表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「こんな異世界転生はイヤだ!」設定集  作者: 輪形月
世界全体に関わる事項
7/36

魔力

この世界における魔力(マナ)の定義

 実存する事物の有する、存在力の一部。

 つまり基本すべての森羅万象に宿るもの。


 総合魔力 事物に宿るすべての魔力。総合魔力=放出魔力+含有魔力。

 放出魔力 存在するものから発せられる力。イメージ的にはオーラ。身体が発生基点。魔術師が魔力量として把握してるのはこれ。

 含有魔力 存在するものの、その存在自体に関わる力。ボニーがアルボー水没を防ぐため、必死に絞り出して消滅寸前になるかと思ったのはこっち。


 野生動物、魔物は魔力を強さと解釈する。体外に放出される放出魔力は威圧、覇気などともイメージされる。

 つまり放出魔力が多くて、それを抑えるような訓練をしてない魔術師はそれだけでオラついてる感じに見える(笑)。


 魔力は物理的に影響を及ぼすことができる。魔力を注いで含有魔力を増やす、魔力を集中させるなど操作をすることで物理的に強度を増すことも可能。(魔術師の杖、魔物の身体など)

 気がついてないが魔力操作能力の爆上げをしたボニーとグラミィはもとより、アルガ、エミサリウス、クランク、トルクプッパあたりは、身体強化を維持した状態ならカシアスのおっちゃんあたりの現役騎士には、勝てないまでも負けないでいられる程度にはなっている。

 アロイスは瞬発力的に使っているので、総合的にはカシアスのおっちゃんと同程度か少し下ぐらいの近接戦闘能力だが、一瞬だけおっちゃんが気がついた時には死んでるレベルの速さと精度で動くという、実に暗殺に適した運用方法。


 魔力ナシ

 この世界の人間にとって、魔力量=魔術師が魔術を行使するのに使える魔力の量=放出魔力。

 ゆえに、放出魔力が規定よりも少ないため魔術師としては不適と見た子どもに対する魔術系統貴族の呼称。

 彼らにとっては遺伝的に発現して当然の能力が発現しないのだから、「できそこない」という侮蔑が入る。

 基本男性は飼い殺しか家の外へ放逐。女性はそれでも子どもを産めないわけではないので、子の器として家に囲い込む。

 イグニッサさんは、その家がたまさか余裕があって、政略結婚とか何も考えなくてよかったのと、ほかにたくさん子孫が見込めたのでルベウスさんとむすばれた。

 魔力ナシにも2パターンある。

 1 たまたま大病で、放出魔力を惜しんで含有魔力を少しでも流出させない身体になっていたアロイス

 =ちなみにほんとはすごく燃費がいい。一度に放出できる魔力はたしかに少ないが、含有魔力は魔術師並みに戻っている。それを身体面でうまく活用している。

 2 本質的に魔力が全体的に少ないから、放出魔力も少ないイグニッサさん。

 =含有魔力も少ないため、一般人よりも病弱傾向にある。

小ネタ:放出魔力の色形、イメージは植物。花言葉にひっかけるようになったのは後付け。

 ボニー&グラミィ 青から赤紫までの階調を示す曲線面

 (イメージは蒼薔薇。花言葉は「不可能」「存在しない」「夢 かなう」「奇跡」「神の祝福」)

 ルーチェットピラ魔術伯家(アーノセノウスさん、マールティウスくんなど)

  橙から黄色までの階調を示す中に、瑠璃色の直線

 (イメージは極楽鳥花。花言葉は「輝かしい未来」「万能」「寛容」「壮麗」「誠実」。「気取った恋」「恋する伊達者」というものもあるらしく。うーむ)

 トゥニトゥルスランシア公爵家 青緑色の直線状。

 (イメージはまっすぐなヒスイカズラ。花言葉は「わたしを忘れないで」)

 トゥルポールトリデンタム魔術辺境伯家 紫の触手状。

 (イメージはタッカ・カントリエリ。別名ブラックキャット、デビルフラワー。花言葉は「孤独な主張」「邪悪」)


 アルベルトゥス:白っぽい傘状

 (イメージは毒人参。花言葉は「あなたは私を死なせる」「死も惜しまず」)

 ウーゴ:ぼこっと膨れ上がった烏帽子状……というには曲線的な青紫の魔力の色形。

 (イメージはトリカブト。花言葉は「敵意」「あなたが私を殺した」)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