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ドクター、冷静に対応する。


 さて話は戻り、ドクターとルトンが話をしている間も、パークとイネアはお酒を呑み盛り上がっていた。


 どんな話か、詳しい内容は分からないがどうやらパークが武勇伝を話しイネアがそれにヨイショするような話の流れだった。


 ドクターとルトンの話もひと段落付き、夜も遅くなって来たことからルトンがイネアに話しかけた。


「イネア、夜も遅くなったしそろそろ帰りましょうか?」


「ルトン。もふぅ、しょんなぢきゃん?」


 イネアは、酒に酔い殆ど話が出来ない状態だった。ドクターも、パークに話しかけ、そろそろ帰ろうと催促した。


「パークさんそろそろ帰ろうか?」


パークは、お酒に強くまだまだ呑み足りなさそうしていたが、グッと堪えて勘定する事にした。


「ドクターさん。明日も早いですし帰りましょうかね。マスター勘定お願い! ここのテーブル全員分で!」


 それを聞いたルトンは、パークに自分達の分は払いますと告げたが、パークは笑い飛ばし、楽しくお酒が呑めたお礼ですと告げだ。


「まぁクエストクリア報酬が思ったよりも良かったしな!」なんて言いながらレジに向かった。


 ルトンは、酒に酔ったイネアに

「さぁ、店を出ましょう」と声を掛けた。


 その声に反応したイネアは、席を立とうとしたその時、意識が無くなり急に倒れたのだった。


「キャーーー」


ルトンがいきなり倒れたので、びっくりし大きな声を出した。


 それを見たドクターは、直ぐにイネアに駆け寄りイネアを横向きに寝かせた。


 ドクターは、イネアの病名は診察しなくても分かっていた。それは、急性アルコール中毒だ。イネアは、健康診断では特に異常は無かった。それに普段はお酒を飲まないとルトンに聞いていたので、今日のアルコール量を計算したらだいたい想像がついた。ドクターは、直ぐにドクターの宿に運び点滴をする事にした。


 心配したパークがやって来たので、イネアを宿に運んでもらう事にした。ルトンは、かなり心配し着いて行くと言ったが、イネアの親御さんに今日の出来事を伝えて欲しかったので、親御さんの連絡の方をお願いした。


 そして、ドクターはパークの肩を少し叩いた。


「パークさん。貴方のせいですよ」


 パークは、申し訳なさそうな顔をして言った。


「すまねぇ、ドクターさん」


 直ぐにドクターの部屋に運ばれたイネアは、ドクターのベットに寝かされた。そして、ドクターは点滴を施し、服が窮屈そうだったので、少し衣服を緩めた。そして嘔吐した時に、異物が喉に詰まり窒息しない様に横向きに寝かせた。とりあえずこれで一安心だ。


 パークには、夜も遅いので自分の部屋に戻る様に言い、部屋に帰ってもらった。俺も残ると駄々をこねるかと思ったがとても反省していたのか、「すまん」と言い残し俯きながら帰って行った。


 パークが帰ってから直ぐにルトンも来たが、病状を説明し帰ってもらった。明日の朝には、治っていると思うのでまた、迎えに来てあげて下さいと伝えた。


 ドクターはというとまだ寝る事は出来なかった。まぁベットが無いと言う事もあるが、イネアを見ておかないと、嘔吐した異物が詰まり窒息する可能性があるので寝る事は出来なかった。


 まぁ医者なので徹夜なんて普通だった。前の世界なんて寝た記憶は殆ど無かったくらい忙しい日々を過ごしていたのだから一日寝なかったくらいなんとも無い。


 けど暇は暇なので、ハイエールのアルコール度数をもう少し弱めるよう指示を出したかったので、アンに電話した。そして前話の最後に戻る。


 ちゃんちゃん


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