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僕が英雄?記憶にないんですけど?  作者: 髙龍


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第十八話

サノスは気持ちよく起きる。


この日も少々早めに起きたサノスは裏庭にて素振りをする。


正直、酒を飲んだ状態の方が役に立つと言われた時はショックだった。


だが、しっかりとお金が溜まっていることを考えると否定もしにくい。


素の状態の自分だったらここまでお金を稼げないだろう。


「ふぅ・・・。今日はこんなところか」


サノスは服を脱ぎ井戸から水を汲んでざばっと水を浴びる。


「つめた・・・。でも、気持ちいいな」


持ってきていたタオルで体を拭いてから服を身に着ける。


「食べられそうな物はなにかあるかな?」


そう言って部屋に備え付けられている小さい戸棚をあける。


「うん。果物があるな。これでいいか」


そう言って果物を手に取ってかぶりつく。


十分に腹を満たしたサノスは装備を確認して宿を出た。






冒険者ギルドについたが今日はまだジント達は来ていないようだ。


「たまには依頼書でも見てみようかな?」


サノスは依頼書を遠めから確認する。


何故、遠目からなのか。


それは他の冒険者たちが依頼書の張られたボードに殺到しているからだ。


サノスは昔から目がよいので遠目からでも依頼書の確認が可能だった。


「う~ん・・・。下手に依頼を受けるより魔物を狩った方が稼ぎはいいのか・・・」


1日で金貨5枚とか稼げるのだ。


わざわざ依頼を受ける必要もない。


「おっ。今日は早いんだな」


そう言って声をかけてきたのはジントだった。


「おはようございます」


「おはよう」


「それじゃ。換金に行ってくる」


ジントはそう言って受付に並んだ。


その間にアマンダとカノンもやってくる。


「お待たせ」


「昨日は楽しみで寝られなかったわ」


「えっと・・・。何かあるんですか?」


「あぁ・・・。素面のサノス君じゃわからないよね」


「そうね。今日はサノス君から色々教えてもらうことになってるの」


「教える?僕が・・・?」


「まぁ。お酒を飲んでもらうことになるけどね」


「あぁ・・・。それで、見慣れない瓶があったのか」


そう言ってサノスは酒瓶を鞄から取り出す。


「準備がいいわね」


「はぁ・・・。結局、僕は酒を飲むしかないんですね」


「悪いけどお願いね」


そう言ってサノスはお酒に口をつける。


「ふぅ・・・。ここの酒はやっぱ落ち着くな」


そう言ってサノスはぐびぐびと酒を飲む。


「待たせたな。今日は1人あたり金貨5枚だ」


そう言ってジントはそれぞれにお金を分配する。


「ついでだから訓練場の申請もしといたぞ」


「悪いわね。お金は払う?」


「いや。俺持ちでいいよ。銀貨1枚だし、そこまで痛くないからな」


「それじゃ、さっさと移動するか。時間がもったいないからな」


そう言ってサノス達は訓練場に向かった。

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