幽霊屋敷探索
ついに幽霊屋敷の探索が始まった新しい仲間を探しにきた総統達は無事に探索出来るのか総統の精神と恐怖パラメーターはもつのか
屋敷の地下、柱に縛られた男の目は死んでいた、自分の生涯を賭けて忠実に従って生きていた組織に捨てられ生きる気力を無くしたのだ、もう丸々3日ここに縛られている
「どうしてこんなことに」
確かに命令されなかった行動をして迷惑をかけたそれは認めるしかし、ここまで酷いことになるなんて。
「もうどうでもいいかこのままでも」
そう思って天井を見上げたら天井に群がる黒い塊地下だから周りが暗いがそれでも分かる異様な塊。男は手に持っていた拳銃を握り締め最後に組織から言われた命令を思い出した。
「ここには面白い噂があるもし貴様がその正体を突き止め証拠となる物を何でも良い持ってこい、そうだコレを置いて行こう苦しくなったら、言わなくても分かるよな」
そう言い残しその場を去って行った一発の玉と拳銃を残し。
「俺が死んだら食うつもりか安心しろ後もうちょっとでご馳走にありつける」
もう覚悟している最近俺は天国に行くのか地獄に行くのか考えているそしてもう一つ考えていることがある
「まだ生きてる」
小さな声が聴こえた。
この声だ!この声の正体を知りたい
「まだ生きてるよ~」
この声の正体が噂のやつなのか?たぶんそうだろうだがいっつも返答がないもうすぐ日が暮れる明日俺は生きているのか……日は完全に暮れ森の中にある屋敷は異様な空気を放ちながら中に一歩も総統達を
一同全員「お邪魔しまーす!」
総統以外は物凄いスピードで屋敷に入ってから数分後総統達は中庭に立っていた玄関からすぐ目の前にあった扉から中庭に入りある木を中心に斜めに四方に花壇があったスッカリ荒れ果てているがちゃんと花が咲いていた。
「こんな所に花が咲いてますよ不思議ですね」
「気をつけて皆、何が出てきてもおかしくない気配だから」
サリィは気にせず花を見ているが総統は周りが凄く気になって首が痛くなりそうな早さで周囲を警戒している。
「大きな木ですね」
「しかしツタが絡みついて木を覆い尽くしている」
アライドは木を見ているがエンクラスは木の側にある別の物、石碑を見逃さなかった。
「皆とにかくこの屋敷の探索するよ何かあったらすぐに逃げてねそれじゃあ割り当てするよ」その結果一班、総統・サリィ・水犬
二班エンクラス・アライド
「それじゃあ玄関から左右に別れて二階があるようだから階段があったら登って私たちは右、アライド君は左に行ってね」
「総統!しかしこういうホラーな展開は何かと単独行動をするのが筋ですけどそれはしないんですか?」
「アライド君そんな展開は私は求めていない」
心の中ではそのホラーでよくある単独行動がちらついて今一番恐れている。
「アライド君、単独行動はしないことそこんところ覚えておいて、それじゃあ探索開始」
と言うことで屋敷の探索を開始した外見は古い屋敷でボロボロだか内側は総統の感覚では意外に綺麗だったまるで誰かが住んでいるような故に総統の恐怖パラメーターは爆発寸前、精神ハートポイント0寸前そんな総統の目の前に現れた階段しかも二階に行く階段ならまだしも地下室に行く階段を見つけてしまった。
「まさか地下があるなんて・でも行かないと…ダメだよねサリィちゃん」
そんな事を考えていたら既に先に進んでいるサリィ
「早く〜総統さん」
「サリィちゃん先に行かないで」
地下に行く階段はどうやら自然に出来た空洞らしく下りて行くにつれじめじめした空気が漂ってきてどんどん幽霊が出て来そうな雰囲気になってきてしまった。そうして地下室についたそこには誰もいなかったがそのかわりいろんな種類の保存食が沢山あった。
「凄い、凄いぞコレまだ食べれるなんて凄い保存食だ」
屋敷の探索を忘れて組織の食費が浮きそうでテンションアップしている総統。
「でも大丈夫なのかなお腹痛くならないかな」
そう考えながら高い所にあるビンを取ろうとしたら。
棚がサリィめがけて倒れてきた
「サリィちゃん危ない」
総統は素早くサリィの手を引き棚が倒れる前に救い出した。
「危ないよサリィちゃん、ちゃんと気をつけないと、ん?あれは」
倒れた棚の奥に扉があった。
「総統さんもしかするとこの先に幽霊がいるかもそしてホラーでありがちなメンバーの一人が消えたり柱に縛られた骸があるのかも」
「サリィちゃん、アライド君みたいな事言わないで」
しかし総統はこの先は何か危険な物があると感じた。
「サリィちゃんはここで待っててワシだけで行ってくる」
「総統さん気を付けて」
サリィは扉の先に行った総統を見ながら思った…結局……単独行動してるじゃん!
……どうやら更に降りないみたいだ扉の先を歩いて行き、また扉があり開いたそこには部屋があり少し段差があるみたいだ目の前に階段があり右手の方向にはこの屋敷の柱があったそこに縛られた男の姿が、固まっている総統にかすれた声で話しかけてきた。
「オレを食いに来たのか?残念だなまだだそのかわりオレはとても飢えている……」
そして大きな二つの声が部屋の中に響いた
「貴様を食ってやろうかーーーー」
「イヤーーーーーーー!」
「なんなのよさっきの大声は、でも丁度よかったあとはあのサリィと言う子をどうやってあの奇妙な声がする筒から引き離すか」
その時サリィはさっきの大声にびっくりしたのか倒れた棚の中に隠れていた。
「さっきの大声もしかして総統さん?総統さんの身に何かあったのかも早く水筒からスイを出さないと」
そうして肩にかけていた水筒を外した
「今だ!」
そうするとサリィの持っていた水筒が下りてきた階段に飛んで行ってしまった。
サリィは急いで取りに行ったら階段に黒い影がそしてサリィを連れて去っていった
「総統さーーーーん」
そのころ、アライドとエンクラスは二階に上がっていた
「エンクラスさんさっきの声はなんだったんでしょうか総統の声だったような気がしますが、エンクラスさん?」
エンクラスは左手の通路にある角の部屋を見ている。
「アライド、君も一人の戦闘員だったらここは別れて行動しよう」
アライドは察してエンクラスの考えに乗り別れて行動することにした。
「それでいい、さあ出てこい」
扉の隙間から見える黒い塊赤い眼。
総統達は生きてこの屋敷から出れるのかそして結局総統の言うこと聞いてないよ