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洗礼

バアァアンン!!!!!!!!!!!!

盛大な音と共に、家の周りにいたのであろう何人もの人が、窓を割り屋根を叩き、ドアをぶち破って入ってきた。

「リョク!これどういうことです!?お前のバリアは機能しなかったんですか!?」

こっちが聞きたい。リョクはそう思った。

バリアが破られたのを感じたのだって、つい何秒か前のことなんだから。


「シーくん!どうします!?アオさんとアカ、待ちまっ……!?」


問いかけたコウの声はかき消された。奴らは一斉に俺らに牙を剥いてきたのだ。

俺は簡易バリアを張った。

「……っ」

思いきりかかってきた奴らはいきなり張られた俺のバリアに跳ね返された。どうやら効いたらしい。

「リョク!ありがと助かった!」

俺はひとつ頷いた。もう一度、バリアを張りなおすために集中した。




「コウ、多分チーフとアカも外で闘ってると思うんだけど。」

「リョクは、バリア張りなおしてんですか?」

「うん、そうだと思うよ。それで、どうする?」

「シーくん、それ、わざわざ聞きます??」

決まってるじゃないですか。

「……そうだね。コイツらに、教えてやろう。」


"守護者"の洗礼を。




「……ねぇ、……アカ。」

「うん。アオ。」

「……やれる?」

「貴方が言うことならね。"チーフ"。」

「………その呼び方、やめろって……」


ついに来たようだ。

闘いの時。

革命の時。

世界を変えるとき。




集中しろ……今日は晴れだった……太陽は私の味方なんだから………

コウは首にかけているネックレスを弄りながら想った。


その時、割れた窓やドアから、眩しすぎる光が家の中を襲った。

奴らはいきなりの眩しい光に目を捕られ、動きを止めた。

「コク、」

そう聞こえたかと思うと、石になったように自分の体が動かなくなっていた。


「ねぇ、君らさ、」

石になった奴らの耳に、声が響いた。

「数が多ければ俺ら"守護者"に勝てると思ってたら、大間違いだよ?」


「リョク、」

それが聞こえた直後、奴らはもう、死と生きていた。



こんにちは、初めまして、紅千尋です。

2話目投稿です。

守護者っていうか、闘ってますね……あんま守ってない感じですね笑

窓割られてるし、ドア蹴破られてるし。笑

リョクとコウとコクのコミュニケーション、伝わったでしょうか??わかりにくい部分がありましたら、教えていただきたいです(o・v・)♪

次話は、アオとアカの闘いっぷりをご覧頂けると思います(*´ω`*)私の表現力がupしてればの話ですけどね笑


次話もよろしくお願いします<(_ _)>


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