プロローグ
「えっと……。秋津さん何やってるんですか……?」
俺は震える声で目の前の秋津さんに問を投げかける。
「あ……、いやこれは……」
「これは……?」
「早く出てってよ! このバカ!」
秋津さんは感情が爆発したのか俺に向かってコンデンサーマイクを投げてきた。
「ちょっとま――」
俺の顔面にコンデンサーマイクがめり込んでいくのを感じた。沈み行く意識の中俺は何故かあるVTuberの事を考えていた。
皆さんはVTuberはご存知だろうか?
VTuberとは最近人気急上昇中の新たな配信形態の一つだ。
そしてVTuberの人気を密かに支える人たちがいるのはご存知だろうか?
それは切り抜き師と言われる人たちだ。
これはそのVTuberと切り抜き師の物語。
いや……、VTuberとバチャ豚の物語だ。
はじめましての人ははじめまして。引き続き呼んでくれている読者様にはありがとうを。
こんにちは作者の490です。
先に言っておきますとこの作品は私の前作のリメイク版となっております。具体的には文の多少の手直しや多少のストーリーの加筆などを行いました。まあ私クオリティーなんで最初以外殆ど変わっていないんですけどね……。
前作を呼んでくれました読者様は二章まで読んでいただければ加筆した部分は読めるのででそこだけでも読んでくれると嬉しいです。
この作品は完結作品を予約投稿できるので初日は一気に三話を投稿し、残りは毎日17時に予約投稿をする予定です。是非はじめての人はブクマや評価をお願いします。
引き続き読んでくれる読者様もリメイクしたこの作品を楽しんでくれれば幸いです。
最後にこの作品を読んでくれた全ての読者様に最大限の感謝を。