表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/95

ドクターまたまたハンター達を治療する。


 ハンター達を治療してから、三日間ドクターは、ハイエールの成分について、研究していた。


 三徹だ! (三日間徹夜)


 流石のドクターも、研究分野からは、長く離れていて成分の核心部分は、わからなかった。


 何か情報が、無いかハンター達に聞いてみようと思い、ハンターギルドに、向かう事にした。


「う〜ん 研究分野も、極めていたつもりだったのに、自信無くすなぁ」


 なんて独り言を呟きながら、ハンターギルドを、目指した。


 ハンターギルドに、着くとそこは三日前に見た、光景と同じ光景が、広がっていた。


 ハンター達はまた、二日酔いになっていたのだった。


 受付嬢の、ミーアが駆け寄って来た。


「ドクターさん助けてください。 ハンター達がまた、あんな感じになってしまって、困っているんです」


 ドクターは、「良いですよ!」と二つ返事で、ハンター達の治療を始めた。


 また、診察を行い二日酔い薬の処方を行なった。


 それを飲んで元気になった、ハンター達は、バツが悪そうにドクターに、謝って来た。


「ドクターさん、すまねぇ。またこんなことになってしまって、けどこのハイエールと言う酒は、何故か我慢できずに、呑んでしまうんだ」


 ドクターは、ハイエールについて、中毒性が強くなる成分が含まれている事を、ハンター達にも、黙っていたので、そんなに強く怒らなかった。


「いえいえ、また飲んでしまったのならしょうがないです。けど今回はお金は頂きますよ!」


 この世界の、薬の基準は、良く効く薬=ポーションだと思っているみたいで、ハンター達は大金を要求されると思ったのか、少し困った顔をしたが、受入れた。


「ドクターさん分かりました。幾らぐらい必要ですか?」


 ドクターは、ケラーからこの世界のお金の基準は、聞いていたので、どのくらいかは、わかっていた。


「では診察代は良いので、薬代だけ頂きます。 一人当たり1,500サンドラ (日本円で1500円) お願いします」


 この国では、1500サンドラは一人当たり、二日分の食費だ。 ちなみにハイエールは、一杯1000サンドラ ポーションは、一本20万サンドラだ。


 ハンター達は、驚き声を挙げた。


「えーっ‼︎ 」


 すかさず受付嬢のミーアが、


「ドクターさん、もう少し高くても良いと思うのですが、その薬はその値段で、宜しいのですか?」


ドクターは、

「良いですよ! 前の世界ではこのくらいでしたから、そのかわりハイエールの、入手経路を教えて下さい」


 ハンター達は、ドクターにハイエールについて話し出した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