ドクター大きな力を得る?。
ドクターは何でいるの? と思った。
開いた口が塞がらなかった。
「ちょっと、先ず説明してくれ! 看護師長のアン! なんでいるんだ?」
「あらためましてお久しぶりです。ドクター所長。私ども看護師総勢十五名! 所長の元に転生して参りました。どうぞ前の世界同様に、私どもをお使い下さい」
「転生⁉︎ 詳しく教えてくれ!」
「はい。ドクター所長、どこからお話すれば良いのかは、わかりませんが」
看護師長のアンは、事の成り行きを詳しく話し出した。
まずは、ドクター所長が亡くなってから、残された病院の人達は、悲しみのドン底だった事。
そして、私達の職業は、何でも治すポーションが出来て、必要が無くなりました。ただ今までやって来た医療について、国の人々は、とても感謝しておりました。
私達、看護師部の人は、ドクター所長が無くなり病院が、解散となった後、それぞれ国に戻り各々のが、普通に暮らしておりました。
半年後、同窓会という名目で、看護師部一同は、もう一度ドクター病院に集まり、ドクター所長の数ある、奇跡の治療について、語りあっておりました。
多分、一同が酔い潰れ、深い眠りについた時でした。
急に当たりが明るくなり、女神様が現れました。
そこで、ドクター所長が、別の世界に行き医療行為を行なっている事、また人手が足りずに悩んでいる事を、女神様から聞きました。
そこで女神様から提案されました、ドクター所長の
下でもう一度働いて下さらないかと、看護師部一同は直ぐに全員一致し、ドクター所長の下で働く事を、決めました。
今いる世界の事などを、女神様に少し注文し、こちらの世界に転生させて頂きました。
看護師長のアンはもう一度言った。
「ドクター所長。改めてましてこちらで、働かせて下さい」
ドクター所長の返事は以外な答えだった。
「ダメだ! 元の世界に帰るんだ!」
ドクターは、看護師達がこちらの世界に来てくれて、本当に嬉しかったが、看護師達の中には、家族がい者が多く、その家族を置いて来てまで、こちらに来た事には、反対だった。
「お前達、向こうの世界に居る家族達はどうした? その家族達を置いて、悲しませてまで、こちらの世界で私の手伝いをするとは、感心しないな! 家族がいる者は私から女神様に、頼んでみるから全員帰りなさい。これは私からの命令です。家族がいる者は、前に出て来なさい」
看護師長のアンは、すかさず言葉を挟んだ。
「ドクター所長お待ち下さいこの者たちは……」
ドクターも、すかさず言葉を遮った。
「アン! これは決定事項だ! お前達の家族を悲しませてまで、こちらの手伝いはしなくて良い! お前達のドクターは、そこまで頼りなかったか?」
看護師一同は、言葉が無かった。
「さぁ! 早く家族が、いる者達は早く前に出ろ!」
看護師十五名中、看護師長のアンを除き全ての物が、前に出た。
「アン! お前はいないのだな」
「ドクター所長。お察し下さい」
「すまん」
「それでは、前に出た一同は、私から女神様にお願いし、元の世界に返して貰うので、女神様と話が着くまで、各々の部屋でゆっくりしときなさい」
看護師一同は、深刻そうな顔して言った。
「ドクター所長! 所長ならそう言うと思ってました!」
看護師一同の顔が急に緩んだ。
それを見たドクターは呆気に取られた!
「お前達なんて?」
「ドクター所長ならそう言うと思い、女神様に、家族共々転生して頂きました!」
「えーっ」
ドクターは恥ずかしくなったが、それならよろしく頼むよと言った。
これでドクターは、大きな力を得たのだった。




