ハーネスは夢の中
今日は昨日妹とバトミントンをしたおかげで腕がとても痛かったです。
そして体がしばらく眠れなかったくらい痛かったです。
運動時間は30分でした。運動不足がすぎます
「家から出してもらえないのよ」
「・・・」
「出ていけるところといえば猫バ・・オーラさんのところまで。あたしだって猫探しできるのに、買い物だって行きたいわ」
「・・・」
「オーラさんって、独身?ハーネスは大人なのに全然女っ気がないのよ」
「・・・」
「性格に問題があるからよね、顔はまあまあだと思うんだけど、オーラさんって昔は美人そうよね。顔色は悪いし体もひょろひょろしてて色気はないけど」
「だーっ!うるっさいねえあんたは」
猫ババの家には何日か掃除や手伝いで通っているうちによく話すようになって、もうすっかり仲良くなった。話すと帰るときパンもくれるし。
「ハーネスが彼女を連れてきた時とかあった?」
「ないね、前も話しただろ。あいつがやってきたのは割と最近だ」
「引っ越してきたの?」
「いいや」
猫ババは、天井をしばらく見上げて思い出すように目を閉じた。
「拾ったのさ」
「拾った?」
「汚いドブ猫だったよ。ドクソ猫って名前にぴったりなね」
「拾ったって、猫みたいに」
あたしが猫を見て、猫ババを振り返ると猫ババは、真剣な表情をしていた。
そういえば、あたしハーネスのこと何も知らないわ。
でも、あのハーネスが話してくれるとは思えないし。
「ドクソ猫に随分懐いてるじゃないかい」
「へ?」
振り返ると、猫ババは寝っ転がりながら猫を撫でている。
「べ、べつに懐いてないわよ!なによ急に」
「さっきからドクソ猫の話しかしないじゃないかい」
「そ、そんなことないわよ。猫ババの話もしてたでしょう」
「誰が猫ババだ」
つい本人の前で本当の名前を呼んでしまった。
あれ、オーラさんが本名か。
「ドクソ猫もこんなちび猫に手を出すなんてねえ」
「ちっがうわよ!何言ってんのよ。手なんか出されてないわよ」
あたしは雑巾を置いて、ソファで寝転がっている猫ババのところまでどすどす歩いて行った。
前みたいに親子だと思われていないのはよかったけど!
「一緒に住んでるんだろう。あの狭い部屋でどうやって寝てるんだい」
「あたしがソファで寝てるわよ。起きてるときは自分がソファを使うからお前は寝るときだけ使っていいって」
「あの性格の悪いドクソ猫が生意気猫にソファを譲るわけないだろ」
「本当よ!その代わり起きてるときはいっつもソファを占領してるわよ!人間起きてる時の方が長いんだから!」
「ああ、はいはい」
「ちゃんとわかってるの!?ねえ」
あたしは鬱陶しそうに手を振る猫ババに呼びかけた。
あたしがハーネスの話しかしていない?
懐いている?冗談じゃないわよ。誰があんな奴に。
ピンポンといつものようにインターフォンがなった。
「ほら、ご主人様のお帰りだよ」
「誰がご主人さまよ!」
またハーネスは猫を袋に入れてきて怒られていた。
ハーネスは、猫を捕まえてくると必ず死んだようにソファで寝てしまう。
寝ているハーネスは静かでいつもの何倍もマシ。
あたしは、猫ババからお手伝いの報酬でもらったパンをむしゃむしゃ食べながらソファにもたれかかっていた。
猫ババ、最初は全然話さなかったし冷たかったけど、手伝いに通うようになってからよく話すようになったわ。
本当は猫しか好きじゃないとかいっていたけど、人間とも話したいんじゃない。
思わずくすりと笑ってしまった。
家にあるだけの布をかぶってすうすうのんきに寝ちゃってるハーネスを振り返る。
あんたのところに来てから毎日大変よ。
あたしは、ソファの上に顎をのせて寝ているハーネスを見つめていた。
「・・・・・」
ハーネスの口が少し開いた。
なにかぱくぱく寝言をいっているみたい。
耳を近づけてみると、
「・・・・・したくない」
「ん?」
なによ、したくないって。掃除?働きたくないってこと?
それとも猫を探してくるのそんなに嫌だったの?
「ハーネ・・・」
「ころ・・・したくない・・・」
そういってハーネスは、布の中にもぐりこんだ。
ハーネスは、もしかして前にあたしが過去のことを夢に見たように今、自分の過去のことを夢にみているのかもしれない。
本日も読んでくださりありがとうございます。
金曜日におじいちゃんのお手伝いで畑仕事がありますが、確実に筋肉痛の波動をかんじます。
しかも妹はリモート授業でいません。非力なわたしとすぐバてるお母さんでいきます。
心配がすぎます。妹にしがみついて一緒に行こうと連呼しましたが、日付は変えれず、畑で授業は受けられないと断られてしまいました。頑張ります・・・。




