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ドクター旅に出る⁉︎


「う、うっ、う〜 寒い〜」


 なんとドクターは、国境の街で、防人をしていた。

雪の門と呼ばれる変わった門でそこの門から向こうは辺りが雪に覆われている不思議な門だった。


「何でこんな事になったんだーー」


 話は、遡ること数ヶ月前


 ドクター病院を新体制にし、アンとムナシを引き連れて世界の情報収集を行おうと旅支度をしていた。


「ドクター所長。必要な物は医療バックに入れましたか?」


「アン。必要な物はある程度入れたぞ。こう言う時、何でも入る医療バックは便利だな」


「ドクター所長。そうですね。医療道具以外もちゃんと入れて下さいね。どうせドクター所長の事ですから服は白衣だけ何でしょうね?」


 アンは、何でもお見通しだった。確かに医療バックには、着る物は白衣しか入れていなかった。アンに指摘されたドクターは、そっと違う服も医療バックに忍ばせた。


 一方のムナシ家では、ムナシの嫁であるランが強くムナシに何か言っていた。


「ムナシ! ドクター様とアン様を頼みますね。あの二人に何かあったら承知しませんよ!」


「わかってるよ! ラン。あの二人は、俺が命に掛けても守るよ。お前こそ、看護師長に就任したのだからドクター病院の名を落とさない様に頑張るんだぞ」


「ムナシ。プレッシャーを掛けないでよ! ボタンとの二人体制とは言え、アン様の代わりを務まる人はいないんですよ。言えば、ドクター様は、医者で世界一でアン様は、看護師会では神様の様な方ですよ! 貴方も良くわかってるでしょ!」


「そ、そうだったな。すまんな、ラン」


「まぁ、気をつけて行ってらっしゃい。帰りを待ってます」


「ありがとう。ラン」


こんなやり取りをしている間に、準備が終わりドクターとアン、ムナシがドクター病院から出発しようとしていた。看護師部の皆んなやライトもお見送りに出て旅の前の最後の言葉を交わしていた。


「ドクター所長〜 早く帰って来て下さいね〜」


「おっおう、ライトありがとう」


「アン様、看護師部はアン様が居ない間、ドクター病院の名に恥じない様、精一杯頑張ります!」


「皆んな頼むわね」


「ムナシしっかりやるのよ」


「ラン。二度も言わ無くてもわかってるよ」


 最後にドクターが言った。


「じゃあ皆んな後は頼むぞ! 行ってくるな」


「はい!」 「はい!」 「お気をつけて〜」


 意気揚々とドクターやアン、ムナシが歩き出した時、向こうから大声でやって来る人がいた。


「ドクターさ〜ん! 待ってくれ! 紙が来たんだ、これを見てくれ!」


 走ってやって来たのは、村のハンターギルド長であるゼンだった。


「ゼンさん! どうしたんだ慌てて」


「ドクターさん! 先ずはこれを見てくれ、まだ先だと思っていたが、ドクターさんにも来たんだよ!」


 ドクターは、それを受取り内容を確認した。手紙にはこんな事が書かれていた。


 ハンターランクC 『ドクター殿』


 ハンターランクCにつき、国の国境での警備を命ずる! 


 期間は、一年間とする。


             国王 ハーネス七世


 とても簡素な書き方だが、どうやら招集令状だった。

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