ドクター、国境の街に向かう 14。
ハンター達と祝勝会をし、眠りについたドクターは女神様からレベルが上がり色々な事が出来る様になっていると告げられる。
そしてまた、ドクターは国境の街に向かうのだった。
ここで旅のおさらいをしておこう。道中はこの順番で進んでいっている。
村 〜 街 (現在地) 〜 村(次に行く目的地) 〜 国境の街 (終着地)
街(現在地) 〜 村に行く途中でダンジョンに入った。そして、クエストの報告に街に戻ったので現在は街にいる。ここから村に行って国境の街に行く予定だ。
翌朝、約束していた出発時間になってもパークが来ないので、パークの部屋に起こしに行った。昨晩は、余程飲んだのであろう。部屋に着くとやはりパークはまだ、寝ていた。
「パークさん! 時間ですよ。早く行かないと日暮れまでに中継地点のキャンプ場に着きませんよ!」
「ドクターさん、もう少し寝かしてくれ〜」
こりゃダメだ。招集に遅れるとペナルティが有ると聞いてるんだがなと思って、ドクターは呆れた。
それならばと、ドクターは、パークに二日酔いの薬を処方した。ハイエールで酔い潰れていたハンター達を素早く回復させたあの薬だ。それを酔い潰れて二日酔いのパークに何とか飲ませた。
それを飲んだパークは、みるみる回復していった、ドクターの薬はよく効くのだ。
「ドクターさん! この薬はよく効きますね! これならどんだけ呑んでも大丈夫そうですね。これからの為にもう少し薬を頂けないで‥‥‥」
「ダメです。呑んでも飲まれるなですね」
「そこを何とか〜」
ドクターとパークはそんな、やりとりをしながら旅の支度をし街を出発した。目指すは、中継地点のキャンプ場だ。
ドクターとパークは、無事に中継地点であるキャンプ場に着いた。昨日来たなとドクターは思い苦笑いをした。今回は、他のハンターもいなくパークとドクターの二人だけだった。
もう日暮れで、特にやる事も無いドクターとパークは、晩ご飯を、食べる事にした。晩ご飯といってもキャンプ場に備蓄されている保存食の干し肉だけだったが、パークがそれだけでは味気ないなと言って簡単なスープを作ってくれた。
そしてパークはハイエールを水筒に入れて来ておりハイエールを飲み出した。パークが言うにはこれが無いともう生きていけないらしい‥‥
ドクターは、ハイエールの中毒症状も弱めてる筈なのにと思いながらも、スープや干し肉を食べた。その食事中にパークが語り始めた。
パークは、ハンターギルド長になってから事務作業が多く外に出る事が無くなりストレスが溜まっていた事やもっと今いるハンターギルドを大きくし、ハンターランクもBやAになる事を諦めていない等、夢を語り出した。
ドクターは、とても聞き上手だった。これも医者の嗜みとして身に付けた物だ。パークはますます話が弾み夜中まで夢を語っていたのだった。
翌朝、支度をすましたドクターとパークは、村に向けて出発した。パークはストレス発散出来たのかニコニコだ。
「ドクターさん! さぁ行きましょう!」
ドクターは医療行為をしていないのでストレスが溜まったままだ。村では医療行為ができます様にと願いながらドクターは村に向かったのだった。
ドクターは、医療中毒過ぎて人の病気を願う様になってしまっていたのであった。
ちゃんちゃん




