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ドクター、新体制を築く。


 ドクターが目を覚ました事を聞いた、ライトやムナシがやって来た。


「ドクター所長〜 お疲れ様でした〜 今回も素晴らしい研究を、間近で見られて幸せでした〜」


「ドクター様。お疲れ様です。アン様を救って頂きありがとうございました」


「おい、おい、お前達お世辞はやめてくれよ。ライトやムナシにも心配かけてすまんかったな」


「そんな事無いですよ〜」


「ドクター所長。私には、勿体ないお言葉です」


 そんなやり取りの一週間後、みんなを集めて新体制になる事を伝えた。


 一.アンが看護師長を退き、替わりにランとボタンが二人体制で、看護師長につく事。


 二.看護師長を退いたアンは、ドクターの秘書兼看護師になる事。


 三.また、今までムナシの存在は一部の人にしか知らなかったが、全員に周知をした。


 四.当分の間、ハンターギルドの分院は、ライトと看護師長の二人でやって行く事とした。


 ドクターは、医療現場の最前線を離れたく無いとゴネにゴネたが最後はアンに説得される形で、折れた。


 何処までも医療中毒だ。


 ドクターとアンはこれから何をするかと言うと、簡単に言えば、この世界の情報収集と整理をする事とした。


 なんせこの世界の、情報に疎くまだまだ世界は広い、まだ街までしかこの世界の事を知らないし、街から先の事情を知らなさすぎた。


 漠然とした不安が、ドクターの中に有り、このまま普通に医療を続けて行く事により、世界のバランスが崩れるのでは無いかと思っていた。


 実際に、村のハンターが強くなり、弱い魔物は淘汰され、また強い魔物が現れている。


 ドクターとアン、ムナシの三人でこの国、いや世界についての調査を、行いこの世界のバランスを見て行く事にしたのだ。


 また、世界について知る事が女神様の言っていた、ドクター病気の危機を回避する事に繋がると考えていた。


「さぁ! アン。ムナシ。少し旅でもするか!」


「ドクター所長。行きますか。でも旅では、医療行為は程々にお願いしますね」


「ドクター様。お供致します!」


「アン。少しは医療行為もするぞ⁉︎ ムナシ頼むぞ」


 これからドクター御一行のドタバタ珍道中をお楽しみ下さい。





 改めてまして!

『世界一の医者が異世界に転生したら世界を救う事になりました。』の作者:ローレルレガリスと言います。


 まずはここまでお読み頂きありがとうございます!


 ここで、一区切りとしまして第二章とする事にしました。


 話の続きですが、この後に番外編と登場人物のまとめとあらすじを挟みまして第三章に入って行きたいと思います。


 もう少しお付き合い下さいませ。


 また、評価や感想を頂けますと励みになりますので、気軽に頂ければと思います。


 よろしくお願いします。

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