ランシアインペトゥス王国 ヴィーア騎士団第一分隊カシアス小隊
第一部が長くなってきたので分割しました。
騎士隊
正式名称はけっこう長い。
遊撃隊的な扱いで王国内を巡視、移動する司法権と警察権持ち。
巡回王宮とか巡検使などのイメージ。
基本動くときには十人単位の小隊規模の少数精鋭。
主武器は剣と槍。
ちなみにランシア街道方面は他地方からの防護の要であるため、結構なエリート職。
もちろん各地方に駐留している騎士団もいる。
カシアス騎士隊長
がちむちなおっさん。
騎士隊にも珍しいほどの剣の達人。
腹芸ができる程度には大人で、骨っ子を短時間で許容できる程度には思考も柔軟な人。
能力の高さゆえに苦労人。
たまたまランシア街道方面の巡視に出る直前に、墜ちた星の探査任務を命じられた。
黒褐色の髪に緑色の眼、日焼けしてもとの色がわからない肌。
一人称は目上にはそれがし、それ以外では俺。
任務上それがしということの方が多いか。
作者の脳内ではなぜか黒っぽいジャーマンシェパードとか、狼系の黒っぽいわんこに変形する。
得意武器は長剣。
閑話設定
郷士だった父親の代から騎士になったほぼ平民。強くなるためにひたすら黙々と少年時代から鍛錬してきた努力家。
正直アロイスのことは最初ウザいと思っていたのに、強くなりたいという望みのまま行動を暴走させてほんのり友情が芽生える。
騎士号を授けてくれたアダマスピカ副伯ルベトゥスを今でも『御領主様』と呼んで敬慕の念を持ち続けている。
第三章設定
いろいろあってルクスラーミナ準男爵位を受ける。
姓は現在不定。婿入りしそうだし。
御領主様の長女コッシニアさんといい中に。もげろ。
ギリアムくん
カシアス騎士隊長の元小姓から元従士。ようやく騎士になったばかり。
金褐色の髪に藍色の眼、よく日焼けした肌。
作者の脳内ではなぜか一歳半ぐらいのゴールデンレトリバーによく化けている。しっぽぶんぶんキャラ。
エドワルドくん
ギリアムくんのちょっぴり先輩。
茶褐色の髪に同色の目。
カシアスのおっちゃんに心酔しているので、ボニーとグラミィもしぶしぶ受け入れてた。
が、道中騎士団の面々に本気で怖がられて、こっそりしょんぼりしているボニーを見てしまったので、ほんのり警戒が解けつつある。
「騎士は全て人任せにしてはならん、馬も、武器も、鎧もだ」というカシアスのおっちゃんの言葉を都合よく解釈して、ひたすら馬のお世話をしたくてたまらんくらいには馬が好き。
なので、リアルに野次馬化してボニーに興味津々な馬たちの反応には首をかしげている。というかうらやまけしからんと思っている。
ブラッシングテクは騎士隊一。
どっちかというとやっぱりわんこ系キャラ。
エンリクスさん(エンリクス・エデルサリッサ)
カシアスのおっちゃんに次ぐ年長者。副長。
白金髪に蒼氷色の目。
カシアスのおっちゃんの抑えと思われがちだが、フットワークが軽くおっちゃんの意を汲んで動くことも多い。
一部偽名。じつは某伯爵家の出身。だが本人はあまりその身分に執着していない。
モートンくん
騎士隊の中では年少組。
砂色の髪と目。
夜中にボニーに起こされて悲鳴を上げたクチ。
ギリアムくんと仲が良かったので、わりと最初からボニーとグラミィには好意的。
「でも、夜中に起こされるとやっぱり怖い…」
・エデルサリッサ 高貴なる矛