骨っ子とそのゆかいななかまたち
骨っ子
仮称ボニー。生死年齢不明。
外見スケルトン仕上げの一応主人公。
一人称はあたし。
民俗・歴史に関する知識を持つ。
象に乗ったことがあるらしい。
なぜか馬にも乗れる。
婆っ子
仮称グラミィ。
中身JK外見婆という、逆ロリババア。萌えないゴミとは言わないで。
一応主人公その2。
総白髪に灰色の眼、ミルクティっぽい色の肌。
一人称はあたし。
おおむね骨っ子にくっついて動いている。
現在大魔術師ヘイゼル様詐称中。
なぜか二人の放出魔力の形は蒼薔薇に似ている。これは生前のシルウェステル・ランシピウスも同じ。
ヴィーリ
真名はヴィーリディステラ。森精。
ラームス
ボニーがヴィーリからもらった枝に寄生された後、付けた名前。ラテン語で『枝』の意味。
混沌録端末。
魔術士隊
ローブ集団。
少数精鋭風味だが、身分を鼻にかける人間が多いため、騎士隊からの評判はあまりよくない。
ベネティアス魔術士隊長
「ローブB」「ベネットねいさん」
黒髪碧眼、きつい印象の美人さん。
……のはずだったんだけどなあ……。
ボニーに丸坊主にされました。
けっこう自分のことでまだいっぱいいっぱいなところがあるので、周囲に目が向かない。
木の上に登ったらはしごを外されて降りられなくなった子猫一号。
19話にて、ようやくボニーが首根っこつかんで捕獲。
上昇志向強し。魔術師としても向上心に富んでいる。
アレクサンダー(アレク)
ベネットねいさんの血縁者。
黒髪黒瞳、目つきは悪い。
子猫二号。
こちらも19話で、ようやくボニーが捕獲完了。
ベネットねいさん大切な子。
サージ
プラチナブロンドなりそこないの灰褐色の髪、緑色の瞳。
スペルブクラッスス魔術男爵家三男。魔力はあまりないが箔つけのために魔術士隊に入れられた。
上を嫉みつつへつらい、下を蔑む、悪い意味での貴族的精神の持ち主。
ちなみにラテン語由来で「召使」を意味する名前なのは作者の嫌がらせである。
家名も「傲慢な」と「肥満体」という意味の言葉を適当にくっつけてみた。
そしてボニーに丸坊主にされた第二号。
能力主義を憎み女性を蔑むという愚か者。よく魔術士隊が受け入れたなー……。
エレオノーラ
金髪碧眼、エクシペデンサ魔術副伯爵家のお嬢様。
といいつつも庶子(長女)。
階級意識が強いため魔術士団の中では浮いている。サージとくっつかなかったのは好みのタイプでもない上に、自分より階級的に下だから、のようだ。
ちなみに、ケーシラウス家は宮廷魔術士団の中堅職を代々務める宮廷貴族。だが貧乏。
平民をねぎらう発想がなく、舐められないように貴族同士で張り合おうとする性格が形成されたのはその家のせいでもある。
ドルシッラ
栗色の髪と眼、エクシペデンサ魔術副伯爵家のお嬢様であるエレオノーラの乳姉妹兼傍仕え。
血縁的には母方の従姉妹にあたる。
裕福な商家に育っているため、貧しい平民出のベネットねいさんたちをナチュラルに見下す傾向がある。
じつはエレオノーラより魔力量が多い。つーことは単体の魔術師としては将来性がエレオノーラよりあるということに。
蒼薔薇の花言葉「不可能」→「夢かなう、奇跡」