挨拶1
年明けということで番外編です
年が明けて朝から蛍池に集まった我々W団、おせち料理を携えて騒いでいる。
「みなさまあけましておめでとうございます、今年も我々W団をお願いし……」
「総統!!デジの話は!?」
お茶を飲みながら年明けの挨拶をしている最中の総統にアライドが話しかけた。
「みなさま、後ろのBGMは正月らしい曲を聴きながら読んで下さい、本編の方は若干難航しています」
「言っちゃったよこの作者!」
「あれだよ、難航していますてのは戦闘の表現しにくいんですよ」
木の上から真下に蜘蛛糸で降りて総統の目の前に置いてある重箱を回収していったアラネ。
「このまま言わずに何日も放置するわけにはいけないでしょ、最近増えてきてるのに」
「放置するわけにはいけませんね、それなら早く書きましょうよ」
重箱が若干浮き上がってミニサイズの水犬が数匹重箱を運んでいる。
「ゆっくりと休んでるんですいろいろと……」
「いろんな小説作ってる人、どんなペースで書いてるんでしょうね、うちは週にだそうとはしてるんですけど、別作も作ってるし」
黒豆だけの重箱をハトが横から取って何回目になるだろう。
「配分も大切だけと現実もテストが迫ってる」
「とにかくデジだけは今月に終わらせるつもりです……これって活動報告に書くべきだとおもうんですが……」
松木が酔った勢いで池に飛び込んでいる、水犬が松木を池から出さない鉄壁のディフェンスで遊んでいる。
「それじゃあ、現実問題はここまで、今年で一周年目の我々W団をよろしくお願いします……」
箸をとり、食べようとしたら重箱がみなにとられていた。
「ワシの分、残ってる?」
「みなさん、持ってきましたよ」
エンクランスとサリィそしてレナがおせち料理を持ってきた。
「総統だけではさばけないとレナさんに頼んだんです」
「残り物ですけど」
「これはどうも、それではもう一度」
あけましておめでとうございます、今年も我々W団をよろしくお願いします。
「我々……」
「W団!!」
悪ふざけ正月早々お詫びします。
……えっ?正義の見方と銑三がでていない?正義の見方はたぶんへやで一人です。
銑三はあとでアラネを加えての宴会が控えてます。