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W団設立のきっかけ

いきなり総統の回想に入ってしまったがそれはまだ会社員だったころのお話しまだ若かった総統は何を思い組織を設立したのだろうか

この組織が設立した訳は総統がまだ社会人だった頃から始まる

その日は丁度シャトルの打ち上げの日だった。

「ワタシハ、ニホンカラキタ、モノデ、ニモツヲワタシニキマシタ」

この片言英語こそまだ社会人だった頃の総統なのだ。

今、総統はエアコンを海外の宇宙センターに運ぶ仕事をしていた。

「ワタシハ、ニホンカラキタモノデ、エアコンヲ、トドケニキマシタ、OK?」

しかし宇宙センターのいかにも強そうな黒人の門番は何も言ってくれなかった。

「まったく日本人をバカにしているのかそりゃあ片言の英語だけど何か喋ってくれないかな」

総統はもう一度会話を試みた。

「ワタシハニホンカラキタモノデ、エアコンヲトドケニキマシタ」

……やはり無視だった。しかし、相手がやっと喋ってくれた

「¥&@%¢§※〒¥」

「え!?何て言ったの」

総統はどうしようと悩んだしかし、それは総統だけではなかった。

「…無口なんだ…俺…めんどくさいな…仮の警備員だし…誰でもいいから通しちゃおっかな…でも何回言っても…進んでくれない」

そして門番は総統に喋りかけた。

「¥%@&」

「何て喋ってるか分からないどうしよう」

かれこれ1時間はこれの繰り返しをしていた。

その頃シャトルの打ち上げをする司令塔が悩んでいた。

「おい!まだ荷物は届かないのか」

「それが、荷物受け入れじゃなく直接渡しに来たとかで、すでに一週間前から到着しています」

「ならなんで届いてないの?」

「そこが重要なんです、どうやら根本的な間違いで、機材を間違えて入荷させたとかで」

そうまだ機材が届いてなかったのだ。

「いったい何時になったら届くのだ!」

相当時間をおしているので早くしないと打ち上げが中止になってしまう状況だった。

「司令ついに見つかりました。どうやら門番と会話が通じなかったようで、直射日光の中数時間に渡り討論していたようです。それと積み込む荷物はエアコンに似ているのですか?」

