ドクター、国境の街に着く。
ドクターは、パークに謝られながら道中短くも長くも無い国境の街に向かった。
ここで少しおさらいをする。
村 〜 街 〜 村 〜(現在ココ) 国境の街 (終着地)
国境の街に向かう旅の中で色々と出来事があったが、実際の移動距離はそれほどで、なんとか招集期限には、間に合いそうだ。
不思議な病を治したり、ダンジョンに入りクエストをクリアしたり、村人の健康診断をしたりと色々あった旅も終わりを迎えていた。
まぁ今朝、色々あってパークはしょんぼりしているが、少しとは言え一緒に旅をして来たパークとは、国境の街で別れる事になっている。国境の街までの案内人と言う名目で一緒に旅をしていたからだ。少し寂しさを感じながらドクターは、国境の街に向かって歩いていた。
そこから半日ほど、歩いて行くと国境の街が遠くに見えた。長くも短くもパークとの旅の別れが近づいたとわかる瞬間だった。
その街を見たドクターは、改めてパークにお礼を言った。
「パークさん、ここ迄一緒に旅が出来て嬉しかったし、楽しかった。色々な経験が出来たし色々と教えてもらった。感謝してもしきれないが、言葉だけでも伝えますね! ありがとうパークさん」
それを聞いた、パークは少しウルっと来たが、直ぐにドクターの肩に手を乗せ肩を組んで言った。
「何言ってんだよ! 兄弟! 俺とお前は兄弟だろ? そんなん言いっこ無しだよ」
パークはそう言っている間に涙声になって言ったが、ドクターはパークと肩を組みながら言葉を返した。
「ここ迄ありがとう。 兄さん」
「おう。 弟よ!」
そこからの道中は、本当の兄弟かの様に短い道中を兄弟で歩いた。まるで兵役に向かう弟を元気付けようとしている兄かの様に・・・ってそんなしみじみする話じゃないのだがたまには良いかな。
国境の街が近くになって門が見えた。こちらの門は国境側の門では無いが、とても周りの堀が深く水が流れており川みたいになっている、そこに壁と言えるほどの高い門壁がそびえ立っていた。
門に入るには、橋を渡らなければならない様だが、橋の周りの様子が少しおかしい、人だかりが橋の周りに出来ていたのだ。それに気付いたドクターは、パークに話しかけた。
「パークさん。あそこになんか人だかりが出来ていますね? 少し行って見ますか?」
「そうだな。弟よ! いきなりパークさんなんて連れない事言うなよな!」
人だかりをかき分けて行くとそこには、立て札が立っていた、その内容は?
『ハンターランクC ドクター 街に着きしだい即刻、国境の街城主で有る リスト司令官の元に参ずる様に』
これを見た、ドクターとパークは大きな声を上げた。
「ええーーー」
「おとうと・・・ ドクターさん」
更新が遅くなり申し訳有りません。




