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ドクターとアン。ケラーを治療する。

 看護師長のアンとは、この後に紆余曲折有り無事に、ケラー宅に着いた⁉︎


 ドクターは、早速治療を始めた。


「ケラー足の状態はどうだ? 痛みが無ければギブスを、取るのだが」


「ドクター様ありがとうございます。特に痛みも無く順調です」


「そうか、ではギブスを取ろうか! アン頼む」


「ドクター所長わかりました。ケラーさん初めまして、私はドクター所長の秘書兼看護師長を、しているアンと申します。ギブスを取る際に、少し振動が有りますが、気にしないで下さいね」


「はい」


 無事にギブスが取れ、ドクターが診察を始めた。ドクターは、撮影したレントゲン写真を確認して、ケラーに言った。


「骨も完璧にくっついて居ますので、大丈夫ですね。それではリハビリを始めて行きましょうか。アン! リハビリの説明をケラーさんにしてくれ」


「ドクター所長。わかりました」

     

 アンは、ドクターに言われた通りケラーに、今後のリハビリ方針やリハビリ期間を、説明して行った。


 ケラーは、アンの説明が終わる頃にアンに話しかけた。


「アンさんはドクター様に、凄く信頼されているのですね。なんかドクター様の右腕って、感じがして少し羨ましいです。けど立場もあると思うのですが、アンさんの方が歳がかなり上なのに、あの言い方は少しキツイ様な、気がしました」


「そんな事無いですよ! ドクター所長の右腕なんて、おこがましいです。ドクター所長にしか出来ない治療が、沢山有りますので、誰でも出来る様な事は、私に言って下さいと言っているのですよ! あの方は本当に天才ですからね」


 うん? この娘もしかして、ドクター所長に気が、あるのかな? 歳の事も気にしていたし、歳がかなり上だからって私は、ライバルにならないとでも思っているのかな? 


 アンはドクターの事になると、疑い深くなる性格な様だ。


「そうなんですね。後、ビックリしたのがドクター様はてっきり一人で病院をしていると、思っておりましたので、足が治りましたら私と妹で、ドクター様のお手伝いに行こうと思っておりました。アンさんどうでしょうか? アンさん一人では、まだ大変そうですし、私達をお手伝いとして、使ってくれませんでしょうか?」


「いえいえ結構ですよ! 私以外にも、十四人程いますので」


 アンは、ライバルとなりそうな人は、遠ざける傾向がある様だ。


「そうですか。でも人手がいる様な時は、いつでも言って下さい。宜しくお願いします」


「わかりました。人手が足りなくなったら、考える事にしますね」


「アン! そろそろ説明は終わったか? ハンターギルドに行くぞ!」


「ドクター所長。今、説明が終わった所です。ハンターギルドですね! わかりました直ぐに、行きます。じゃあケラーまたね!」


 ドクターとアンは、颯爽とケラーを治療し、ハンターギルドに向かった。


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