表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
N・EVER  作者: 不知火
3/5

第二話 黒い男

金髪の男の右手から雷玉が消えたかと思えば時雨の目の前には黒い煙で顔を覆った謎の男子高校生が右足で金髪の男の腕を蹴り上げていた。

園咲「!?」

時雨もゆっくりと目を開ける

時雨「…?!」

金髪の男はすぐに距離を取って身体中に稲妻を走らせ、殴りや蹴りの猛攻を仕掛ける。

金髪の男「チッ…邪魔すんじゃねぇ!」

謎の男子高校生は全ての攻撃を的確に受け止め、また躱し隙を探る。

金髪の男が大技を使うように避雷針のように雷を落とすと謎の男子高校生はバックステップを素早く踏み、躱すと大きな隙ができる。謎の男は隙を見逃さず距離を瞬時に詰めると金髪の男の顔面を掴み地面に叩きつける。

金髪の男「ガァァァ…てめぇ!」謎の男「・・・。」

??「はーい、揉め事をしているのは君達かな〜?」

その2人の喧騒に釘を刺したのは銀髪に黄色い目をした先生だ。

金髪の男「てめぇも俺の邪魔すんのか?ああ?」

金髪の男は頭に血が上ってるのか関係の無い先生に向けて殴りかかるが、先生に片手で拳を止められそのまま地面に叩きつけられると地面にヒビが入っている。先生はニコッと微笑んでいる。

廃藩「申し遅れたね、僕は廃藩 埃。すまないね、こんな野蛮な輩と戦闘させて….さあ、入学式に向かいなこの子は僕が片をつけておくからさ。黒い子は…もういないか…」

廃藩先生は金髪の男を担ぐと学校の中に消えていく。

園咲「…一体、なんだったんだ…?」

時雨は首をブンブン振る。

時雨「そんなことより早く行かないと遅刻だよ!」

園咲と時雨は走って体育館に入った数分後校長先生が壇上に立ち話し始める。

武億倉校長「NEVERを持つみんな持たないみんなようこそ!!流星高校へ!私はこの高校の校長、武億倉 和寿だ!私達高校の先生方は君らを歓迎している!この日をどれだけ待ち望んだか!桜が咲いてから………(以下略)….良い学校生活を送ってくれ!」

周りを見渡すとどうやら二年生もいるようだ。園咲は白髪の先生と目があい先生がニコッと微笑むと園咲は少し顔が赤くなる。

武億倉校長「次に先生の紹介をさせてもらう!」

先生達が壇上に上がる。4人のようだ。

武億倉校長「左から廃藩先生、白上先生、黒雲先生、琵琶先生だ」

廃藩先生は笑顔で手を振る。

廃藩先生「廃藩 埃だよ〜よろしく〜、NEVERは超強化だよ〜」

白上先生はニコッと微笑みながら頭を下げる。

白上先生「白上 望絵です…え、えと今年から先生を務める新人なのでお手柔らかにお願いします。NEVERは女神でしゅっ!」

白上先生は最後に噛んでしまったことに顔を赤く染めて持っていたカルテで口元を隠す。

黒雲先生はサングラスを外してタバコの煙を吐いて無言で軽く頭を下げる。

琵琶先生は手を大きく振ってから

琵琶先生「僕は琵琶 滅符NEVERは不死よろしく!」

武億倉校長「それではこれからの学校生活を楽しんで!」

生徒達は各々の教室につく。

廃藩「1年生担当になったよ〜、よろしく〜」

園咲が周りを見渡すと高校という割には一年生が二十人という少数だ。

周りには今朝の金髪の男、謎の黒い男、黒髪の少女など個性が溢れている。ここから新生活が始まる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