クラーワ地方
多民族国家的な構成 民族というより氏族なわけだが。
小国同士の結びつきによって構成されているが、その中でも多種多様な氏族が共生しているために非常にややこしいことになっている。
特徴は排他的な気質と身内の団結力の強さ。国内氏族内でもけっこう争いが多く、しかも根が深い。復讐に復讐を重ねる気性のため、幻惑狐の氏族みたいに血を持って結びつける存在がなかったならば、きっととうの昔に四分五裂してた。周囲の国々に取り込まれてたかというと地理的条件のため、やや謎なところではあるが。
地勢
北に巨大な深い谷があり、そこが森精の闇森となって、クラーワ地方とランシア地方を隔てる暗森という大森林につながっている。
中腹というか低標高地域に、死の谷という火山性ガスを噴出している土地がある。その周辺は不毛の地。
南はウングラ山脈によってスクトゥム地方と分断。
最上部は天空の円環(聖棍の道)があり、クラーワヴェラーレのカルクスが通商路の重要拠点となっている。
最下部はイークト大湿原につながる。
イメージはチベットなみに乾燥したところのあるアルプスからドナウデルタを含む東ヨーロッパ全域。
なおイークト大湿原の西側には巨大な海があり、その向こうには砂漠が広がっており、人はほとんどいない、というのがスクトゥム帝国の認識。
風習
・額帯 所属する氏族と氏族における位置を示すもの ID機能を持ち、またアイデンティティそのものでもある。
クラーワの人間はどんなに衣服を変えようとも、人前で額の色鮮やかな織帯を外すことはまずない。
また他人が触れることを――それこそ夫婦にでもだ――許さない。
額の、という接頭語はつくが、互いに帯を解いて向かい合うというのが、男女が契りあうことを意味するくらい。
星屑入りを識別するさい、魔術陣に魔力を流す妨げになりうるか?




