アン、攻める。
ドクターが、病院に戻ったと同じくらいに、ムナシも病院に戻って来ていた。
「ムナシどうだった? 魔石は取れたか?」
「ドクター所長。この辺で出るモンスターは、ほとんど倒しましたので、魔石の種類や量など共にバッチリ回収致しました!」
「良くやった! ムナシ。ありがとう!」
「ドクター所長。モンスターを倒してる最中ですが、私のレベルが上がってるらしく、どんどんモンスターが、弱く感じて来ています。レベルという物は、前の世界のゲーム等で良く言われていた物ですか?」
「ムナシ、そうみたいだぞ。この村のハンター達もレベルが上がってるらしく、モンスターを倒せるようになって来たと言っていたぞ」
「そうですか、ここへ来て寄り一層強くなって来ている事にビックリしています」
「そうか、まぁご苦労だった。少し休んでいてくれ」
ドクターは、ムナシも強くなっている事に対して不安を、覚えてるのだなと思った。
「とりあえず、ライトの所に魔石を渡しに行くか!」
ドクターは、ライトにムナシが取ってきた魔石を渡しに行った。
「ライト! ムナシが魔石を取ってきてくれたぞ、種類も何種類かあるぞ」
「ドクター所長〜 ムナシ〜 ありがとうございます〜」
ドクターは、ミーアから聞いた魔石の説明に着いて、ライトに話した。
「少し耳寄りな情報なのだが、この世界の魔石は、ガソリンの様な役割だそうだ」
「やっぱりそうなのですね! これで研究が進みます! ドクター所長! ありがとうございます〜」
ドクターは、少し一息着く事を考えていた、ここ最近は働きっぱなしだったからだ。
また、最近働きっぱなしで医療中毒症状も治まって来ている見たいだ。
「とりあえずは、仕事終了かな? 二日ぐらい分院も休みにするか! アン。それでも良いですか?」
恐る恐るドクターは、アンに聞いた。
「ドクター所長!」
「はい! アン様」
「分院の方は、簡単には休めません。休めばハンター達との約束を破る事になります」
やっぱりなぁ〜 アンは厳しいなぁ〜 とドクターは思っていた。
「ただ、最近のハンター達は来院する数も少なくなって来ていますし、毒や怪我等は、看護師でも対応出来るぐらいにはなっております」
おおっ!
「他の看護師に、任せてドクター所長が休む事も出来ます。ただ条件があります!」
条件?
「条件を聞いて頂けますか?」
「じょじょ条件に寄ります」
「聞いて頂けますか!!!」
「聞きます!」
「私と、街に買い物に行って下さい!」
「はひぃ」
「だから、私と街に買い物に行って下さい」
「わかりました」
よし! アンが、ガッツポーズしていた。
「明日の朝六時出発ですからね! 遅れないで下さい」
ドクターは、朝六時? 早くない? と思ったが、返事した。
「わかった」
次回、ドクターと、アン街に行く。乞うご期待!