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巨大派閥の宿命

気がつけば日間ランキングで四位になっていました。


更新再開する度に応援していただき、大変ありがとうございます。

 世界樹のある惑星に移住が許されたのは、ゴブリンとオークたちだった。


 バンフィールド家は、自領にエルフではなく、醜い彼らを選んだ。


 その話を聞いたエルフの女王は、帰還した移民船の中で怒りに震える。


 眉間に皺を寄せ、王座の肘掛けを握りつぶしていた。


「――どうして我らを選ばない! 何故、あの醜い種族を選ぶ!」


 エルフの女王が率いる移民船の数は少ないが、それでも数万人の同族たちが暮らしている。


 同族たちも、新しい土地にようやく落ち着けると安堵していた。


 それが、交渉は失敗。


 選ばれたのが、ゴブリンやオークたちと知って大騒ぎになっている。


 側にいるエルフたちも困惑していた。


 エルフの女王の怒りは収まらず、天井に向かって叫ぶ。


「人間風情が! こうなれば、世界樹を枯らしてしまえ! 我らのものにならないならば、それは不要なものだ! こうなれば、呪星毒をもって――」


 激怒する女王の言葉に、周囲のエルフたちも「それはまずいです」と止めに入る。


 呪星毒とは、滅ぼされた惑星にある怨念などを物質化した危険な代物だ。


 ばらまけば惑星一つが簡単に呪われ、毒として使用すれば飲んだ人間は必ず不幸になり苦しみながら死んでいく。


 心が弱ければ即死し、その死体が不幸をばらまく温床になる。


 使用すると大変なことになる毒だった。


 すると――そんな場所にシルクハットが天井から落ちてきた。


 エルフたちはシルクハットに気が付かない。


 エルフたちには見えていなかった。


 そして、シルクハットから小さな手足が生えてくる。


「あぁ、何という傲慢で醜い怒り。リアムに関係したことで、効率よく吸収できそうだ」


 エルフたちのリアムに対する怒り、憎しみ――それらを案内人が吸い込んでいく。


 エルフたちが所有する呪星毒まで吸い込み、案内人は久しぶりに負のエネルギーを大量補給した。


 体に力がみなぎってくる。


 すると、帽子から案内人の体が生えてきた。


 失われた体を取り戻した案内人は、両手を掲げる。


「復、活!」


 案内人は復活した体の感触を確かめつつ、今後のことを思案する。


「ふむ、復活してみたものの、これではリアムを倒せませんね。それに、今近付けばあっさり返り討ちに遭ってしまう。何とかリアムがいない間に、暗躍できるといいのですが――あ、そうだ!」


 案内人が思い付いたのは、召喚魔法だった。


 リアムを帝国が発見していない、遠い惑星に送る。


 ただ、今の案内人にはそこまでの力がない。


 ではどうするか?


「この世界で異世界召喚をしている惑星に送り、時間を稼ぐとしましょう。その間に、こいつらのような連中をけしかければ――リアムの領地はボロボロ。ついでに、あいつの持つ錬金箱などを奪えば、きっと苦労することになる」


