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クローバー(4)  作者: ディライト
第1章
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第1章―(1)

「ごめんなさい!」

 下校前の掃除の時間。

 やる気なくだらだらと廊下の掃き掃除をしていたら、急に何者かに人気のないところまで腕を引っ張られて前のめりになった。体勢を整えると、勢いよく顔の前で手を合わせたのは一葉だった。

「な、なんだ、急にどした?」

「その……今日のお夕飯当番変わってくれないかな……?」

 突然のことに面食らっていると、閉じていた眼を恐る恐る開けて一葉はそう切り出した。

「ん? ああ、そりゃ全然構わないけど。どうかしたのか?」

「今日から早速実行委員の集まりがあるみたいで……。ちょっと何時に帰れるかわからないんだ」

「へえ、また随分と早くから始めるんだなぁ。おっけ。今日の夕飯のことは心配すんな」

 そう言うと、一葉は「ホントにごめんね。ありがと」と舌を出してすぐに掃除場所へと戻っていった。

 掃除終了後、岩崎教諭のどうでもいいようなお話を聞き流し、帰りのホームルームはつつがなく終わった。

 日直が帰りの号令をすると、隣の席の一葉はすぐに鞄を手に佐久間の元へ寄って行き、何やら一言二言交わして教室から出ていった。

 二人の妙に楽しそうな様子がなんとなく眼についた。

 うーん、俺でもあんまり見ないような満面の笑みだ。といってもそれを向ける相手が俺じゃないということに嫉妬してるわけではない。……本当だぞ?

 俺は何の気なしに一息ついてから、他の生徒と同様に帰り支度を始めた。するとぼんやりと朝の出来事が頭の中で甦ってきた。


 まず結果だけ言うなれば、一葉はあっさりと了承した。

 少し控えめだったが、「わ、私で良ければ……」と満更でもなさそうに色白の頬を染めていた。きっと一葉のことだから、友人として指名されたという事実が嬉しかったのだろうと予想はつく。しかし佐久間の思惑通りに事が進んだことはあまりいい気分ではなかった。実際、一葉のOKの返事を貰った後、佐久間は勝ち誇ったような笑みを俺に向けていたのだから。

 しかし佐久間との件を抜きにして考えるなら、一葉が実行委員になったことはとても良い兆候だと思っている。現在ではムードメーカー的位置付けの葵とは変わらず仲が良いし、クラスの中心的存在の佐久間や筑紫、男子の隠れファンが多い花咲とも懇意であるのは事実。避けられ言われのない噂を立てられていた頃に比べれば天と地の差だ。しかし俺達以外のクラスメートとは殆ど交流がないのもまた事実なのだ。

 そこで佐久間と組み、イベント事の中心に位置することで一層クラスに溶け込む良い機会になればいいと思っている。

 敵の手を借りるようで癪だが、一葉の幸せを願う俺としては、この件に関しては佐久間に任せておけば問題ないとも思うのだ。

 無力な俺自身も歯痒い想いがないと言えば嘘になる。

 だが推薦されたとはいえ、最終的に実行委員をやると決断したのは一葉自身なんだ。家族の決定は尊重することにして、無事に合唱祭が上手くいくように、俺にもできることがあれば陰ながらフォローすることにしよう。

 そう心に決めて、俺は机に置いていた通学鞄を肩に掛けた。

「あら、今日はおひとり?」

 さて今日の夕飯は何にしようかなんて考えながら教室を出ようとしたところで、背中にハスキーな声が掛けられた。

「花咲も見てただろ? 一葉は委員会のお仕事なの」

 声の方へ振り向くと話し掛けてきたのは俺の前の席の花咲だった。彼女にはいつも一葉と一緒に帰りに夕飯の買い物に行っていることを知られているため、恐らくからかい半分に話し掛けてきたのだろう。

「なら今日はご一緒していいかしら」

「構わないけど、例の如く買い物してくぞ?」

「ええ。お供するわ」

 意外な花咲の提案に俺は少々困惑しながらも了承した。するとくすりと微笑してから、歩き出した俺の隣に肩を並べた。

 昇降口でそれぞれローファーをつっかけて校舎を出る。外に出ると、まだまだきつい直射日光が俺達を突き刺してきた。秋の訪れが待ちどうしい。

 ゆったりと校庭の側を歩いてから校門を抜け、帰り道とは反対側へと足を向ける。目指すは麓町の繁華街だ。行き先は例によってショッピングモールハナオカである。本当は久しぶりにスーパー南田の売上に貢献しようと思っていたのだが、花咲を連れているため予定を変更した。葵はいつも号令と同時に走り去ってバイトに向かってしまうため、鉢合わせてしまう可能性があるからな。すみません店長。どうか潰れないで。

