ランシアインペトゥルス王国 ルンピートゥルアンサ副伯爵家(ボヌスヴェルトゥム辺境伯寄子)
いわゆる悪役のお家ですな。
ボニーたちに関わったキャラの不幸は五分の四ぐらいこいつらが生産しているというね。
ルンピートゥルアンサ副伯爵家 ルンピートゥルアンサ副伯爵位を受けた家。
現在はアウァールスクラッスス一族が受け継いでいる。
アロイシウス・アウァールスクラッスス
アロイスの人生を歪めた元凶その2。(ちなみに元凶その1はアロイスの実父)
金髪碧眼。だがプルモー伯母(実は実母)に甘やかされまくったために、自分を美形で何でもできる理想の騎士と思い込む。結果超オレサマな好色傲慢デブに変化。
リアルオーク。
頭も自己評価に比べてまったくよろしくないため、アロイスの挑発にあっさりとのっかり、処刑ルートを爆走。死亡。
プルモー・フェロウィクトーリア
アダマスピカ副伯爵家当主(当時)ルベウスに後妻として嫁ぐも、その前にろくでもない経緯でアロイシウスを出産し、姉に引き取ってもらっている。
アダマスピカ副伯爵家に腰を落ち着けたところでアロイシウスを騎士修業の名目で引き取り、めためたのでろでろに甘やかす一方で、コッシニアさんとくっつけようと企むも、「既成事実さえ作っちゃえばおk」的な考えを開陳したためルベウスさん激怒。
ルベウスさんは、アロイシウスが実の子ということも調べて知っていたために、うっすら冷え込んでた夫婦仲は完全に絶対零度状態に。
慌ててルベウスさんを毒殺するが、ボヌスヴェルトゥム辺境伯家に家宰として務めていたルーフスくんが帰還し副伯爵家を継ぐ。
ますますアロイシウスを手元に置いておく根拠がなくなるため、男性の後継者をすべて毒殺し、コッシニアさんとアロイシウスを結婚させ、アダマスピカ副伯爵家を乗っ取ろうと画策するもコッシニアさん行方不明に。
無理に無理を重ねてアロイシウスにアダマスピカ副伯爵位を与えようと足掻いていたが、全部ずさんだったために暴露され、貴族としての身分を剥奪されてからの死亡というざまあルートをたどる。
コークレア・アウァールスクラッスス
ルンピートゥルアンサ副伯爵家現当主。結婚後夫は詳細不明な不慮の死を遂げている。
以後当主として思うがままの采配を振るっていた。
アロイシウスの養母。プルモーに毒を渡し、アロイシウスがスポイルされていくの看過していたのは二人をただの駒扱いしていたため。
国への忠誠心も寄親たるボヌスヴェルトゥム辺境伯家への恩義も感じない、だめな貴族以上にだめな、いわゆる人でなし。
気位が高く、自分の欲望のままに動くため、裏稼業の男たちの話にも、スクトゥム帝国の誘いにもあっさり飛びつく。
アロイシウスとプルモーの供述から、御領主様たちを殺した毒の入手先を知ったアロイスは……そりゃもうただでは殺さないほど憎んでいます。
そんなわけで、情報をいろんな手段でぎゅうぎゅうに絞りきりました。
その後、タクススさんが毒杯を与えました。
アウァールスクラッスス一族の寄子
シンセウルス(家名未定)
骨っ子がいきなり捕縛するというひどい目に遭わせた門番さん。
元ルンピートゥルアンサ副伯爵家騎士隊長。
保護しようとしたボヌスヴェルトゥム辺境伯家のアウデーンスさんの誘いを断り、部下を避難させたせいで降格をくらった人。
アロイスと良い勝負ができるパワーファイターらしい。
小ネタ
・ルンピートゥルアンサ=折れ柄
・アウァールスクラッスス=強欲で傲慢
・アロイシウス=有名 どっちかっつーと悪名の方が正しい気が……
・プルモー=海月
・コークレア=巻き貝
海月も巻き貝の一種も毒があるんですよねぇ……。人があっさり死ぬレベルの。
(追記)
・シンセウルス=誠実