 案内人のプランは、自分にとって厄介なリアムを遠くへ追いやり、その間にバンフィールド家の力を削ぐことだった。


 リアムの財源となっている錬金箱や、惑星開発装置などを奪ってやる。


 そのためには、邪魔なリアムをどこかの惑星に飛ばせばいい。


 ただし、ここは魔法も存在する世界だ。


 召喚魔法を使った誘拐対策も考えられており、伯爵のリアムにはそのような対策が何重にもされている。


「異世界は無理でも、この宇宙にある発展していない惑星なら――そうだ、魔王的な存在がいる惑星に送り、リアムを倒させるのも――まぁ、無理か」


 魔王にリアムが倒せるなら、そもそも自分がここまで追い込まれていない。


 それに、リアムがいなくなれば当然のように伯爵家が捜すだろう。


 時間稼ぎさえしてくれればいいと、案内人は手頃な場所を探す。


 すると、一つ――魔王に苦しめられて、異世界召喚を行おうとしている惑星があった。


 一人の勇者が召喚されようとしている。


「ここだ! リアムさえいなければ、私はあいつの領地で好き勝手に行動できる! よし、召喚術に巻き込まれるようにしてリアムを追い出してやる!」


 案内人が部屋を出ていくと、そこには脱力したエルフの女王が椅子に座っていた。


「女王陛下!?」


 周囲のエルフたちが心配していると、女王は野心が消えたような顔をしていた。


 眉間の皺が取れ、穏やかな――いや、どこか冷めた顔をしている。


「やっぱり毒はないわ」


「そ、そうですよね! 世界樹を枯らせるにしても、エリクサーを搾り取らないと」


 安堵する周囲に向かい、エルフの女王は首を横に振る。


「それも面倒くさい」


「面倒くさい!? じょ、女王陛下、いったいどうされたのですか?」


「もう、安住の地を探そうと思うの。放浪の旅もいいけど、そろそろ落ち着いてゆっくりしたいの。あと、結婚したい」


 エルフたちが顔を見合わせると、それがいいかもという顔をする。


 何しろ、女王陛下も美しいとはいえ――年齢が年齢だ。


 そろそろ落ち着いて欲しいというのが、周囲の素直な意見だった。


 だが、一人だけ空気の読めない若いエルフがいた。


「それがいいかもしれませんね。女王陛下も、もう二百歳――」


「ふんっ!」


「かはっ!」


 立ち上がった女王は、口が滑った若いエルフの腹に拳を叩き込んだ。


「よし、とりあえず皆で住める惑星を探しましょう」


 案内人が復活するために、エルフたちの邪な気持ちを吸い込みすぎてしまい――何やら変な方向に話が進む。



 帝国首都星。


 そこでは皇太子であるカルヴァンという男がいた。


 リアムが担ぎ上げた第三皇子クレオと、後継者争いをしている男だ。


 圧倒的に不利な状況にあったクレオを担いだリアムにより、盤石とまで言われた皇太子のカルヴァンは劣勢にまで追い込まれていた。


 派閥に参加していた大勢の貴族たちが去り、残っているのは近しい者たちばかりになった。


 帝国内での影響力も落ちており、今ではクレオが次の皇帝になるとまで噂されていた。


 ――リアム一人のために、カルヴァンは皇太子の地位を失おうとしていた。


 だが、カルヴァンには秘策があった。


 会議室。


 並んだ貴族たちを前にして、カルヴァンは余裕のある笑みを浮かべる。


「派閥というのは大きくなればなるほど、統制を取れなくなる」


 かつて最大派閥だったカルヴァンは、それを良く理解していた。


 カルヴァンの派閥にも愚かな貴族たちが集まり、よく足を引っ張ってくれた。


 派閥が大きくなれば、それだけ問題も増える。


 そして、勝ち馬に乗ろうとする愚か者たちが、クレオの派閥に大勢集まりつつある。


 それを誘導したのは――カルヴァンだ。


 周囲にいる貴族たちも、カルヴァンの言いたいことを理解していた。


「リアムに派閥をまとめられるとは思えませんね」

「我々でも苦労したのだからな」

「勝手に動いて足を引っ張る馬鹿共が大勢いるからな」


 愚かな貴族たちが、黙っていてもリアムの足を引っ張る。


 いずれ、派閥をまとめられなくなるだろう。


 派閥をまとめてきたカルヴァンたちは、それを読んでいた。


「我々が動くのは、リアム君が身動きを取れなくなってからだ。それまでは、力を蓄えておこう」


 その時のために、今は雌伏(しふく)の時。


 カルヴァンたちの意見は、現状は手を出さずに静観するという意見でまとまっていた。



 最近ブライアンが五月蠅い。


 俺がくつろいでいるところに乗り込んできては、お世継ぎ問題を持ち出してくる。


 くつろいでいるため、俺の格好はラフなものだ。


「リアム様、いったいいつまでこの問題を棚上げにするおつもりですか!」


「うるせーよ! 俺のプライベートに軽々しく踏み込むな!」


「プライベートではありませんぞ! これはお家の一大事でございます!」


 ブライアンはバンフィールド家の未来を心配していた。


 俺から言わせてもらえれば、次の代のことなど知ったことではない。


 何がお世継ぎ問題だ。


 俺は――子供が嫌いなのだ。


「俺の下半身事情に関わるな。俺は好きなように行動すると決めている」


「ならば、人工授精でも構いません。いっそ、カプセルを使って跡取りを用意するのはいかがでしょうか?」


 カプセル――人工授精後、子供が赤ん坊になるまで育てる装置だ。


 これがあれば、女性の負担はとても軽くなる。


 俺もこの方法でこの世に転生してきた。


 今考えると、凄い話だな。


 愛がなくても子供は作れるし、負担も少ない。


 跡取り欲しさに、気軽に子供を用意することが出来るのだ。


 何とも軽々しくて反吐が出る。


「俺はカプセルが嫌いだ」


 ブライアンが俺の返事を聞いて、何やら申し訳なさそうな顔をしていた。


 きっと、俺がカプセルで産まれてきたことを気にしていると思ったのだろう。


 まったく気にしていないが、誤解を解くのが面倒なので黙っておく。


「――大変失礼いたしました。ですが、バンフィールド家にとっては重要な問題ですぞ。リアム様の家臣団は、リアム様個人に忠誠を誓っているのです。万が一にでも、リアム様がお命を落とすようなことがあれば、バンフィールド家がどうなるか分かりません」


