジックの効果が残っているせいか
そのコートのような服はまばゆく輝いているように見えた。
かなりの魔力が付与されているのだろう。
それ以外にも、この部屋の中にある者は全て光っており、
まさしく宝物庫であった。
部屋の中に入り、暫く呆けていたが、
ユミコが横に立ったのに気付いて話しかけた。
「随分あるんだな。」
「アルス様、よければ、こちらの防具をお召しください。」
そう言って指し示したのは、先程一番目についたコートのような服だった。
「有難いけど、サイズが合わないよ。」
見た目、普通の大人でも背の高い人に合わせたかのような大きさだ。
子供の俺には到底着れる大きさではない。
引きづって歩くわけにもいかないしな。そんな恥ずかしい事は勘弁だ。
「大丈夫です。啓示でアルス様に渡すようにとありましたので。」
そう言って、ユミコはそのコートを手に取り、渡してきた。
受け取って、着てみる。
すると、あれだけ大きかった服が一瞬のうちに俺の身体のサイズに変化する。
「お似合いですよ。」
「でも、この防具は、法国の秘蔵のアイテムじゃないのか?魔力も半端ないし。」
「ええ、ですが、この事は神からの啓示に他なりません。アルス様に必要なものであると確信しています。」
「なら、有難く頂戴するよ。」
その他のマジックアイテムは持ち出すことなくそのままにされた。
最後に扉にハードロックの魔法をかけて、合言葉を設定する。
合言葉はユミコが予め決めていた通りにした。
コートは後でじっくりと調べるために、一度異空間収納にしまった。
部屋に戻るとそこでは、アンジェとマリア、リリーがお菓子を堪能していた。
「アーくん、おかえりなさい。」
「アーくん、聞いて。このお菓子すごく美味しいのですわ。」
見ると、そこにあったのは温泉街でよく見かけるあれだ。
「饅頭?」
「あらっ?アーくんは知ってるのかしら?」
「一緒に食べましょ。」
お饅頭なんてあったのか?ソファーに座り、1つ食べる。
甘さ控えめだが、間違いなくお饅頭だ。
「こちらは、聖女様が作られたお菓子でございます。」
シスターポーリンは、俺に向かって説明してくれた。
「よく砂糖なんて見つけたな。」
「物資を入念に調べましたら、その中にあったの。ただ、そんなに多くなかったから少ししか作らせてもらえなかったんだけどね。」
「こっちの世界でアンコが食べられるとは思ってなかったよ。」
「そうでしょう。再現するのに結構苦労したんだから。」
その努力は認めよう。ただ、聖女様が一体何に精を出しているんだ?
そこを聞いてみたい。
「皆様、今日はお疲れのようですし、先日、入浴施設も復旧しましたので、こちらでお寛ぎ下さいませ。」
「やったー。お風呂入れるよ。」
「本日お休みになられるお部屋までご案内します。どうぞ、こちらへ。」
そう言ってポーリンが案内してくれた。
「先に女性の方に入って頂き、その後アルス様にもお入りになって頂きます。リリーさんはどうされますか?」
部屋の前でポーリンが訊いてくる。
「リリー、今回はアンジェとマリアと一緒に入らせてもらいなさい。」
「では、リリーさん、こちらにどうぞ。」
そう言って、リリーとポーリンは浴場のほうへ行った。
部屋に入り、先程受け取ったコートを取り出す。
「ロアー!」
鑑定魔法をかける。普通の鑑定では魔法のアイテムで服飾としか分からない。その為、鑑定魔法で鑑定することにしたのだ。
このコートは着用者のサイズに自動的に変化する。
そして防御力はミスリルの鎧以上の防御力を持っており、
重量も通常の衣服程度の重さしかない。
ミスリルとは銀の同位体にも拘らず、魔力に長期間曝されて変質したもので
通常の銀よりも軽くて固く、尚且つ魔法に強いとされている金属である。
そして状態異常系の耐性も多少ではあるがあり、
魔法ダメージ軽減もそれなりにあるようだ。
今まで大した装備もなかったから、これほどの物は非常に有難い。
この後、風呂に入って、みんなで食事をして就寝する事になる。
ところで、食事の時の話で気になった事があった。
それはリリーが風呂に入った時に服を脱いだという事だ。
あの服って着脱可能だったのか。
知らなかった。




