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N・EVER  作者: 不知火
7/8

第六話 暴走/謎

グラディアはバックステップを踏む。

グラディア「無駄に僕の邪魔をするな!」

??「あ?」

サングラスの下から赤い目を光らせ、タバコを咥え火をつける。

??は屋上から飛び降り、地面に足が着いた瞬間ゆっくりと近づいていく。

園咲「黒雲先生?」

廃藩先生「黒雲…」

黒雲先生は歩きながら、園咲に救急箱を投げる。

黒雲先生「…休んでろ」タバコの煙を吐き出す。

グラディア「第二のヒーロー気取りか?僕みたいなSERVANTの一員の前でさぁ?」

グラディアは突っ込んでいく。

黒雲先生「ヒーローねぇ…まぁそんなとこだ」

黒雲先生はニヤッと微笑み、タバコを宙に投げる。

グラディアの拳が黒雲先生の顔面に触れる寸前、黒雲先生は右腕に黒炎を纏い腹に一撃を与えるとグラディアの身体が宙に浮き血を吐くがお構いなしに黒雲先生は殴りや蹴りを当て続ける。

グラディアは吹き飛ばされ地面に倒れ込む。

黒雲「勝負ありだ…さてと…」タバコを吸い直す。

グラディア「・・・ふふ、あははははは!!、この世にはまだこんな人間がいたんだな!あははは!」

廃藩先生「離れろ!黒雲!まだ終わってない!」

グラディアは起き上がると身体が膨張し始め、どんどんと巨大になっていく。

グラディア「君達は知らなかったのかな?!バーサーカーとは狂戦士!狂ってからが本番よぉ!」

グラディアは5メートル程のサイズ感になる。

グラディア「クロニクル様!私は!やっと本気で相手をできる人間を見つけることができました!ありがとうございます!」

手を広げて涙を流す。

酒浪「…クロニクル……」

黒雲先生「フッ…それがお前の本気ってわけだな…なら、俺も久々に…」

廃藩先生「ぐっ…本当にやるのか?」

黒雲先生「生徒を守るのが教師の勤めよ…生徒達よ下がれ…」

黒雲先生は腕を交差し、力を溜めて放出すると、髪の毛が伸び心臓部からヒビが入る。

黒雲先生「行くぞ!」

グラディア「来い!」

黒雲先生は右腕に黒炎を浮かべ、グラディアの周りに撒き散らす。

グラディア「グガアァァ!!」

グラディアは雄叫びを上げながら黒雲に突進するが、黒雲は飛び上がる。

黒雲先生「お前はそんなものか?」

グラディアは立ち止まって雄叫びを上げると衝撃波を放ち地面が割れ木々が倒れる。

酒浪は廃藩先生の周りを黒い煙で守る。

黒雲先生「生徒達に手をかけようとするとはな…」

グラディア「ガアァァ!!」

グラディアは黒雲先生の足を掴み、地面に叩きつける。

グラディアはそのまま黒雲先生を踏みつけようとするが、黒い煙を纏った片手に止められる。

黒雲先生「我をこれ以上コケにするのはやめろ…不愉快だ」

黒雲先生はグラディアの足を掴みそこから黒炎で身体中を焼き、黒い稲妻を走らせる。

グラディアは身体に負った炎と痺れによってふらつき、そのまま地面に倒れると砂埃が舞い元のサイズに戻る。

グラディア「こんな、はずでは…」

酒浪はグラディアに素早く近づき、胸ぐらを掴む。

酒浪「おい!クロニクルとは何者だ!そいつはどこにいる!」

酒浪はこの学校に来てから感情を出していなかったが、明らかに取り乱している。

グラディア「ああ、それはな…」

グラディアは最後の力を振り絞って巨大化してた時の咆哮を響き渡らせ衝撃波で酒浪をぶっ飛ばす。

グラディア「ガアアアアアアアアア!!!!!」

グラディアは何かのコントローラーのボタンを押すと空間が歪み黒い穴が開く。

グラディア「誰が教えるか、馬鹿野郎がよ!」

グラディアは穴に飛び込もうとすると背後から黒雲先生が背中に触れる。

その瞬間グラディアの動きが止まる。

黒雲先生「貴様は我の逆鱗に触れたのだ」

黒雲先生「この魔王のな…」

その言葉と共にグラディアは黒い煙となって消える。

そして穴は消える。

黒雲先生は元の姿に戻る。

黒雲先生「今日は一度自室に戻り休息を取るように」

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