10日目 待望のレベルアップ
訂正箇所:スキルの中にステータス隠蔽Lv5が抜けていたので追加しました。
●10日目(グリウス歴863年5月12日)
今回の野営でエルフやドワーフの事を色々知ることができた。
俺にとってはそれだけでも十分収穫だ。そういえば、野宿するのは初めてだ。
いい意味で勉強になった。
エルフやドワーフの国には国名というのは無い。
エルフはエルフで1つという認識の為らしい。そしてドワーフも同じだ。
逆に人間が同じ種族なのに国に分かれるというのが理解し難いという。
また、エルフには属性魔法とは違った特殊な魔法があり、
強いて言うならば、植物魔法といったところだ。
ドワーフにも特殊な魔法というよりスキルみたいだが、
鍛冶魔法とでも言えば良いのかがあるらしい。
そしてエルフは肉を食わない。ドワーフは酒がこの上なく好き。
生活習慣から仲が良くないと見られがちだが、同じ妖精族として
互いに尊敬の念を持っているという。
早く出れば子供の足でも昼前には橋に着くという事で、
朝も明けぬ時間から出発する事になった。
エルフとドワーフの子供達は俺を警戒して話しかけても、隠れてしまっていた。
人間に攫われたんだ仕方ない。・・・仕方ない。
大人のペースであれば、野営することなく到着したであろう橋には、
昼前になんとかたどり着くことができた。
「それでは元気でな。わしもヒュリアも城で聞けばどこにいるか分かるから、何かあったら会いに来い」とギームと握手を交わした。
「遠慮する事はないからね。それと報酬については、必ず冒険者ギルド経由で連絡するから」
そう言ってヒュリアとも握手を交わし、別れを惜しんだ。
エルフとドワーフにはそれぞれ部隊が待っていた。
橋を渡ったところで、それぞれの部隊を護衛に
それぞれの方角へと向かって行った。
あれってやっぱり偉い立場の子供だよなぁ。
「さあて、俺も帰るか」そう独り言ちて歩き出した。
自分のホームである街、ランゴバルドへ。
帰る途中にメニュー画面を見た。
野営中はなかなか見るチャンスがなかったからだ。
レベル4 ようやくレベルが上がったようだ。
HPは45になり、MPは70だ。SPは現在4804と4000増えている。
そして、ステータス鑑定を自身にかける。
力:8 魔力:140 体力:12 器用:10 敏捷:14
やはり俺の能力値は変だ。
HPもMPも冒険者のステータスを見た時の数値と比べて遜色ない。
というか12歳の子供が普通の大人と同じHPとか変じゃないか。
まあ、高い分には問題ない。
それとレベルが2つも上がったせいでSPがMaxギリギリになってる。
仮に5000超えたら切り捨てになるのか?
流石に切り捨てはもったいないから、気を付けよう。
急ぎ気味で街に戻ったが、もう夜だ。
宿屋開いているか心配だ。とりあえず日暮亭にまた来た。
「すみませーん」ドアを開けて中に入る。
「アルスくんじゃない。泊りかい?」と笑顔で訊いてきた。
「はい。あれから街をでて、今戻ってきたんです。空いてますか?」とばつが悪そうに訊く。
「空いているよ。同じ部屋でいいよね。」
「ありがとう。じゃあこれ」と言って銀貨4枚出す。
「はい、おつりね。」銅貨5枚のお釣りを渡された。
「今日は疲れたんで、眠らせてもらいます。おやすみなさい。」そそくさと部屋に入った。
鍵をかけて、早速、スキルを取っていく。
--現在--
名前:アルス 人間 男 年齢12歳 Lv.4
HP45/45 MP70/70 SP 977/5000
--スキルーー
人間共通語会話・読書き、異世界記憶、異空間収納Lv6、物品鑑定Lv6、
ステータス鑑定Lv4、ステータス隠蔽Lv5、SP獲得上昇、
経験値獲得上昇、状態自動回復Lv3、
HP自動回復Lv5、MP自動回復Lv5、魔力操作、無詠唱、
魔力適正(風)Lv5、索敵Lv7、能力強化(全)、魔力感知、
魔力適正(光)Lv2、跳躍Lv3、毒耐性Lv2、恐怖耐性Lv2、
魅了耐性Lv2、麻痺耐性Lv2、眠り耐性Lv2、アクロバット、
剣術Lv5、短剣術Lv3
--持ち物--
小袋お金入、布切れ5枚、上下服2着、ナイフ、水筒2、保存用パン2本、
槍5、干し果物4
--所持金--
金貨42枚・銀貨42枚・銅貨5枚
ここで判明したことがある。
異空間収納をLv6にしたことで収納内は時間停止になった。
物品鑑定は10m範囲で調べる対象を指定できるようになった。
ステータス鑑定においては、相手の所持スキルがわかるようになった。
すべて見えるかどうかは分からない。
HP自動回復は5分で1ポイント回復する。MPも同様である。
索敵は常時発動になり有効範囲500m、敵性判別、固有名も分かるようになった。
アクロバットを新たに習得し、ある程度の高さからの着地では
ダメージを負わなくなった。
それと、自衛の為に、剣術と短剣術を新たに取得した。
残りのSPは何かあった時の為に残しておく事にした。
今日は、疲れた。
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