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「だから来て頂けて本当に良かったですわ!」


フワリー嬢がニコニコ笑う。


なかなか感情表現が豊かな令嬢らしい。


「キャロル様は何か良い案はありません事?」


「案ですか?」


「ええ!

この辺であの方々の伸び切った鼻っ柱をへし折ってやりたいのですわ!」


「そうですねえ…。」


顎に手を当てたキャロルに2人が期待の目を向ける。


キャロルはポケットから指輪を2個取り出して2人に渡した。


「これはなんですの?」


「これは私が納期に追われている時に寝ない様に開発した魔道具でして。

ここの装飾部分はスイッチの様になっているのですが押すと光るのでその光を対象者、ジゼル嬢方に向けて下さい。」


「向けるとどうなりますの?」


「対象者が眠りに入ろうとすると額に水が落とされた様な感覚を感じる様になっており睡眠を阻害いたします。

あと目を閉じて一定時間が立つと何故か扉を叩かれた様な音や自分を呼ぶ声等色々な種類の幻聴が聞こえ仮眠にも対応出来る仕組みとなっております。

嗅覚にも対応しておりまして深夜には時々焦げた様な臭いも感じて頂けます。」


「…まあ。」


「もう一度光を当てれば解除されますが、放っておいても1週間で精神障害を防ぐ為自動解除されます。

再度御使用になる際はもう一度光を当てればまた1週間効果を発揮いたしますのでご安心下さいませ。」


アグネス嬢は唖然としているしフワリー嬢の口はポカンと開いている。


レオンはそれすげえな!と目を輝かせているが。


「おっ恐ろしい魔道具ですのね。」


「やり方がえげつないですわ…。」


「…使用なさらなくても構いませんが。」


「いっいえ!

やってやりますわ!

毎日毎日死骸を置かれて私頭に来ておりますもの!

アグネス様もやりましょう!

あの方が余計な嘘を思い付く余裕をなくしてやるのですわ!」


「えぇ…。」


アグネス嬢も指輪をぎゅっと握りしめて気合いを入れている。


「では私はまた新しい方法を考えておきますね。」


「何だか不安ですけれどお手柔らかにお願い致しますわね?」


「やりましたわアグネス様!

やっぱりキャロル様に味方になって頂いて正解だったのですわ!

攻撃力が桁違いですもの!

棍棒と戦車10台位違いますわ!」


「確かに敵対していたらと思うと恐ろしいですわね…。」


こうしてアグネス派閥は戦力を大幅にアップしたのである。

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