 そんなわけで、暫くハナオカへの道のりをとことこと会話もなく歩いていた。

 五分くらい無言で歩き続けていただろうか。いたたまれなくなったのか、花咲が話を振ってきた。

「そういえばトラがね、寝るときはいつも私の膝の上に乗ってくるのよ」

「へぇ〜そりゃ可愛いなぁ。猫ってそんなに甘えん坊だっけ?」

 トラとは夏休みに六人で旅行に行った際に、ペンションまで繋がる道の途中に捨てられていた子猫のことだ。その時一度は旅行中のため拾ってはいけないとスルーしたのだが、花咲はトラと自分の過去の境遇を重ねてしまい、大荒れの台風の中トラを匿いに向かった。そのせいで怪我をしてしまった花咲を俺が見つけ、子猫共々おぶって連れて帰った。そんな時、俺は花咲の心中を垣間見た。それまでどこか一定の距離感で壁を作っていた花咲だったが、それ以来花咲は色んな表情を見せてくれるようになった。今ではたまにウチに飯を食べに来たりするようにもなった。

「乗ってくる子は乗ってくるみたい。けどそういないらしいわ」

「甘えたくなるほどに幸せなんだろうな。花咲に助けられてさ、ずっと寄り添っていたいって思ってるんだよきっと」

「助けられたのは私も同じよ。私も……今は独りじゃないって感じるもの」

 眼を細めてそう言った花咲の表情はとても優しく見えた。

「……なんか変わったよな。花咲」

「そうかしら?」

「そうだよ。前はもっと企みの笑顔が多かったぞ」

 そう言うと、少し睨みがちに下から見つめてくる。

「草野くん私のことそんな風に見てたんだ」

「へ、ああいや、……すまん口が滑った」

 しばし冷めた眼で睨まれていたが、ふうと一息つくと俺から眼を逸らして正面を向いた。

「まぁ、しょうがないわよ。実際企んでいたしね」

「さらりととんでもないこと言ったな」

「それに……だって――――、」

 花咲が続けて何かを言った気がしたが、ちょうど通り掛かった自動車の音で掻き消された。

「何か言ったか?」

「……何でもないわ」

 微笑に乗せて花咲は首を振った。

 それはどこか寂しさを感じる、空元気のような笑顔に見えた。


 俺達はまた暫く無言で歩いて、ハナオカへとたどり着いた。一階の食品ゾーンであれよあれよと買い物を済ませて、とんぼ返りでボロアパートへの道を歩き出した。帰りは鞄と買った材料を持っているから、腕への負担が倍増する。そして追い打ちを掛けるように、ボロアパートへの地獄の登り坂が待っているのだ。

「この坂はいつ見ても酷いわね」

「二年も登ってれば流石に慣れる……と言いたいとこだけど、はっきり言ってそんなの無理だよな」

「よく自転車で買い物に行ったりしてるわね。上るのは大変でしょう?」

 今は自転車ではないが、休みの日は買い物や二葉・三葉のお迎えなどにも使っている。

「下りの心地良さのためだけだな。あれがあるから上ってこれるんだよ」

「そんなに良いものなの?」

「ああ最高だよ。景色も綺麗だし、爽快感抜群だ。今度花咲も荷台に乗せてやろっか?」

「そうね。機会があれば」

 そんな他愛のない話を交わしている内に、急な坂道も上り切ってボロアパート前に着いた。

 さてここで挨拶と共に別れようという所で、俺はある懸念事項を思い立った。

 恐らく今日は元々夕飯当番の三葉と共に炊事をこなすことになるだろう。

 そうなると、料理のできない二葉は話し相手がいなくなってしまい、恐らくぶつくさ文句を垂れるか、三葉の顔にお塩をぶっかけるかしかねない。このボロアパートの大家であるおばちゃんの一人息子で二葉にゾッコンラブな雄太ゆうたにお任せしておきたい所だが、生憎部活で不在だろう。肝心な時に使えないなあいつは。今度パールドライバーを喰らわせてやろう。そんな高等技できないけど。

