表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/114

<1918年9月21日解説パート 用語編>

◇ラフライダーズはWikipediaレベルでの精度ならば史実との齟齬がないことを約束します。『逃げ若』くらいには歴史の勉強にもなる、なら良いな…。知らんけど…


◆話題に出た歴史的事件、用語、地名など(登場順)


スペイン風邪 (インフルエンザ) 1918年初頭に感染拡大が始まり、8月からの第二波でアメリカやヨーロッパにとどまらず世界中で大流行中。最終的に5000万人が死亡したと言われています。スペインと名前についているのは意図的な風評被害作戦です。(諸説あり)

https://en.wikipedia.org/wiki/Spanish_flu


SS Vaterland(アメリカ海軍軍艦リヴァイアサン号) 最大14000人を輸送できたそうです。詳細は登場時に。

https://en.wikipedia.org/wiki/SS_Vaterland_(1913)


プラグマティズム(実用主義) 日本語で実用主義と書かれると、“便利だから使う”みたいに見えちゃいますね。本文中でも触れましたが、もっと長期的で奥深いところまで考慮してメリットを求めるのがプラグマティズムです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%BA%E3%83%A0


『宗教生活の原初形態』 (エミール・デュルケーム1912年) 力強い断言調で書かれていてツッコミ甲斐があります。こういう書き方できる人だから学派をつくれたんだな、と想像したりする。

https://en.wikipedia.org/wiki/The_Elementary_Forms_of_the_Religious_Life



※※ヴェルハウゼンの文書仮説と宗教進化論については9月22日の解説パートで紹介します※※


『Bushido』 (新渡戸稲造1899年)アメリカで出版され大ヒット。“知識人なら読んでおくべき”とされていました。機会があれば読みたいとアーロンも思っていました。中国思想の老子と孔子の違いは書いていませんが、読んでないアーロンはごっちゃにしています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%A3%AB%E9%81%93_(%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E7%A8%B2%E9%80%A0)


『聖書』 (アーロンが持っているのは1901年出版のASV聖書)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E6%A8%99%E6%BA%96%E7%89%88%E8%81%96%E6%9B%B8


『戦争と平和』 (レフ・トルストイ1865~1869年発表) ロシアとナポレオンの戦争について書かれた歴史小説。主人公たちは架空の人物なのでフィクションです。1918年時点のアメリカでは上下巻に分けた出版はされておらず、当時の英訳版はゴッツバーガー社の6巻セットが最も一般的です。では、アーロンが持っている上下巻というのは…?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%A8%E5%B9%B3%E5%92%8C


『ハックルベリー・フィンの冒険』  (マーク・トウェイン1885年)アメリカ文学史最高傑作と評されこともある冒険小説。当時としてはリベラル思想であったので、人気作品『トム・ソーヤ―』の続編としての路線変更?が賛否両論を呼びました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%86%92%E9%99%BA


『科学と仮説』 (アンリ・ポアンカレ1902年)数学・物理学・科学全般に関する論文。仮説とは何か?懐疑主義の一つの画期です。

https://fr.wikipedia.org/wiki/La_Science_et_l%27Hypoth%C3%A8se


『地下室の手記』 (フョードル・ドストエフスキー1864年) 純文学作品。160年前に書かれた『さよなら絶望先生』。自分を陰キャオタクだと思う方は一度は読んでみてください。私の場合、「これ以上の陰キャはありえるのか」と考えずにいられませんでした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E5%AE%A4%E3%81%AE%E6%89%8B%E8%A8%98

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