「俺が死んだ後のことは心配するな。俺には関係ない」

「またそんなことを! そんな態度だから、せめてお世継ぎを、とお願いしているのです! リアム様が後継者を指名していただかねば、何かが起きては遅いのですぞ!」


「俺が死ぬって言いたいのか!」


「死んでもおかしくないことばかりが続いているではありませんか!」


 俺とブライアンが言い争っていると、すぐ横で天城が紅茶を用意していた。


 俺は受け取り、一口で飲み干してテーブルに置く。


 天城はすぐにおかわりを用意しながら、俺たちの会話に割り込んできた。


「ブライアン殿の心配はもっともだと思いますが?」


「いいか、天城。俺はまだ百歳にもなっていないんだぞ。後継者の指名なんて早すぎるだろ?」


 前世の感覚なら百歳と言えば長寿に聞こえるが、この世界では二十歳にもなっていないガキ扱いを受ける。


 成人はしているが、立派な社会人として認められていないということだ。


 前世感覚で説明するなら、十九歳くらいの若者が自分の後継者を指名するという何とも不思議な話である。


 ブライアンが、俺の認識を訂正してくる。


「貴族であればいつ命を落とすか分かりません。何事にも備えは必要ですぞ」


「あ~、分かったよ。いつか指名してやるよ」


「ですから、リアム様の実子でなければ家臣団が納得しないのです!」


 ティアやマリーをはじめ、俺の家臣団は俺個人に忠誠を誓っている。


 家――バンフィールド家ではないのがポイントだ。


 仮に俺がいなくなり、親戚がこの地位に座ってもあいつらはそれを認めない。


 せめて、俺の実子であるのが最低条件だ。


 だが、俺はそう簡単に死なない。


 何しろ、案内人という幸運の女神――女神? 違うな。まぁ、ラッキーな存在が俺を見守ってくれているのだ。


 どんな危機も乗り越えてきた。


 そもそも、今までに危機などなかった。


 俺の人生に障害などあり得ない。


 これまで、全てを問題なく突破してきた。


 不安などない。


「俺の下半身事情に軽々しく踏み込むな。それはそうと、子作りデモなんてした領民たちには罰が必要だと思わないか?」


 少し前、いや、今も。


 領内ではデモ活動が続いている。


 ちょっと前には民主化運動も起きていたが、それよりも問題は「子作りデモ」だ。


 これのせいで俺は、査問委員会の場で笑われたのだ。


 この屈辱は絶対に晴らす。


 天城が首をかしげている。――止めて、可愛すぎる。


「旦那様、デモの問題もお世継ぎが誕生すれば解決いたしますが?」


「俺に逆らった罰だ! 領民のくせに、俺に逆らうとか大罪だろうが!」


 ブライアンは、そんな俺に顔を近付けてきた。


「リアム様!」


「な、何だよ!?」


「この際なのでハッキリ申し上げます。いったいいつまで、ロゼッタ様に手をお出しにならないおつもりですか!」


 鋼の精神を持つ女――ロゼッタ。


 本当に俺好みのお嬢様だったのに、婚約した途端に俺を「ダーリン」と呼んだチョロい女だった。


 俺が求めたのは、あんな女じゃない。


 心から俺を憎み、抵抗する精神力の強い女だ。


 チョロい女とか手を出しても面白くない。


「いつ手を出すか? そんなの俺の自由だろうが」


「ロゼッタ様の覚悟は決まっているというのに、リアム様がヘタレて手を出せないから問題がこじれるのです。首都星に戻られる前に、何としてもお世継ぎを!」


「俺がヘタレみたいに言うな!」


 ブライアンを軽く突き飛ばして距離を作り、立ち上がった俺は憤慨する。


 俺がヘタレだと?


 それではまるで、俺がロゼッタを恐れているみたいじゃないか。


「俺がいつ、誰に手を出すかは俺が決める! ロゼッタなど、その他大勢の女の一人にしか過ぎないんだよ」


 そう、俺は将来的にハーレムを築く男だ。


 ハーレム――それは悪徳領主っぽい響きだ。


 美女を侍らせ、酒を飲み、悪事を働く悪徳領主に俺はなる!


 そんな俺の決意を前に、ブライアンが姿勢を正していた。


「リアム様――ゼロ人でございます」


「あ?」


「現在、リアム様のハーレムはゼロ人でございます。ハーレムを作ると言って半世紀以上の年月が過ぎているというのに、成果はゼロ! このブライアン、リアム様が本気でハーレムを築く意志があるのか(はなは)だ疑問でございます」


「ゼロ!? 天城もいるだろ! そ、それにロゼッタもいるし」


 天城をチラチラと見れば、首を横に振っていた。


「何度も申し上げているように、私はノーカウントでございます。また、ロゼッタ様お一人の場合、リアム様は単純に一人の女性しか側にいないことになり、ハーレムとは呼べません。あと、以前はロゼッタ様を加える気はない、と発言していましたが?」


 ロゼッタを加えても一人。


 それでも一人?


