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第13話 両想い
蓮を断った後、学校では結構からかわれた。
助けてくれたのは、蘭と蓮だった。
伊藤は、助けてくれないのかな…
休み時間、いつものように、伊藤に図書館に誘われた。
私は、当然OKだ。
図書館の帰り道。
図書館はいつものように楽しかった。
今はそんな、他愛もないおしゃべりをしている。
「高橋さん、僕は、伊藤さんのことが好きなんだ。
高橋さんを助けられない弱虫だけど、付き合ってくれないかな?」
伊藤に告られた!
「私は、伊藤のことが、好き。付き合って下さい。」
私と伊藤は、両想いだったことが嬉しくて、しばらく笑っていた。
「これからも、よろしくね、蒼。」
「よろしく、葵」
思い切って名前で呼んでみたけど、呼ばれてみると、とてもくすぐったい感じがした。




