ドクターまたまたハンター達を治療する。
ハンター達を治療してから、三日間ドクターは、ハイエールの成分について、研究していた。
三徹だ! (三日間徹夜)
流石のドクターも、研究分野からは、長く離れていて成分の核心部分は、わからなかった。
何か情報が、無いかハンター達に聞いてみようと思い、ハンターギルドに、向かう事にした。
「う〜ん 研究分野も、極めていたつもりだったのに、自信無くすなぁ」
なんて独り言を呟きながら、ハンターギルドを、目指した。
ハンターギルドに、着くとそこは三日前に見た、光景と同じ光景が、広がっていた。
ハンター達はまた、二日酔いになっていたのだった。
受付嬢の、ミーアが駆け寄って来た。
「ドクターさん助けてください。 ハンター達がまた、あんな感じになってしまって、困っているんです」
ドクターは、「良いですよ!」と二つ返事で、ハンター達の治療を始めた。
また、診察を行い二日酔い薬の処方を行なった。
それを飲んで元気になった、ハンター達は、バツが悪そうにドクターに、謝って来た。
「ドクターさん、すまねぇ。またこんなことになってしまって、けどこのハイエールと言う酒は、何故か我慢できずに、呑んでしまうんだ」
ドクターは、ハイエールについて、中毒性が強くなる成分が含まれている事を、ハンター達にも、黙っていたので、そんなに強く怒らなかった。
「いえいえ、また飲んでしまったのならしょうがないです。けど今回はお金は頂きますよ!」
この世界の、薬の基準は、良く効く薬=ポーションだと思っているみたいで、ハンター達は大金を要求されると思ったのか、少し困った顔をしたが、受入れた。
「ドクターさん分かりました。幾らぐらい必要ですか?」
ドクターは、ケラーからこの世界のお金の基準は、聞いていたので、どのくらいかは、わかっていた。
「では診察代は良いので、薬代だけ頂きます。 一人当たり1,500サンドラ (日本円で1500円) お願いします」
この国では、1500サンドラは一人当たり、二日分の食費だ。 ちなみにハイエールは、一杯1000サンドラ ポーションは、一本20万サンドラだ。
ハンター達は、驚き声を挙げた。
「えーっ‼︎ 」
すかさず受付嬢のミーアが、
「ドクターさん、もう少し高くても良いと思うのですが、その薬はその値段で、宜しいのですか?」
ドクターは、
「良いですよ! 前の世界ではこのくらいでしたから、そのかわりハイエールの、入手経路を教えて下さい」
ハンター達は、ドクターにハイエールについて話し出した。