「そうだ!だから早くシャトルに積み込め」

「ハイ、分かりました」

その頃総統はやっと中に入れてホッとしていた。でも、ちょっと頭がグラグラしている。

「アー、中に入れたのはいいが何処に届ければ良いのかな」

そう考えながら何となく道を歩いていたら。

「お!ココにいたぞ」

「早くこっちにくるんだ」

「何だそんなにエアコンを早く付けたいのか?暑かったからね」

誘導よりも護送に近い感じで無事エアコンをシャトルに積

み込む事が出来た。

「凄いなココがシャトルの中」

その時、入ってきた扉が閉まった。

「ん!?あ、開かない」

「はーいちゃっちゃとやっちゃって、時間のしてるよ~」

「了解です」

シャトルの打ち上げが始まった皆息を飲んで成功を祈っている。

そして…

「司令!シャトルの打ち上げ成功しました!」

「よーし、みんな打ち上げに行くぞ~、打ち上げだけに」

「司令、全然面白くないです」

「そうかぁ、まあいいや、とにかく皆よくやってくれた。これであの国に大気圏から人工衛星で攻撃し我が領土を広げる事が出来るぞ」

そうこのシャトルの打ち上げ事態、国を大気圏から攻撃するために作られた兵器だった。

その頃、宇宙にいる総統。

「ふわふわ浮かんでる…体がふわふわ……どうしよう」

どうやって地球に帰ろうか考えていた。

そんな状況下でも、とにかく気を落ち着かせようと外を見てみるた。

「あれが地球か……地球は青かった、どうでもいいか」

ようやく我に返ってきた総統だったが、ふっとある事に気づく。

「もしかして私ココにいたらまずいんじゃ、もしかして帰れずにここで死んでしまうんじゃ、イヤそれよりも見つかって殺されるんじゃ」

そうなったらもうパニック状態、無重力の宇宙でフワフワ浮かびながら神様に祈り出した。

「どうか、どうか私を誰か助け出して」

でもここにいても仕方ないので

総統は薄暗いシャトルの中を泳ぐように移動して行ったそうすると

「何だ?これが宇宙服と言うやつか本物を見るのは始めてだ」

そこはシャトルから宇宙に出るために作られた場所の一歩手前だった

「そろそろ人工衛星を切り離すか」

「そうだな、見ていろきつい一発を打ち込んでやる」

声が聞こえて驚く総統とにかくそこにあった予備の宇宙服を身につけてロッカー?の中に逃げ込んだ

「失敗は許されない点検をしておこうか」

「そうだないちよう調べておこうか」

総統は見つからないことをまた神様に祈りだした

「どうか見つかりませんようにもし見つかっても優しく、そう優しく…誰か助けて…誰も助けてくれないか」

なんてネガティブな祈りをしているのだろうか

「良し、もう良いだろう切り離しに移るぞ」

どうやら見つからなかったらしい。しかし、安心は出来ないとにかくこのロッカー?の中で少しの間隠れることに総統は決めて数分経った後、シャトルのデッキでは遂に人工衛星の切り離す作業が行われていた。

「司令室、シャトルと人工衛星の切り離す作業をするオバー」

「……連絡が聞こえないけど時間だ!切り離すぞ」

その時総統は

「ウゥー私は何時までココにいなければならないのだろうか」

そんなことを考えていたらロッカー?の後ろが開いて宇宙に放り出されてしまいそうになった。

「危ない!危ないまさか開くなんて聞いてないよ」

総統はそんなことを言っているがさっきまでの言葉を忘れてしまいそうなぐらいの景色がそこに広がっていた。それは青い地球と神々しい太陽の光だったそのあまりの美しい景色を見て総統はこう思った

「宇宙から見たら私達人はカビみたいに小さく儚い生物だ。地球も太陽に比べたらあまりに小さな存在だ。しかし、我々人類はこの地球を惨めに争って、奪い合っている世界が一つになり格差を無くせばだれもが幸せに暮らせるのに」

もう一度今の自分が見ている景色を確認して今まさに切り離されようとしている人工衛星を見て総統は決意した。

「私…いや我が世界を一つにするのだそう…世界征服!我が世界を征服して世界を一つにまとめ格差のない皆が平等に暮らせる世界を創るのだ!そう決めたからにはまずどうやって帰ろう」

そうすると総統は衛星のパーツを外し始めた。

「こんな恐ろしい兵器を美しい地球の空の上に浮かばせて置いてはいけない」

総統は切り離される直前まで部品を外し、シャトルの中え再度逃げ込んだ。

「その後、衛星を切り離したがすぐに分解して無事に地球に戻って来れたんだ」

「その時代はどっちの国も手を出せなかったから衛星で攻撃しようとしたんだろう」

「さすがエンクラスさん物知り」

総統の組織設立の理由を全部聞いたサリィは泣きながら

「総統さんに、そんなに深い理由があったんですね」

「あぁ、だ、大丈夫誰かハンカチ!ハンカチ持ってきて」

そしてサリィがやっと泣きやんだら

「総統さん!私頑張る、頑張って正義を誘いだして総統さんの願い叶える!」

「うん、頑張って正義を倒そうねそのためにもまず団員を増やさないとね」

「えっ僕とエンクラスさんがいるじゃないですか」

「アライド君さすがに二人だけじゃあ無理があるよまずは団員を増やさないとでも宛てがないんだよね」

そうするとここぞと言うようにエンクラスが

「総統宛てならあります」

「さすがエンクラスさん総統よりあてになる」

「ひどいよそれは」

とにかく団員集めのあてが出来たので総統引き入るW団は心を引き締め

「良し!では我々W団、団員集めに出撃!」

「我々W団!」一同全員

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