 暫く思案した後、ならばと俺は駄目元で声を掛けた。

「な、なぁ花咲」

「なに?」



 ◇◇◇



「ただいま」

 鍵を開けドアを開くと、居間の方から足音を立てながら二人の少女がお出迎えをしてくれた。

「ハルキおかえり!」

 まず先陣を切って高らかに両手を上げたのは碧原家次女二葉ふたばだ。

 長女の一葉と同じ栗色髪を肩くらいのショートにしている。元気ハツラツで好奇心旺盛。もうそろそろ中学生になるというのに、まだまだあどけなさの残る少女だ。

「おかえりなさい」

 そして後に続いて頬を赤らめて控えめにはにかんで見せたのは碧原家三女の三葉みつばだ。

 姉二人同様の栗色髪は右肩おさげに。三姉妹では一番大人しい。しかし小四にしては妙に大人びている所もある娘だ。

「お邪魔します……」

 そんな歓迎ムードに縮こまりながら、花咲がひょこりと開いたドアの横から顔を出した。

「おお!? カホだカホだ! またご飯食べにきたのかー?」

「こんにちは、カホさん」

「今日はお友達も連れて来ました」

 二葉の問い掛けに答えると同時に、花咲は胸元に抱いていた子猫を玄関先に放した。

「あートラだ! ひさしぶりだな〜おまえー!」

 二葉が飛び掛かるようにトラの頭を撫で回す。トラはそれを嫌がるように、しゃがみ込んだ二葉の股の間をすり抜けて居間の方へ逃げて行った。二葉もまたそれを見て、犯人を追い掛ける刑事のように「待てー!」と叫びながら続いていく。

「ハルキ、一葉は?」

 二葉とトラに眼も暮れず、三葉が長い前髪の奥から疑問の瞳を俺に向けて制服のシャツの裾を摘んでくる。

「一葉なぁ、これから一ヶ月くらい学校の仕事で忙しくなっちまったんだ」

「しごと?」

「合唱祭でみんなをまとめる役」

 へぇと三葉が感嘆の声をあげると、じたばたしているトラを抱えながら二葉が顔を出す。

「えー、じゃあ帰って来ないのかー?」

「帰ってはくるけど、いつもより遅くなるだろうな」

 そう答えると「つまんないー」と二葉がぶーたれる。こらこら、トラを空中で振り回すんじゃない。

「二葉がそう言うと思ったから花咲が来てくれたんだぞ。これから暫くは俺と三葉で夕飯の支度なきゃならないし、その間二葉がヒマすると思ったから」

 最初はそう考えて花咲に声を掛けたのだが、流石に厚かましいと思い口にするのを止めた。しかし花咲は俺の言わんとすることを察したのか否か、唐突に妹さん達にトラを会わせたいと言ってくれた。以前から連れて来ると約束をしてはいたみたいだが、このタイミングで提案してくれたのは好都合だった。いつも俺達の騒がしい会話を下の部屋で嫌でも聞かされている花咲の粋な計らいなのだろうか。

 そんなわけで二葉のこともあったし、俺は「すごく助かる」と顔の前で手を合わせた。

「じゃあカホWeeやろー!」

「ええ、やりましょ」

「二葉はその前に風呂掃除なー」

 やる気満々にガッツポーズを掲げていた二葉は、俺の声に出鼻をくじかれたようにずっこけた。

「あ、後でやるよ〜……」

「そう言うヤツは後で絶対やらないんだ」

「もー、わかったよー! ハルキのしゅうとめ!」

 二葉は可愛らしく舌を出して妙な捨て台詞を吐きながら逃げるように洗面所へと消えていった。

 姑のようにねちっこいってのか!? 失礼な! っていうかどこで覚えてくるんだそんな言葉!

 隣では三葉も呆れて苦笑いをしている。

「悪いな、なんか騒がしくて」

「ふふ、相変わらず賑やかで楽しいわね」

 妖艶に微笑んで、花咲は居間の方へと進んだ。


 暫くすると二葉も風呂を洗い終えて戻ってきた。飛ぶように花咲の元へと向かい、嬉々としてWeeのセッティングをしている。花咲もわからないながらも二葉のゲームの話に耳を傾けている。

 その様子に安心して、俺はそろそろ夕飯の準備に取り掛かろうと腕を捲った。

「よろしくなミツバ」

「うん」

 俺が声を掛けると、隣でエプロンを装着していた三葉はこくりと頷いて、ほやっと微笑んで見上げた。

「そういやぁ、飯を一緒に作るのは初めてだよな」

「そうだね」

 買ってきた材料を袋から出しながら、この状況がとても新鮮に見えた。

 いつもならご飯の支度当番は、俺が一人でやるか、一葉と三葉が二人でやるかのどちらかだった。特に三葉は料理が上手だから、俺と三葉で料理をする必要性がここまでなかった。

