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ドクター、パークに絡まれる。


 ドクターは、村人の治療を終え宿に向かっていた、いよいよ明日は、国境の街に着く予定だ。


 宿に着いたドクターは、晩ご飯を食べる為、ハンターギルドに併設されている酒場まで行った。


 そこで見た光景は・・・ 酔った勢いだろうか? パークが両隣に女性を座らせ楽しく会話しているではないか! 私が患者の治療をしている二日間、パークは休んでいたがこんな事になってるなんて⁉︎


 そしてこの村でもハイエールがあるみたいでそれをパークは呑んでいた。


 本当に中毒性は弱くなってるはずなのになぁとドクターは思ったが、気にしないでおく事にした。


 ドクターは、パークに気づかれない様にそそくさと席に着いた。


 無事に席に着いたドクターは一息ついて注文しようと定員を呼んだ。ドクターの呼び掛けに気付いた店員さんは、ドクターを見るなり大きな声を出した。


 村人の殆どを健康診断したので、ドクターの顔は知れ渡っていたのだ。


「あっ! ドクター様〜!」


 余りにも大きな声だったので、周りのお客さんも一斉にドクターの方を向いた。そして、パークに気づかれたのだった。


「ドクターさ〜ん! いるんなら言って下さいよ! さぁさぁこっちに来て一緒に呑みましょう!」


 ドクターは、静かに昨日と今日の診療している自分の姿を考えながら、それを酒のアテにして呑もうとしていたのだった。どこまでも医療中毒のドクターであったが、パークに見つかったからにはそうも行かなくなった。


 ドクターは、渋々パークの元に行く事にした。それもパークは、結構酔っ払っているのでこれは長くなるぞと覚悟したのだった。


 パークのいる席に着くと、パークの横にいた女性はドクターの事を知っていた。そりゃあ、殆どの村人の健康診断を行ったのだから当然といえば当然なのだが、ドクターが席に着くなり女性がドクターに話しかけて来た。


「ドクター様。健康診断ありがとうございます、村の人達は喜んでいます」


「ドクターさまぁ〜 一緒に飲んでくれるんですねぇ〜」


「イネア! ドクター様に失礼ですよ!」


「だぁってうれしいもんねぇ」


「ドクター様。申し訳ありませんこの子かなり酔ってしまっていて」


「いえいえ、このくらい良いですよ」


 どうやらもう一人の女性は、結構酔っ払っているようだった。そしてもう一人の女性は、ルトンという名前で亜人のエルフだった。


 エルフというだけあって耳が長くとても綺麗だった。エルフを見たのが初めてだったと言う事もあるが、医療中毒のドクターが見惚れてしまう程だった。


 パークとイネアは酔った者同士二人で盛り上がり始めた。ルトンはというと、イネアと同じくらいお酒を呑んでいたみたいだが、エルフという種族はお酒が強いので大丈夫みたいだ。


 ルトンにパークと、どうしてお酒を飲む事になったのかと聞くと、パークが来た時は席が一杯で座るところが無く相席をお願いされて了承したそうだ。


 元々はルトンがお酒が好きであったのと、パークのお酒好きも手伝って話が弾んだそうだ。イネアは元々はお酒を呑まないらしく今日は珍しいとルトンは言っていた。そこにドクターが来て今この現状だそうだ。


 ちなみに二人とも健康診断の結果は良好だ。


 少しルトンにエルフについて聞いてみる事にした。小説で読んだエルフの事と同じか確認する為だ。


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