<1918年9月21日解説パート 人物編>
<1918年9月21日解説パート・人物編>
◇ラフライダーズは登場人物の95%が実在の人物で構成されることを目指す大河歴史小説です。
現在の実績:
実在 11+新登場4=15人
架空3+新登場0=3人
パロディキャラ(既存の他作品からの引用など)2+新登場0=2人
実在率 75%(20人中15人)
(名前のないモブキャラと、セリフなどで言及されたのみの人物、物語開始時点で死亡している人物(トマス等)はカウントしていません)
◆新登場した人物(〇)、再登場した人物(●)、または話題に出た人物(☑)一覧
(登場順、言及時点で存命の人物のみ)
史実との整合性を尊重する以上、Wikipediaにはラフライダーズの今後の展開のネタバレが書いてあると言えます。ご注意ください。
※※ロッジ議員秘書のバーナビー氏は架空の人物です※※
●ハーバート・シュナイダー(※再掲) 当時26歳。 『宗教生活の原初形態』英訳を手伝ったというのは確証のある推測ではなく、ほぼ架空の設定です。
https://en.wikipedia.org/wiki/Herbert_Schneider
☑ジョン・デューイ(※再掲) “当時世界最高の学者の1人であった”のは間違いありませんが、ノーベル心理学賞を受賞(1911年)しているのはラフライダーズ架空設定です。
https://en.wikipedia.org/wiki/John_Dewey
☑侯德榜 ホウ・デバン (中国人留学生) 正直、中国人なら誰でも良かったんですが、1918年にコロンビア大学在籍を確認できたのが理系のこの人だけでした。理系なのでアーロンと会う機会は少なかったんでしょうね。
コロンビア大学には中国人留学生がデューイ教授の影響で多かったのですが、1917年を境に激減していることが調べていてわかりました。アメリカの大戦への参戦と、清帝国が滅亡した影響のようです。
https://zh.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%AF%E5%BE%B7%E6%A6%9C
☑ジョセフ・ウォード・スウェイン (スウェイン先輩) フランスに渡った際に、デュルケームに直接『宗教生活の原初形態』英訳を依頼されたそうです。Wikipedia記事はなし
https://dbcs.rutgers.edu/all-scholars/9157-swain-joseph-ward
〇アーウィン・エドマン (アーウィン後輩) 当時21歳。幼いころからコロンビア大学の周辺で暮らしていました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Irwin_Edman
〇フランクリン・ヘンリー・ギディングス (ギディングス教授) 当時63歳。年齢のわりにノリが軽いのは『同類意識』の提唱者だからってことで…
https://en.wikipedia.org/wiki/Franklin_Henry_Giddings
〇ウィリアム・ペパレル・モンタギュー (モンタギュー教授) 当時43歳。『新実在論New Realism』はまだ理解が及んでいませんが、陽キャっぽさがある哲学かと思っています。
https://en.wikipedia.org/wiki/William_Pepperell_Montague
☑ジョン・ベイツ・クラーク (経済学のクラーク教授・おじいちゃん先生) 当時71歳。資本主義分析で学界の大御所。
https://en.wikipedia.org/wiki/John_Bates_Clark
〇フレデリック・ジェームズ・ユージーン・ウッドブリッジ (学部長ウッドブリッジ教授) 当時51歳。『素朴実在論Naive_realism』の信奉者なので、理論をこねくり回すより実地研究してこいよ、と言う役になってもらっています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Frederick_James_Eugene_Woodbridge
☑イナゾー・ニトベ(新渡戸稲造) 昔の5000円札の人。1918年9月当時はロンドンにいたそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E7%A8%B2%E9%80%A0
☑ジョン・ダイリー・プリンス (ロシア文学研究のプリンス教授) マニング先輩の師匠。
https://en.wikipedia.org/wiki/John_Dyneley_Prince




