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第6話 このキモチ、何?
伊藤、大丈夫かなぁ…
伊藤が、さっき先生に声をかけられていたのを見た。
顔が赤かったし、熱がありそうだ。
私は休み時間に伊藤に聞いてみることにした。
「伊藤、大丈夫?」
「あっ、だ 大丈夫だよっ!」
なんか返事が伊藤らしくない。
いつもなら、『あぁ、大丈夫。』って素っ気ない返事なのに。
私は、まだ短歌をかけていなかったので、国語の得意な伊藤の作品を見てみようと思った。
「伊藤、さっきつくった短歌見せて。」
「え、いや、まだできてなくて…」
そんなハズはない。だって、さっきノートを見て満足そうな顔してたもん。
あれ?なんで私そんなに伊藤のこと見てるの?
「あぁ、そうなんだ。できたら見せてね。」
私は気持ちの整理をするために、一旦席に戻った。
最近ずっとヘンなキモチだ。なんか伊藤のことずっと考えてる。
友達にしてはストーカーっぽい。
ストーカーって、私伊藤に嫌われるちゃうかもしれないじゃん‼︎
ヤバい。伊藤のこと考えないようにしないと…
私は、伊藤に嫌われないように、
「伊藤のこと考えない作戦」を決行することにした。
あ、ネーミングセンスないって言わないでね…
ネーミングセンスがないのは、葵じゃなくて私ですね…