 俺は転生して百年近くが過ぎようとしているのに、未だにハーレムが出来ていなかった。


「お、俺は、それこそ美女を使い捨てのように――そ、そうだ! 毎日のように美女を抱いて、捨ててやる! 今から領内の美女を見繕いに行く!」


 二人の呆れた視線から逃げ出すために、領内の美女を集めに行こうとするとブライアンが目を見開いた。


「何と! それでは、毎日のように違う女性に手を出すと!?」


「あ、当たり前だ! すぐに集めるぞ。金ならある!」


 単純計算で、一年で三百六十五人。


 一度抱いたら捨てるとか、何という悪人だろう。


 そう思っていると、天城とブライアンがうなずき合っていた。


「少ないですが、これで問題は解決するかと」


「そうですな。毎日一人というのが少なすぎますが、現時点で側室候補が三万人を超えています。募集をかけ、選考すれば数十万人はすぐに集まるでしょう」


 ――え?


 ブライアンが微笑んでいる。


「毎日一人と考えても、三年で一千人を超える程度。ちょっと少ない気もしますが、何の問題もありませんな!」


 天城も同意していた。


「とりあえず、来年度からも一千人ずつを採用していけば数は確保できますね」


「たったそれだけの枠となれば、集まるのは精鋭揃い! このブライアンもようやく安心できますぞ。贅沢を言えば、一日に三人でもいいのですが」


「募集をかければそれでも応募が殺到しそうですね。下手をすれば数十億単位で希望者が現れます」


 ――しまった。


 俺は惑星をいくつも支配する伯爵であり、言ってしまえば億単位の領民たちの王なのだ。


 人を集めようと思えば、この程度の数はすぐに集まってしまう。


 むしろ「え、その程度でいいの?」みたいな雰囲気だ。


 ブライアンが額を拭っている。


「惑星一つを美女で満たせと言われるかと思い、悩んでいたのが馬鹿らしいですな」


 天城もぶっ飛んだ話をしていた。


「記録によれば、百億人の後宮を用意した貴族もいましたね。惑星一つを後宮にしたそうですよ」


「そこまでするのはどうかと思いますが、一年で三百人程度なら何の問題もありませんな! むしろ、枠が少ないと文句が出そうで、それが問題です」


 俺は選択を間違えた気がする。


 冷や汗が出てくるし、この世界を侮っていたことを後悔した。


「い、今の話はナシだ」


「え!?」


 ブライアンが驚いた顔をして動きを止めたので、俺は自分の美学を思い出した。


「俺のハーレムは、俺が選りすぐった美女だけを集めると決めている。そう、今思い出した。だから、今の話はナシ!」


 ブライアンが俺に抗議してくる。


「そう言って、今まで誰にも手を出してこなかったではありませんか!」


「う、五月蠅い! とにかく、俺は自分でハーレムを作るんだ!」


「だから、今までそれで成果がゼロ――リアム様!?」


 この場からどうにか逃げようと考えていると、俺の真下に魔法陣が出現した。


 インストールされた知識から、これが召喚系の魔法だと即座に理解する。


「どうして――」


 このような魔法への対策はしているはずなのだが、俺は魔法陣に吸い込まれていく。


 ブライアンが俺に駆け寄ってくるが間に合わない。


 天城も俺に手を伸ばしてくるが、間に合わず――俺は無理矢理召喚されてしまった。


 だが、この時の俺の心境は驚きではない。


 ――やったぜ、この状況から逃げられた。


若木ちゃん( ゜∀゜)「え、何々! 私がいなくて寂しいみたいな感想が多いじゃない! いや~、人気者は辛いわ~。……でもね」


若木ちゃん( ゜言゜)「あちし、他の植物系アイドルなんて絶対に許さない。世界樹なんて枯らしてやるわ」


ブライアン(´;ω;`)「なんと邪悪な植物でしょう。それよりも、リアム様が連れ去れて辛いです」

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― 新着の感想 ―
ここまでチキンなのは作者の都合でしょ。前世なんて関係ない、まだまだこのネタで引っ張るんですから。あとは、子供ができてしまうと周りの女性たちとの関係を物語的にまとめられないとか。
ヘタレ!ヘタレ!ヘタレ! 最初に読んで読むのをやめたの多分此処だわ... 色々言い訳して流石にヘタレ拗らせたガキに、面白いって思わなくなったな... ハーレムがどうとかもういいから、ロゼッタ位手を出せ…
主人公が子供を嫌う理由が分かりました。 それはきっと、死ぬ前に自分の娘が主人公のことを憎んでいるとおもっていたのただろうか。 でもここまでトラウマになると驚きます、そして悲しい。
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