 とはいっても、流石に小学四年生に四人分の夕飯の支度の全てを丸投げしてしまうのは酷だろう。何より俺自身が許せないし、流石に男としてダサすぎるだろ。

 そういう理由もあって、一葉が不在の間は俺が三葉のアシスタントになるつもりだ。もちろん俺が当番の時は一人で作るつもりだしな。

「ハルキも、フタバとカホさんと一緒に遊んでていいよ?」

「そういうわけにいかねえよ」

「疲れてるでしょ?」

「その心配はないぞ。授業中は大体寝てるからな」

「なにそれ」

 三葉は可笑しそうに控えめな笑い声を上げた。

 あの夏祭りの一件以来、三葉はよく笑うようになった。話す言葉に淀みもなくなったし、三葉からも話し掛けてくれることも多くなった。

 暑い夏の日の夜の出来事だ。あの日俺は……俺達は、今まで頑なに見せることがなかった三葉の内面に触れた。それを見せられて、三葉のひたすら純粋で真っ直ぐな想いは、俺にこれまでの生活がただのごっこだったことを思い知らされた。表向きは理解している振りをしていただけで、根本の部分は何も解っちゃいなかったのだから。

 だけど、この事があったから俺達は更に固い絆で結ばれることができた。

 三葉が心を開いてくれていることが何よりの証拠だ。

「ね、ハルキ、明日友達の家に遊びに行ってもいい?」

「もちろん。あ、でも五時までには連絡くれよ? 迎えにいくから」

 俺の言葉に三葉はこくりと頷いて嬉しそうな表情を向けた。

 二学期が始まって三葉に早速友達ができたらしい。しかもなんと自分から話し掛けたというのだ。それを三葉から聞いたのがつい昨日のことだ。引っ込み思案だった三葉が自分からそのことを伝えてくれたことに俺たちはいたく感動して、まるで自分のことのように喜んだことは記憶に新しい。

 きっともう三葉は下を向かないし、立ち止まったりはしないだろう。

 俺たちが共に在る限り。


 三葉と手分けして調理している間、二葉と花咲はWeeスポーツに熱中していた。どたどたと暴れる二人の足元ではトラが面白がって走り回っていた。どうやらボクシングをプレイしていたらしく、しゅっしゅと二人で弱弱しいパンチを画面に向かって繰り出し合っていたが、どういうわけか花咲のパンチばかり当たるらしく、二葉が顔を真っ赤にしながら悔しそうに地団駄を踏んでいた。相変わらず花咲はビギナーズラックの天才だった。

 俺と三葉はそんな様子をたまに横目で見ながら笑っていた。時々三葉がぼそりと嫌みをこぼすと、一層ムキになる二葉がとても可愛らしかった。

 そんな時間はあっという間に過ぎ去って、そろそろ料理も完成というところで、テーブルに置いてあった花咲の携帯電話が振動した。

「ちょっとごめんなさい」

 ポーズボタンを押して、花咲は携帯電話を手に取って慣れた手つきでいじり始めた。どうやらメールのようだ。

 暫く画面を見つめた後、恐らく短文を返信すると、二葉の頭に優しく手を乗っけた。

「そろそろ帰るわね」

「えー! せっかく勝てそうなとこなのに! 勝ち逃げズルイぞカホ!」

 二葉が花咲の制服のブラウスの裾を引っ張って引きとめる。

 画面を見ると二葉似のアバターが今にも倒れそうにふらふらしてるけど大丈夫かな?

「ごめんね二葉ちゃん、また今度ね。草野くん、どうもありがとう。また明日」

「なんか用事か?」

「……そんなところね」

 くすりと喉を鳴らしながら、花咲はトラと鞄を持ち上げる。

 何となく言葉を濁された感じがしたが、俺はそれ以上突っ込まなかった。

「あ、ちょっと待て花咲」

 玄関でローファーを履こうとする花咲に慌てて声をかける。

「時間取らせちまって悪かったな。これ、せめてものお礼ってことで」

 タッパーにつめて、本日のメニューである肉じゃがを花咲に差し出した。

「……ありがとう」

 花咲は少し思案したあと、ハスキーな声とともにそれを受け取った。

「カホおぼえてろよー!」

「ばいばいカホさん」

 二葉と三葉がそれぞれ手を振る。花咲はそれににこりと笑顔を返し、最後に俺に目線をくれて、部屋を後にした。

 ぱたりとドアが閉まる音が妙に大きく聞こえる。最後の花咲の笑顔が、瞳が、少しだけ憂いを帯びていたのは気のせいだったのだろうか。


 それから一葉が帰ってきたのは、花咲が帰ってから五分後のことだった。



第1章――――完

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